フリーは9月3日、同社のクラウド型会計ソフト「freee」に、交通系ICカード3種「モバイルSuica」「SMART ICOCA」「PiTAPA」との自動同期機能を追加したことを発表した。

freeeの公式サイト

freeeは、煩雑な会計業務の負担を減らすことを目的としてリリースされた全自動のクラウド型会計ソフト。簿記の知識がなくても利用できるようになっており、銀行やクレジットカードの入出金明細を自動で取り込み、記帳を自動化する機能を備えている。同ソフトは9000以上の事業所で利用されており、利用社数は現在も増加しているという。

このほど同ソフトに交通系ICカード3種との自動同期機能が搭載された。従来の会計業務では、公共交通機関に乗るたびに交通費の情報を記録しなければならなかったが、「モバイルSuica」「SMART ICOCA」「PiTAPA」を登録しておけば交通費の会計処理が自動で行われるようになる。