東大家庭教師友の会は3月31日、「日常的に利用するメディア」に関して現役大学生を対象に行ったアンケートの調査結果を発表した。これによると、東京大学の学生が一番利用している媒体は「PCのニュースサイト」で32.4%が利用。これに対し、早稲田・慶応・一橋大学など含むその他の難関大生は「携帯電話のニュースサイト」が34.0%で最多だった。
調査は、現役大学生向けの求人メールマガジン「T-NEWS」を利用し、2009年3月10日~12日、T-NEWSに登録する現役大学生を対象に実施。東大生142人、早・慶・一橋含むその他の難関大生97人の計239人から回答を得た。
これによると、「時事ニュースの情報源として一番利用するメディアは何ですか?」という問いに対し、東大生は「PCのニュースサイト」と回答したのが32.4%で最多。その他の難関大生は「携帯電話のニュースサイト」が34.0%で最多だった。
東大家庭教師友の会ではこの結果について、「以前、SNSへのアクセス媒体について調査を行なった時の結果からも同様の傾向が見られたことから、東大生は"PC派"で、(その他の)難関大生は"ケータイ派"だと言える」と結論付けている。
また、「1日平均、何時間くらいテレビを見ますか?」という問いに対しては、東大生、その他難関大生ともに「1時間~2時間」(東大生:36.6%、その他難関大生:44.3%)が最多。次いで、「ほとんど見ない」(東大生とその他合計で28.1%)、「30分未満」(同15.5%)と続き、2時間未満が多数を占めた。
「定期購読している新聞は何ですか?」との問いには、全体の44.9%が「定期購読していない」と回答。東大を含む難関大生の半分近くが新聞を購読していないことが分かった。
東大生とそうでない大学の学生を比べると、購読している学生のうち、東大生では「朝日新聞」が22.5%とトップ。その他の学生では「日本経済新聞」が20.6%とトップで、「PCとケータイ」とのニューメディアでの趣向の差に加え、伝統的メディアである新聞においても、違いが明らかとなった。
さらに、新聞と同じく印刷媒体である本について「今後、本はどうなると思いますか?」と聞いたところ、東大生の96.5%、その他難関大生の99.0%が「本はなくならない」と回答。ほとんどの学生は、本の将来について楽観的であることが分かった。
「なくならない」とする理由については、「文字情報の視認性の高さで紙媒体に勝るものはない」「一過性の情報媒体であるネットや映像データに対し、紙媒体は恒久的なものだから」「手で直接めくる事でしか残らない感覚や記憶がある」などがあった。