北海道石狩市は3月15日、NTTネクシアと連携し、市民の利便性向上と行政運営の効率化を図るため、同日からチャットボットを活用した市民からの問い合わせに関する運用を開始したことを発表した。

  • システム全体図

    システム全体図

これにより、LINEおよびWEB上でチャットボットを活用し、「住民票や戸籍の手続き」や「ごみの分別案内」、「市民からの市道の破損状況通報」に24時間365日対応可能になるという。

さらには、市内の新型コロナワクチン接種に関する情報をお知らせするなど、市民が知りたい情報を迅速に届けるオンライン市役所化を目指すとしている。

  • 画面イメージ

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利用メニューとして、住民票や戸籍、印鑑登録証明書を取得する方法、マイナンバーカードの申請方法などを確認できる「住民・戸籍窓口」、捨てたいごみの名称から分別方法を確認できる「ごみの分別案内」、市道の破損などの情報を通報できる「道路通報(4月1日から運用開始)」、新型コロナウイルスのワクチン接種情報を確認できる「新型コロナワクチン情報」などを用意する。

そのほか、“話して”や“地名”などを入力すると簡単な雑談にも対応するほか、石狩市に関連するクイズの出題やおすすめの観光情報をお知らせするなど、気軽に楽しめるコンテンツが用意されるということだ。

同サービスは「LINE」と「石狩市ホームページ(WEB)」から利用でき、LINEの場合は石狩市公式アカウント『石狩市』の「友だち登録」する。石狩市ホームページ(WEB)の場合は、ページ右下に表示されるバナーから進む。