M1・F1総研は9月9日、M1・F1のエコに関する意識や行動について調査・分析したレポート「若者のエコ意識~エコに対する本音で7つのタイプに分類~」を発表した。同レポートでは、各タイプの特徴とエコ商品に対する購入意欲・利用意向について考察している。

M1は20歳~34歳までの男性、F1は20歳~34歳までの女性のことをいう。同レポートによると、普段から環境を強く意識している人は、M1・F1ともに1割程度だが、「ある程度意識している」層を含めると、環境を意識している人はM1で7割、F1で8割を超えるという。

普段から環境対策として、消費電力の抑制・水資源の節約・ゴミの減量などは行われているが、代替エネルギーの利用を行っている人はM1・F1ともに1割前後と少ない。

エコ行動の目的としては、M1・F1ともに「節約できるから」、「もったいないから」が1位・2位となっており、3位に「地球環境を壊したくないから」が続いている。これより、M1・F1のエコ行動の目的は地球環境保護のためだけではなく、さまざまであることがわかる。

今回のレポートでは上記の内容を含む20項目のエコ行動に関する質問を基に、エコに対する本音で、「正義系エコ」、「節約系エコ」、「健康系エコ」、「趣味系エコ」、「見栄張り系エコ」、「受身系エコ」、「エコ低関与層」の7つのタイプに分類している。各タイプの特徴と割合は次のとおり。M1・F1ともに「節約系エコ」が最も多く、M1で37%、F1で43%となっている。

7つのエコタイプの特徴 資料:M1・F1総研

7つのエコタイプの割合 資料:M1・F1総研

また、AV・家電・精密機器(12社)、自動車・バイク(10社)、食品・飲料(9社)、日用品・化粧品・衣服(8社)について、「商品やサービスを積極的に購入・利用したい企業」を通常の場合とその企業にエコイメージを抱く場合とに分けて聞いた質問では、エコイメージのある企業の商品・サービスに対し、購入・利用意向率がM1約5倍、F1約3.5倍にアップするという結果が出ている。さらに、タイプによってエコと聞いて想起される企業の特徴とイメージがアップする施策が異なるため、企業は研究が必要だと、同社は分析している。

商品やサービスを積極的に購入・利用したい企業 資料:M1・F1総研