フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は7月6日、「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|VISA カードをかたるフィッシング (2021/07/06)」において、VISAカードを偽装したフィッシングの報告を受けていると伝えた。メールには次のような件名が使われているとされおり注意が必要(ただし、下記以外の件名が使われている可能性もある)。

  • 【重要なお知らせ】VISAカードの利用確認

報告されている詳細内容は次のとおり。

  • カードの利用が制限されており、利用確認が必要という旨のメールが送られてくる。回答しない場合は利用制限が継続されるという脅し文句がつけられている。
  • 記載されたリンクにアクセスすると、カード情報やパスワードなどの入力を求める偽のサイトに誘導される。
  • VISA カードをかたるフィッシング (2021/07/06)

    VISA カードをかたるフィッシング (2021/07/06)

フィッシング詐欺に使われているWebサイトは正式なWebサイトの内容をコピーして作成されることが多く、一見しただけで判別することがきわめて難しいという特徴がある。普段使っているサービスを利用する場合、メールやSMSに含まれているリンクからたどるのではなく、スマートフォンの公式アプリやWebブラウザに登録したブックマークなどからアクセスすることが推奨されている。