アシストは5月7日、自社のITサービスマネジメント分野に関するノウハウと取扱製品/支援サービスを体系化したITサービスマネジメント実践ソリューション「ENISHI(えにし)」の「イベント管理強化ソリューション」で提供している分析レポート機能「千里眼 イベント管理 for JP1」を、導入レスで利用できる「千里眼 EXPRESS イベント管理」の提供を開始すると発表した。

本製品は、「千里眼 イベント管理 for JP1」で作成可能な各種レポートを、定形レポート・サービスとして提供。インストール不要、専門知識不要で導入でき、顧客企業から提供されるJP1/Integrated Managementのイベント・データをもとに、アシストにて必要なレポート作成を行う。

「イベント出力傾向」レポートイメージ

「千里眼イベント管理 for JP1」は、JP1/Integrated Managementからイベント出力するだけで自動集計およびレポート表示が可能で、イベント発生件数の推移、監視カテゴリ別イベント割合など運用改善、状況把握に利用可能な評価基準をレポート・テンプレートとして標準で組み込んでいるため、レポート設計を行う必要がなく、発生ホストだけでなく、システム(サービス)支援で状況把握や分析が行える。

「ピーク時間帯のジョブ実行エージェント」レポートイメージ

今回アシストでは、レポート機能である「千里眼 イベント管理 for JP1」を、導入レスでより手軽に利用できるように、顧客企業のイベント・データをアシストにて加工、分析し、レポート化するサービスを「千里眼 EXPRESS イベント管理」として新たに提供。本サービスでは、JP1/Integrated Managementから出力されるイベント関連データをもとにアシストにてアセスメント・サービスを実施し、本サービスで作成可能な各種イベント関連レポートに、現在の傾向や今後の改善ポイントなどの診断やアドバイスも併せて提供する。

また、レポートのカスタマイズ等を行い長期的な分析を実施したい場合は従来の「千里眼 イベント管理 for JP1」を、分析/診断レポートを手軽にまたはすぐに活用したい場合は導入/カスタマイズ等なしに利用できる「千里眼 EXPRESS イベント管理」という2つの提供形態により、コストを抑えた迅速なシステム改善、長期的かつ継続的なシステム改善の両方を支援する。

製品の価格は、「千里眼 EXPRESS イベント管理」が30万円(税別)~、「千里眼イベント管理 for JP1」が320万円(税別)~。