キヤノンは6月18日、同社のクラウド型MFP機能拡張プラットフォーム「uniFLOW Online」を介して、オフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCE DX」シリーズと、オービックビジネスコンサルタント(OBC)の財務会計システム「勘定奉行クラウド」の連携を開始すると発表した。

  • 「imageRUNNER ADVANCE DX」と「勘定奉行クラウド」の連携が開始

「imageRUNNER ADVANCE DX」シリーズに搭載されたスキャナーは、ADF(自動原稿送り装置)に通紙できない、小サイズの領収書などを最大10枚まで一括スキャンが可能。スキャンした複数の領収書から、クラウド型MFP機能拡張プラットフォームを介して、金額や日付を高精度のOCR(光学文字認識)で抽出し、「勘定奉行クラウド」へ自動入力することができるようになったという。

同サービスでは、領収書に記された支払先の電話番号を読み取ることで、データベースと照らし合わせて企業名に変換できる。履歴にある支払先は、仕分け情報も併せて自動入力されるため転記の負担が軽減されるとのこと。同社は同サービスを通じて、会計処理業務における利用者のさらなる負担軽減に取り組むとしている。