東芝は12月10日、エンタープライズ向けSSDのラインアップに、読み出し用途に特化したSATAインタフェース採用のモデル「HK3Rシリーズ」を追加し、12月末にサンプル出荷を開始すると発表した。

「HK3Rシリーズ」

今回発表された「HK3Rシリーズ」は、「THNSNJ480PCS3」、「THNSNJ240PCS3」、「THNSNJ120PCS3」の3種で、特徴として、最大480GBの容量を持つ6Gbit/sのSATAインタフェースのEnterprise Read Intensive SSDで、1日あたりのデータ書き換え容量の上限(DWPD:一日あたりのデータ書き換え容量の上限)がドライブ容量の1倍となっている。

同社では、エンタープライズ向けSSDのラインナップに、既存のSASインタフェースの製品に加え、今回SATAインタフェースの製品を追加することにより、ユーザーが用途によって製品を使い分けることができ、最適なシステム設計が可能になるとしている

新製品の主な概要として、記憶容量は「THNSNJ480PCS3」が480GB、「THNSNJ240PCS3」が240GB、「THNSNJ120PCS3」が120GB、NANDタイプはいずれも19nm MLC、外形寸法はいずれもW69.85×D100.0×H7.0mm、DWPDはいずれも1倍。