NECは、アサヒ飲料とともに防犯カメラの設置を検討している自治体や小売り、デベロッパー向けにクラウド型カメラ付自動販売機「まちを見守る自販機」を共同開発した。

  • まちを見守る自販機

アサヒ飲料は9月より第一弾として、神奈川県横須賀市のどぶ板通り商店街に1台設置する。

「まちを見守る自販機」は、通常の自動販売機に小型カメラを搭載し、付属の通信機器により映像をクラウド上へ自動的に保管できる仕組みを採用。従来、防犯カメラを設置するには、機器選定や設置手配などの手続き、また、設置後のメンテナンスや有事の際の警察への映像提供といった映像管理が手間となっていたが、「まちを見守る自販機」は、これら手間のかかる手続きや映像管理が不要。

なお、自動販売機の設置にあたっては、上部および正面にカメラ付自動販売機であることが分かる告知ボードを設置するという。

アサヒ飲料は、2020年末までに60台設置を目指す。