NHN テコラスは10月13日、NTT東日本が提供するフレッツ光回線からAmazon web service(AWS)などのパブリック・クラウドへの閉域接続を可能にする「クラウドゲートウェイソリューション」を提供開始した。価格は月額4万5000円(税別)から。提供エリアは、NTT東日本のサービスエリアである17都道県。

接続イメージ

新ソリューションは、NTT東日本の「フレッツ光ネクスト」または「フレッツ光ライト/フレッツ光ライトプラス」に加入している企業、またはこれから加入する企業に対し、簡易かつ低コストでAWSなどの主要クラウドへの大容量・閉域接続環境を提供するというもの。既存または新規加入のフレッツ光回線があれば、申し込みから最短10営業日で提供を可能としている。

第1弾として、AWSを対象にフレッツ回線の閉域接続サービスを提供する。同サービスは、NTT東日本のフレッツ網がカバーする関東・甲信越・東北・北海道の17都道県の企業を対象に、AWS東京リージョンまでの閉域接続の利用を可能にする。

ユーザー企業は同ソリューションの利用により、従来と比較して低コストかつ短期間に、AWSとの大容量・閉域接続環境の利用が可能となり、Active Directoryなどの認証システムの集約やデータ・バックアップでの利用、閉域性が求められるIoTデータや医用動画・画像などセキュアな環境での共有・転送を実現できるという。なお、そのほかのクラウド・サービスとの接続は順次対応を予定している。