ネオジャパンは1月15日、外部APIによるチャットボットの制御や外部システムからのメッセージ通知など、外部システムとの連携を強化したビジネスチャット「ChatLuck(チャットラック)」バージョン3.5を提供開始した。

新バージョンでは、チャットボット対応、またメッセージ通知対応は、ユーザー同士の繋がりに加え、システムやAIとユーザーを繋ぐ新しい社内コミュニケーションの基盤を作り上げることを可能にした。

チャットボットを作成し、外部のボットプログラムからWeb APIを介してチャットボットの制御を行え、コンタクトやルームにチャットボットを追加することで、顧客・ユーザー対応の自動化や、各種システムに対して行う定型処理の自動化・効率化を実現できるという。

  • チャットボット利用画面

また、管理者設定に新設された「チャットボット管理」メニューから、チャットボットを作成・管理でき、チャットボットそれぞれに顔写真やカバー写真、URL等を設定できるほか、ルーム・コンタクトに1ユーザーとして追加するか否かを設定できる。

  • 「チャットボット管理」画面

さらに、チャットボット制御のためのプログラム(ボットプログラム)からChatLuck環境に公開されているチャットボットAPI(Web API)を呼び出すことで、チャットボットを外部から制御できる。

その他、システム通知APIを介して、Webの問い合わせフォームや監視システムなど、外部システムからユーザー・ルームに対してチャット通知を行うことができるようになり、既存のメール通知を本通知に代替することで、メールの削減と情報共有の即時化・効率化を実現できるという。

  • 「チャットボット管理」画面

価格(税別)は、クラウド版が1ユーザー月額300円、パッケージ版(ルームライセンス)が10ルームまでで150,000円。