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車検の期間が1年ごとになるのはなぜ?車検の更新期間が1年になる車種を徹底解説!

車検の期間が1年ごとになるのはなぜ?車検の更新期間が1年になる車種を徹底解説!

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車を持っている人にとって、どうしても気になるのが車検ですよね!定期的に検査を受けることが法律で義務付けられており、車検を受けなければ公道の運転ができません。
そんな車検ですが、自分の車は何年ごとの車検なの?一年ごとの車検なの?といった疑問の声が多く寄せられています。
今回は車検が1年ごとになるケースについてや、自分の車の車検期間の確認方法を詳しくご紹介していきます!

この記事を読んでわかること
・1年ごとに更新が必要な車種

・車検と法定点検の違い
・車検をスムーズに終わらせるためのコツ
 


この記事の監修者

岡田自動車株式会社 代表:岡田 圭二

岡田自動車株式会社 代表

岡田 圭二

昭和50年創業の岡田自動車株式会社 代表取締役社長。 車検の速太郎 R171向日店 を運営。 Googleレビューでは、439件以上★4.8の評価を獲得。事業として、自動車の販売・修理・整備を手掛け、長年の経験と知識で顧客の安心・安全なカーライフをサポート。地域社会への貢献や環境に配慮した経営を実践し、顧客第一の姿勢でさらなる発展を目指している。

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1年ごとに車検を更新する車種は?

車検が1年ごとになってしまう車種については、以下の表をチェックしてみてください!

車両 初回車検 2回目以降
旅客運送事業用自動車(バス、タクシー等) 1年 1年
車両総重量8t以上の貨物自動車(トラック) 1年 1年
車両総重量8t未満の貨物自動車(トラック) 2年 1年
乗車定員11人以上の自動車(バス) 1年 1年
幼児専用車(乗車定員10人以下のスクールバス 1年 1年
貸渡自動車(レンタカー) 2年 1年
自家用乗用自動車・二輪自動車(普通車やバイク) 3年 2年
その他(大型特殊・特種自動車) 2年 2年
軽乗用車 2年 2年
軽貨物車(軽トラック・軽バン) 2年 2年
自家用貨物自動車・自家用軽貨物自動車 軽ボンネットバンや軽トラックといった商業目的で車を使用する際の仕入れや配送目的で使う車
事業用貨物自動車 タクシー・商用バンといった人の送迎や宅急便のような荷物の配送に使う車
乗車定員11人以上の自動車 大型バスのような大人数が乗ることを想定した車
幼児専用車 乗車定員10人以下のスクールバスのような、日常的に人を乗せ送迎を行っている車

これらの車種は、一般の車と比べて使用頻度が高く、積載量が多い状態で日常的に走行するのでパーツの消耗が早い傾向があります。そのため、安全性の問題から1年ごとの車検期間になっています。
自家用車を業務目的で購入した場合は、車検期間が短くなってしまうというのを頭に入れておきましょう!

普通自動車、軽自動車の車検更新は初回車検(新車)が3年、継続車検(2回目以降)が2年

新車の場合、購入から3年後に『初回車検』を行い、その後2年毎に継続車検を続けていきます!
新車購入時には全ての部品が新品で、納車前に整備がされていることから初回車検は3年に設定されており、大きな問題が見られないケースが大半です。
もちろん皆様の運転の仕方や日々のこまめなメンテナンスによって車の劣化具合は変わりますので、愛車を大事に扱ってあげることが重要ですね。
ちなみに、初回車検の際にオイル、ワイパーといった消耗品やその他主要部品に不良が見つかった場合、メーカー保証が適用される可能性があります。保証期間内に交換・修理が発生した場合は、メーカー・車検業者に相談し、車検費用を抑えられるか確認しましょう!

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8ナンバー、自家用軽4ナンバー車は初回車検2年・継続車検が2年ごと

8ナンバー車 パトカーや消防車、救急車、キャンピングカー等の特種用途自動車
軽4ナンバー車 NVAN、EVERY、ハイゼット等の軽バン

4ナンバー、8ナンバーとは、ナンバープレートに記載されている分類番号が4または8で始まる車のことを言います!昨今のキャンプ、車中泊ブームによりこれらの車を購入している方が多いですが、一般的な普通車・軽自動車とは異なり初回車検2年・継続車検が2年毎ということを念頭に置いておきましょう!

中古車を購入する場合は車検までの更新期間を要チェック!

中古車の場合、「車検切れ状態」や「車検までの期間が1年残っている」等、前のオーナーが売却した時期や車の状態によって初回車検期間が様々ですが、購入後の継続車検は前述のように車種によって異なります。
中古車の購入を検討している方は、車体価格だけではなく車検期間も要チェックです!

車に乗っている年数や走行距離は車検期間とは関係がない

以前は一定の期間を過ぎてしまうと車種関係なく「1年毎の車検」を受ける必要がありました。しかし、1995年の法改正によって、新規登録から10年以上経過した車も車検期間は車種毎に決められた一定の期間のままになりました。
ただし、パーツの劣化から車検時の部品交換費用が高くなってしまったり、購入から13年、18年目以降になってしまうと重量税などの法定費用も割高になってしまいます!
下記に法定費用一覧表をご紹介しているので、ご自身の法定費用がどのくらいになるのかチェックしてみてください!

車両別法定費用表
軽自動車 小型自動車 中型自動車 大型自動車 特大自動車
0.5〜1t未満 1〜1.5t未満 1.5〜2t未満 2〜2.5t未満
自賠責保険料 21,140円 21,550円 21,550円 21,550円 21,550円
重量税 6,600円 16,400円 24,600円 32,800円 41,000円
(エコカー) (5,000円) (10,000円) (15,000円) (20,000円) (25,000円)
(13年経過車) (8,200円) (22,800円) (34,200円) (45,600円) (57,000円)
(18年経過車) (8,800円) (25,200円) (37,800円) (50,400円) (63,000円)
印紙代 1,100円 1,200円 1,200円 1,200円 1,200円
法定費用合計 28,840円 39,150円 47,350円 55,550円 63,750円
(エコカー) (27,240円) (32,750円) (37,750円) (42,750円) (47,750円)
(13年経過車) (30,440円) (45,550円) (56,950円) (68,350円) (79,750円)
(18年経過車) (31,040円) (47,950円) (60,550円) (73,150円) (85,750円)

 

1年点検とは?車検と法定点検の違いについて

車を購入した店舗から来た通知などでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、車検とは異なる、「1年(12ヵ月)点検」と呼ばれる法定定期点検があります!

車検 法律で定められた点検項目をクリアできているかの検査
1年点検 車の安全性や走行性に問題がないかを点検

この1年点検は、あくまで車の状態をチェックするという意味合いが強く、必ず受けなければならない点検ではありません。
1年点検を受けなくても問題はありませんが、車のトラブルを未然に防止し、安心して走行できるという大きなメリットがあります!

まずは自分の車の車検有効期間(車検満了日)を確認しよう!

自分の車の車検有効期間を確認する方法は以下の3点です。

車検証 車のダッシュボード内の黒い冊子の中に保管されている方が多い
車検標章 フロントガラスに貼り付けてある四角いステッカー
車を購入したディーラーに問い合わせる 氏名と車種をディーラーに伝えましょう

これらの方法で自分の車の車検有効期間を確認し、車検に向けての準備を進めていきましょう!

車検をお得に、スムーズに終わらせるために準備しておきたい3つのこと

車検の目的は車が故障せず安心安全に乗れるかを点検することです。しかし車は長く乗るほど車検費用が高くなってしまうため、できるだけ安く済ませたいですよね!
ここでは車検を安く、スムーズに終えるポイントとして、以下の方法をご紹介していきます!

  1. 複数の車検業者から見積もりを受ける
  2. 日頃からのメンテナンスを怠らない
  3. 車検に必要な書類をまとめておく

これらの方法を理解し、しっかりと車検に備えましょう!

その1:複数の車検業者から見積もりを受ける

先述の通り、車検業者によっては点検・整備内容が異なるので当然車検費用も変わってきます。複数の車検業者で相談や見積もりを受けることにより、車検費用や点検内容の比較ができ、車検業者選びの大きなポイントになります!
そこでおすすめしたいのが、ネットで簡単に車検業者の見積もりが受けられる楽天Car車検です!お住まいの地域の車検業者を検索することが可能になっており、見積もりの比較が簡単にできます!ぜひ一度チェックしてみてください♪

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その2:日頃からのメンテナンスを怠らない

車の利用年数が長くなり、経年劣化による交換パーツが増えることは、車検費用が高くなってしまう大きな要因のひとつです。特にエンジンや車軸等は車の安全性に大きく影響するため、交換となると莫大な費用がかかってしまう恐れがあります。

  • メーカー推奨期間でのオイル交換(エンジンを長持ちさせ走行性能を上げる)
  • こまめな洗車(パーツの劣化、錆防止)

といった簡単なメンテナンスを日頃から行いパーツの劣化を防止しましょう!
また、オイル・ワイパーゴム・ランプ類といったパーツは、車検の際に交換すると当然工賃やパーツ代が発生してしまうので、あらかじめ自分で交換することをおすすめします。
カー用品店やガソリンスタンドの場合、安価でパーツを購入できる上に交換無料のケースもあります!車検の前に店舗に問い合わせてみましょう!

その3:車検に必要な書類をまとめておく

車検の際には「自動車検査証(車検証)」「自賠責保険証明証」「納税証明証」が必要になります。いざ車検を受けようと思ったらこれらの書類が無くて車検が受けられないというケースもよく耳にします!
「自動車検査証(車検証)」「自賠責保険証明証」に関しては車を運転する際の携帯が義務付けられているため、紛失している状態で車の運転を続けていると罰則を受けることになってしまいますので要注意です!
準備段階で紛失が発覚したら車検証は運輸支局へ、自賠責保険証明証は保険会社への再発行手続きを早急に行いましょう!

まとめ

ここまで車検の更新期間について解説してきましたが、最後にまとめておさらいをしていきましょう!

・一般的な普通車や軽自動車は初回車検が3年、以降は2年ごと!
・中古車の場合は購入時に車検期間の確認が重要!
・1年(12ヶ月)点検は必ずしも受ける必要はない!
・車検満了日は車検証・車検標章・車を購入した店舗に問い合わせよう!

車検の更新期間は車種によって異なるので、事前に自分の車の有効期間をチェックすることが重要になります!また、自分の希望にぴったりな車検業者選びをすることで、納得のいく車検ができることは間違い無いです。
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本当に!?車検をやめて「車を高く売る」ほうが得なの?

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この記事を書いた人
店長

カー用品店の店長を6年務める中で、お客様から車検に関する多くの悩みをいただきました。その経験から、多くの方が車検に対して抱いている「不安や疑問を解決したい」と思い執筆活動を開始。プロだからこそわかる視点で「技術力が高く」「安い」おすすめの車検屋さんや、車検の豆知識やノウハウをお伝えします!

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