JTBは2月1日、トヨタ自動車、トヨタ紡織、NTTドコモと共同で愛・地球博記念公園(愛知県長久手市、通称・モリコロパーク)において5G(第5世代移動通信システム)やXR(VR、AR、MRなどの総称)、AI(Artificial Intelligence:人工知能)を活用した、車室内でエンターテインメントコンテンツやオンラインツアーが楽しめる「新しい移動体験」の実証実験を開始すると発表した。

JTBは今回の実証にあたり、観光領域におけるデジタル活用や新たな顧客体験価値の創造に向けて広島県福山市や鞆の浦観光情報センターと協議を重ねてきたという。同実証では広島県・鞆の浦の観光ガイドと愛知県の車室空間コンセプト「SQUAL(スクォール)」をつなぎ、相互通信を活用しながらリアルタイムなオンラインツアーを提供する。

  • 「SQUAL」のイメージ

実証実験では、移動車両内での複数人同時エンターテインメント体験の提供を実施する。例えば、ライドアトラクション用バス「MOOX(ムークス) on FCバス」では、立体音響やXR技術による新しい車室空間を提供し、複数人が同一のインタラクティブなコンテンツを体験しながら移動する実証に取り組む。

一方で、「SQUAL」では鞆の浦と愛・地球博記念公園の離れた観光地を5Gで接続し、車両内に設置されている3面ディスプレイを用いて臨場感と没入感のあるオンラインツアーを実施する。

  • オンラインツアー撮影の様子