米Yahoo!は7月13日(現地時間)、同社の提供していたソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の「Yahoo! 360°」を停止した。2005年に大々的にスタートした同サービスだったが、その後に世界展開を行うものの利用者は落ち込み続け、結果的に他のFacebookやMySpaceといったサイトに完全に人気を奪われた格好となった。サービス停止は今年5月に発表されており、今回の閉鎖はそれを受けての措置。

Yahoo! 360°が予定どおり閉鎖

Yahoo! 360°は同社サイト内でSNSの仕組みを提供するサービスであり、Yahoo!アカウントを持つユーザー同士を"フレンド"として結びつけたり、Flickrを使って写真共有を行ったり、あるいは他のYahoo!サービスを引き出してユーザー同士の対話の場を提供するというものだった。360°オリジナルの仕組みとしては、専用のブログサービスが提供されていた。日本では「Yahoo! Days」の名称で同様のサービスが提供されている。栄枯盛衰の激しい業界だが、ユーザーが自身のデータを預けた事業者がどれだけサービスを維持していけるのか、という判断の難しさが存在しているといえる。