LUSTYdesign(ラスティデザイン)代表取締役・⼤江俊輔が語る「ハワイでの二拠点生活の薦め」

我々の生活を一変させたコロナ禍。特に働く場は自宅やワークシェアリング、さらには遠方でのリモートワークなど多様化が進みました。コロナ禍から5年ほどが経過し、リアルな現場がある中小企業は出社回帰に戻っていますが、大手企業は働き方の選択肢を増やしました。

 人手不足が産業界共通の課題となり、解決の糸口がなかなか見つからない中、即効性のある対策の1つが生産性向上です。働く人の生産性を上げる1つの要素として非常に大事なのが働く場所になります。いかに気持ちをリラックスさせ、ストレスのない環境に身を置いて仕事をするか。あるいは特別感のある環境で心を高揚させるか。

 その点で建築設計から内外装デザインまでを手掛ける私が推奨するのが「二拠点生活」。中でも米国のハワイは非常に可能性のある場所だと思います。昔から日本人の旅行先として人気のハワイですが、働きながら生活する場としてもお薦めです。

 リゾート地ながらも日本から飛行機で片道約7〜10時間ほどで行けます。週末ならば寝ている間に到着できます。海だけでなく森林や渓谷、更には火山といった大地の息吹を感じることができると共に、天候は比較的安定しており、島全体がパワースポットになっています。

 私自身、年に4~5回はハワイへ飛び、現地で仕事をしています。ワイキキビーチでノートパソコン片手にデザイン案を導き出したり、工事の進捗状況を管理したり、お客様との会議に出席したり……。仕事が終われば買い物にも出かけられますし、車で10分も走れば登山も可能です。日々、切迫感にさらされて荒れた心も、ここに来ると整うような気がします。

 私がハワイを初めて訪れたのは2018年。妻の「一度は行ってみたい」という強い希望がきっかけでした。それまでハワイと聞いても、日本の芸能人などが休暇で過ごすミーハーな場所というイメージが先行していたのですが、実際にハワイに降り立つと一変。澄んだ青空、透き通る海、爽やかな風、鳥たちの透明感溢れるさえずり……。あっという間に虜になりました。

 建築士を目指していた私は大学卒業後、大手不動産会社に就職し、設計部に配属。憧れていた仕事ができると思っていましたが、会社は規格商品の建物を扱っていたため、不完全燃焼の日々が続きました。その後、夢を追いかけて設計事務所に転職し、一級建築士の試験も合格。仕事にも全力投球でした。

 そんな最中に、ふと「34歳でデザイナーとして独立する」という直感が沸き、会社勤めをしながら独立の準備を進め、12年に当社を創業しました。そして家族とのハワイ旅行の機会が訪れたのです。私の味わったハワイの魅力を日本人の方々にも是非とも仕事で生かして欲しい。こう考えた私は現地の不動産会社やゼネコン、デザイン会社などを開拓していったのです。

 ハワイの人々は日本人ほど勤勉・細目・実直ではありません(笑)。それでも私の思いを理解してくれる味方が徐々に増え、施工・開業の難しさというハードルを乗り越えることができる当社ならではの強みを手に入れました。ハワイに不動産を所有したい方々の要望を受け、デザインを軸とし、建築や内装の規制のクリアや各種許認可の取得、建設工事や内装工事、それらのスケジュール・コスト管理の一括受託が可能になりました。

 ハワイでの二拠点生活─。心豊かな日々を送ることができる新たな生活様式です。これを皆さんにも是非とも体験していただきたいです。

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