NTTデータは2月3日、非構造化データの活用における分析ソリューション提供に向けて、米国MarkLogic Corporation(以下、マークロジック)との協業に2012年1月31日付けで合意したと発表した。

マークロジックは、2001年に創業し、現在、欧米を中心に約300の顧客にネイティブ型XMLデータベース製品「MarkLogic Server」を提供している。同製品は、XMLデータをそのままデータベースに格納し、XMLの特徴であるタグを対象に、標準的なデータベース操作手法であるXPath/XQueryでの検索と文字列の検索を可能にする。その検索速度は従来のXMLデータベースと比較して高速だという。

今回の協業合意によって、NTTデータは非構造化データ分析に有効なマークロジックの「MarkLogic Server」を活用したビッグデータを分析するためのソリューションを提供することが可能になる。

NTTデータは、今後もビッグデータ活用領域において、さまざまな技術を用いたソリューション整備を行い、非構造化データ分析ビジネスを積極的に推進していく構え。