さくらインターネットは3月27日、さくらのクラウドの新機能として、指定したクラウドサーバ専用の管理画面を管理者が提供できる「シングルサーバコントロールパネル」を公開した。

  • 「シングルサーバコントロールパネル」の概要

    「シングルサーバコントロールパネル」の概要

シングルサーバコントロールパネルは、複数台あるクラウドサーバのうち、1台だけを操作できるコントロールパネル。シングルサーバコントロールパネルを利用する作業者は、管理者が指定したクラウドサーバ1台の電源操作およびコンソール操作のみが行えるという。

  • 「シングルサーバコントロールパネル」のイメージ

    「シングルサーバコントロールパネル」のイメージ

社内のシステムやネットワーク全体は見せずに対象のクラウドサーバの構築や保守のみ外部業者に委託したい、大学の演習用として学生にクラウドサーバを個々に渡すときに他の学生のクラウドサーバまで操作できないようにしたいなどの場合に、同機能を活用できる。

これまで利用範囲を制限したい場合、ユーザーアカウントを分ける必要があったが、同機能により手間を省き、クラウドサーバを操作するための必要最低限の機能を備えたコントロールパネルの提供を可能としている。料金は無料。