キヤノンは9月24日、「パワープロジェクター」シリーズの新製品として、光源に低消費電力・長寿命のLEDを採用したモバイルプロジェクタ「LE-5W」を10月上旬より順次発売すると発表した。価格はオープンだが、発売当初は6万円台前半になる見込み。

「LE-5W」

LED光源は、輝度500ルーメンで、約2万時間と長寿命。消費電力は130W、待機時電力は0.5Wと低消費電力を実現している。使用する際の起動時間は約4秒、電源のオフは約0.5秒スムーズに使用開始/終了ができる。アスペクト比は16：10のWXGA(1,280×800画素)に対応する。約1.5mの距離で60インチの画面投写が可能だ。

投写距離は0.5～6.1m、100型投写距離は2.5m、最大入力解像度は1,920×1,080(フルHD)。台形補正や縦自動台形補正機能もある。

外形寸法は、約248(W)×193(D)×49(H)mmで、重量は約1.6kgで、モバイル用途を想定している。本体カラーはブラック/ホワイトの2色展開。

インタフェースは、HDMI、ミニD-Dub15ピンで、USBとSDカードスロットも備える。特徴的なのは、1.5GBの内蔵メモリを備える点で、これにより、あらかじめ投影資料を保存しておけば、PCなしでも投影できる。対応フォーマットは、静止画や動画、Word、Excel、PowerPoint、PDF、TXTなど。