オフィスおかんは3月26日、世界の食料問題の解決に取り組むNPO法人TABLE FOR TWO International(TFT)と連携し、同社が運営する社食を設備投資なしで簡易的に導入できるサービス「オフィスおかん」の食事を通じて寄付ができる「CSR支援プログラム supported by TABLE FOR TWO」を4月より開始すると発表した。

これにより、中小・ベンチャー企業でもCSR(企業の社会的責任を果たす)活動に気軽に参加することが可能になる。

TFTとおかんの連携

「オフィスおかん」は、導入企業のオフィスに冷蔵庫・専用ボックスを設置し、1ヶ月保存できる健康的な惣菜・ご飯・スープを常備する簡単社食サービスで、導入企業の従業員は、「鯖の味噌煮」や「玄米ごはん」など、無添加・無加調の健康的な食事を1品100円から24時間購入できる。

「CSR支援プログラム supported by TABLE FOR TWO」に賛同した企業内に設置した全商品が寄付対象商品となり、1品購入につき5円がTFTを通じてアフリカとアジアの子ども達の学校給食のために寄付される。オフィスおかんでは1回の食事で4品購入する人が多く、4品で寄付金額が給食1食分にあたる20円となり、1回の食事につき1食の給食をプレゼントすることとなる。

オフィスおかんは3月時点で、サービス提供可能地域は東京都23区となっており、うち15区の約100社でサービス提供中。導入企業のいない北部地域については、駅から離れた大規模工場を所有する企業からの相談を受けるなど需要が高く、今後近隣に飲食店のない北部地域での導入が見込まれている。