fossBytesに3月29日(米国時間)に掲載された記事「Oracle Linux 6.9 Released With New Features|Download Here」が、Oracle Linux 6系の最新版となる「Oracle Linux 6.9」の公開を伝えた。このバージョンはRed Hat Enterprise Linux 6.9をベースとしているが、Oracle Linux 6系はこのバージョンが最後のリリースになる見通し。
「Oracle Linux 6.9」における主な注目点は次のとおり。
- Unbreakable Enterprise Kernel (UEK) Release 4 x86-64版
- Unbreakable Enterprise Kernel (UEK) Release 2 i386版
- Red Hat Compatible Kernel x86-64版
- Red Hat Compatible Kernel i386版
- Transport Layer Security (TLS) 1.2のサポート
- cpuidユーティリティの追加
- Active Directory向けSSSDサポートの改善
- Hyper-Vゲストサポートの向上
Red Hat Enterprise LinuxおよびOracle Linuxの6系は、バージョン6.9が最後のリリースになると見られている。サポートが提供されている間により新たなバージョンまたはほかのサポートが提供されているオペレーティングシステムへ移行することが望まれる。