日立製作所(以下、日立)は1月28日、アジャイルソフトウェア開発(以下、アジャイル開発)の専用スペースの提供や技術支援、体制整備などトータルでサポートする「アジャイル開発コンサルティングサービス」を、2月1日から提供開始することを発表した。

  • アジャイル開発風景 (日立オープンラボ横浜)

    アジャイル開発風景 (日立オープンラボ横浜)

同サービスは、アジャイル開発を検討する顧客に対し、セミオーダーメイドのプロジェクトルームと開発環境を提供するほか、日立の専門技術者によるコーチングや、システム開発に関する社内規約の整備・標準化を支援し、短期間でのアジャイル開発の導入からプロジェクトへの定着化までをサポートするもの。

アジャイル開発を行うために必要となるプロジェクトルームと、日立の開発要員をセットで提供する「協創空間提供サービス」、 認定スクラムマスター(CSM)資格保持者をはじめとする日立の技術者が、顧客のアジャイル開発導入および定着を支援する「コーチングサービス」、個々のプロジェクト向けに最適な開発方法論を提案するほか、ITシステム全般に関わる社内規約の整備や標準化に向けた取り組みを支援する「メソドロジーコンサルティングサービス」──という3メニューから構成されている。

同サービスの価格は個別見積もりで、提供開始時期は2月1日が予定されている。

なお、同社は今後、グローバル対応など同サービスを強化し、LumadaのデジタルソリューションやAIなど最先端のデジタル技術と組み合わせながら、顧客との協創や新たなビジネス創出の加速を図っていくとしている。