SCSKとインターネットマルチフィード(マルチフィールド)は、netXDC(ネットエックスディーシー)印西キャンパス(千葉県印西市)に、マルチフィードが運営するインターネットエクスチェンジ(IX)サービス「JPNAP東京サービス」の接続ポイントを2022年4月に開設すると発表した。

JPNAPは、大容量インターネットトラフィックの通信を実現するためのIXサービス。JPNAPの利用により、JPNAPに接続している国内外のクラウド・コンテンツ事業者、インターネット接続事業者とのトラフィック交換を低コストで実現するとしている。

今回、netXDC印西キャンパス内にJPNAP東京サービスの接続ポイントを設置することで、サービス利用者は都心までのアクセス設備を準備することなく、JPNAP東京サービスを利用できるようになる。

なお、SCSKの印西キャンパス内にあるNECの印西データセンターからもJPNAPによるIX接続サービスを利用することができる。2021年7月から、SCSKとNECは、データセンター事業における協業を開始している。両社のサービスやソリューションだけでなく、共同で誘致したパートナーとの接続サービスに関して共通化を図り、それぞれのデータセンターサービスとして提供している。

SCSKは今後も、エコシステムパートナーの拡充を図り、同キャンパスをハブとした接続性・利便性の高いデータセンターサービスを提供していくことを目指す。