セイコーソリューションズは10月23日、有期雇用契約の電子管理クラウドサービス「かんたん雇用契約 for クラウド」の提供を2020年11月1日より開始すると発表した。これに先立ち、1カ月無償で利用可能なトライアル版を10月26日より提供を開始する。

  • 「かんたん雇用契約 for クラウド」のサービス概要

同サービスは、同社が、これまで飲食・流通・小売業界向けにカスタマイズ対応で導入してきた「かんたん雇用契約」を、業界や企業規模を問わず利用できるよう標準化して提供するサービス。入力チェックやポップアップ、契約更新アラートやワークフローなど雇用契約手続きに特化しており、契約情報の記入漏れや入力ミスの軽減につながるとしている。

同社が提供するタイムスタンプ機能により、労働条件通知書などの文書や申込内容の非改ざん性を担保するとともに、スマートフォンやタブレット、PCから必要情報を入力することにより、オンラインでの契約手続きを行うことが可能だ。タイムスタンプは、日本データ通信協会のタイムビジネス信頼・安心認定制度の認定を受けた事業者として提供する。

同サービスにより、紙の保管場所を削除し、ペーパーレス化、脱ハンコ、業務の電子化が実現できるとしている。なお利用料金は、月々2万円からとなっている(税別)。