NTTコミュニケーションズは、エンタープライズ向けクラウドサービス「Bizホスティング Enterprise Cloud」において、自社運用システムからクラウドへの円滑かつ柔軟な移行を実現するクラウドマイグレーションサービス「オンプレミス接続サービス」を6月28日より提供開始すると発表した。

オンプレミス接続サービス

本サービスは、オンプレミスシステムとBizホスティング Enterprise Cloudの間をインターネット経由で接続し、VMwareとNTTの研究所との共同研究により開発した独自のSDN(Software-Defined Networking)技術を活用することで、実現するもの。

SDNに対応するゲートウェイ装置を顧客の拠点に設置し、オンプレミスとクラウドを同一のネットワークセグメントで接続する。

オンプレミスのサーバに設定しているIPアドレスをクラウド環境でもそのまま利用できるため、ネットワークやサーバ機器などの設定変更作業やデータ移行作業を削減することができる。

また、料金は1日単位で課金されるため、クラウドの移行に必要な期間のみのコストで済むところも特長だ。1日の料金は1万800円で、月額の上限は22万3,000円。また初期費用として22万円がかかる。