日立ソリューションズは11月16日、米国Snowflakeの日本法人と販売代理店契約を締結し、クラウド型データプラットフォーム「Snowflake」を11月17日から提供開始すると発表した。

Snowflakeは、マルチクラウドで提供されるデータウェアハウスサービス(DWH)で、企業内に分散するデータを一元的に集約・管理する。データを処理するコンピューティングリソースとデータを蓄積するストレージを完全に分離したアーキテクチャを採用しており、利用規模や負荷に応じてCPU、メモリ、ディスクなどのリソースを柔軟に拡張するオートスケール機能により、高速処理を実現する。

また、「Snowflake」は従量課金制のためスモールスタートが可能であり、自動停止と自動起動によってコストを最適化できる。

  • クラウド型データプラットフォーム「Snowflake」の概要

日立ソリューションズは、データ活用における課題整理からロードマップの策定、DWHなどのデータ管理基盤の導入、AIを活用した高度なデータ分析、ダッシュボードによるデータの可視化、各種教育まで、企業のデータドリブン経営を強力に支援する「BIコンシェルジェサービス」を提供する。今回、同サービスに、より柔軟な運用や課金体系を実現したSnowflakeをラインアップに追加する。