Netcraft - Internet Research, Anti-Phishing and PCI Security Services

インターネットサービス企業のNetcraftは11月16日(英国時間)、「November 2015 Web Server Survey|Netcraft」において2015年11月のWebサーバ調査結果を公開した。2015年11月は902,997,800サイト/5,539,129サーバ(web-facing computers)が調査対象とされている。調査対象は先月と比較して2470万サイト/4万7200サーバ増加している。

2015年11月は3100万サイト増加したApacheがシェアを増やした。このところApacheは増減を繰り返しているが、今月は過去の伸びと比較しても突出した増加を見せている。一方、Microsoft IISは大きくシェアを減らした。ApacheとMicrosoft IISはシェアが逆転した時期があったが、現在ではApacheのほうがシェアが多い状況が続いている。

Apache増加の影響でnginxはシェアはほとんど変わらなかったが、それでもアクティブサイトではnginxのみがシェアを増加させた。シェア全体で見ると、Apacheが強いシェアを確保しているが、アクセス数が多いサイトは着実にnginxへの移行を進めている様子が表れている。