2022年の年頭にあたり、IIJは年頭所感として、以下を発表した。

新年明けましておめでとうございます。

IIJは今年の12月に30周年を迎えます。創業当初から予測していた通り、今や すべてのものがインターネットにつながり、すべてのものがインターネットの上 に構築される時代になってきました。そこでやりとりされるデータの質・量は、 社会や企業の成長を左右するほど重要なものになっています。

そして、IIJはまさにこのような社会を実現するために作られたインターネット の会社であります。

世の中の変化が加速するなか、私たちには、この時代の要請にきちんと応えるべ く、社会のニーズを的確に捉え、それに最適なサービスを開発・提供し、運用し 続ける責務があります。 高品質なインターネット接続サービスを基本として、昨年第3世代のIaaSをリリ ースしたクラウドサービス、個人向け・法人向けの各種モバイルサービス、それ らの安全な利活用に欠かせないセキュリティサービスなど、これまでの蓄積を糧 に更なる事業領域の拡大を図ってまいります。

IT利活用ニーズの高まりは今後も継続し、加速していくことが予想されます。そ れを支えるためにも、私たちは次の30年もインターネットの技術分野でイニシア ティブを執り続け、真摯かつ情熱的な気持ちで事業を発展させていく所存です。 これからも先進的な技術開発と信頼性の高いサービスの提供を通じて、国全体の IT化の促進に少しでも貢献できるよう努めてまいります。