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Googleは3月13日(米国時間)、「A second spring of cleaning」の中でGoogle Readerのサービス終了を発表した。7月1日にはサービスを終了するとしており、熱心なユーザを抱えるサービスにしては異例と言える短期間でのサービス終了宣言となった。以降、サービス提供期間の延長や、サービス終了の撤回などの発表はない。あと1ヶ月ほどでGoogle Readerはサービス終了となる。
Google Readerのサービス終了が発表されてから、矢継ぎ早に代替サービスを紹介する記事が掲載された。さまざまな候補があるが、Google Readerからもっとも多くのユーザが移行することになるサービスは「Feedly」になりそうだ。Google Readerによく似たサービスはほかにもあるが、Google Readerが抱えているユーザが一斉に移行を開始しても安定してサービスを提供し続けているサービスはそう多くない。FeedlyはGoogle Readerに比較的似ていることもあって情報ジャンキーにも評価が高い。
ポストGoogle Reader時代のRSSリーダ、または新しいディジタルメディアとも言える「Flipboard」はデザインがスタイリッシュでクールだが、Google Readerを愛用していたヘビーユーザの中には、こうしたUIに不満をもらす声もある。ヘビーユーザが求めているのは大量のデータを収集してまとめてチェックできるという点にあり、UIがカッコイイかどうかは二の次であることが多い。綺麗な画像をタイル上に並べたり、いわゆる「クール」な雑誌風の表示をするのではなく、とにかくタイトルと記事の要約部分を大量に画面いっぱいに一覧表示して欲しいというのが、ヘビーユーザの求めるものであることが多いからだ。
完全にGoogle Readerの代替として機能するサービスは今のところないが、サービスの終了はあと1ヶ月ほどまで迫ってきた。サービスの延長や終了撤回の発表もないため、まだ移行を完了させていないGoogle Readerの愛用者はそろそろ別のサービスへ移行すべきタイミングがやってきたといえそうだ。