米Box Inc.(Box)は、シスコの企業向けコラボレーションアプリ「Project Squared」のコンテンツ・コラボレーションを促進するため、シスコとBoxの製品統合に関する提携を発表した。

「Project Squared」Webサイト

このアプリは、チーム間での仕事のあり方を再定義するため、シスコが新たに発表したビジネスコラボレーション・アプリ。今回、シスコとBoxが協業して、企業のチーム間のコミュニケーションとコラボレーションをより簡単かつ迅速にすることで、グローバル企業の生産性を加速させる。

統合により、Boxを自社のセキュアな企業向けコンテンツ・コラボレーションソリューションとして標準化しているセキュリティを重視するIT組織にも利益をもたらすという。エンドツーエンドのコンテンツ暗号化をサポートする新しい次世代プラットフォーム「Cisco Collaboration Cloud」上に構築される。

また、従業員にとって最も重要な人、プロジェクト、アイディアなどに常につながり続けることを容易にし、ユーザーは、アプリのチームルーム内で、メッセージ掲示、コンテンツ共有、バーチャルかつオープンな空間でのビデオ通話が様々なデバイス、あらゆる場所で利用できるようになるという。

シスコは、「Box View」と「Box Content API」を活用することで、ユーザーの最も重要な情報とのシームレスな統合を提供し、Boxフォルダ上のコンテンツは、「Project Squared」ルームで、ダウンロードすることなく、メッセージと共に、ただちに閲覧が可能となる。

さらに、iPhone、iPad、Androidデバイス上のユーザーは、Boxアカウントから直接「Project Squared」ルームへ簡単にコンテンツがシェアできる。