・年収やこの資格で就職可能な仕事って何があるの?
・心理カウンセラーの需要や将来性が知りたい!
心理カウンセラーは依頼者(クライアント)の相談や悩みに耳を傾けて、心理学の知識を活かし解決へと導くお手伝いをする資格です。
また、相談や悩みといってもさまざまなものがあるため、心理カウンセラーと呼ばれる職種も豊富に存在しています。
これらの理由から「自分は一体どの心理カウンセラー資格を取得すれば良いのか」とお悩みの方もいるでしょう。
本記事では「心理カウンセラーはどんな資格?」という心理カウンセラー資格の概要はもちろん、職種ごとの年収やどの資格でどのような就職可能な仕事があるのか、また心理カウンセラーの需要や将来性等のよくある質問をまとめてご紹介します。
当サイトに掲載している、心理カウンセラーの通信講座に関する記事と併せてご覧ください。
→心理カウンセラーのおすすめ通信講座ランキング8選と失敗しない選び方!の記事はこちら
心理カウンセラーとはどんな資格?
心理カウンセラーとは、冒頭でもお話ししたように、相談者(クライアント)から相談や悩みを受けて、心理学の知識を活かし問題を解決へと導くお手伝いをする職種です。
ひとえに心理カウンセラーと言っても数種類の心理カウンセラー資格があり、「どこで」「どのように」カウンセリングするのかによって資格が異なります。
代表的なパターンとして、以下をご覧ください。
これ以外にも心理カウンセラー資格があるため、人によっては「自分は一体どの資格を取得すれば良いのか」と悩む方も大勢います。
その中でも、「ネットで調べて有名な心理カウンセラー資格を取得しておけば良いだろう」と安易に考えてしまい、自分の意図とは全く関係のない資格を選んでしまう方もいるでしょう。
皆さんが自分の望んだ心理カウンセラー資格を取得できるよう、次は心理カウンセラーの職種一覧と解説をご紹介します。
心理カウンセラーの職種26種類一覧表
資格名 | 概要 | 受験資格/資格取得方法 | 費用 |
認定心理士 |
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産業カウンセラー |
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試験受験料
産業カウンセラー養成講座
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産業心理カウンセラー |
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メンタルケアカウンセラー® |
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メンタルケア心理士® |
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資格申請必須条件
取得方法
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チャイルドカウンセラー |
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不登校訪問支援カウンセラー |
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上級心理カウンセラー |
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メンタルヘルス・マネジメント検定® |
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受験料
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学会認定カウンセラー |
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教育カウンセラー |
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公認心理師 |
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臨床心理士 |
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スクールカウンセラー |
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プロフェッショナル心理カウンセラー |
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NLPプラクティショナー |
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ケアストレスカウンセラー |
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交流分析(TA)カウンセラー |
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交流分析士
TA心理カウンセラー
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学校心理士 |
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臨床発達心理士 |
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ペットロスカウンセラー |
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詳細はURLよりご覧ください。 |
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心理相談員 |
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子育て心理カウンセラー |
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ひきこもり相談支援士 |
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メンタルトレーナー |
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ユング派分析家国際資格(レベル高) |
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以上、心理カウンセラー系資格26種でした。
今回紹介した26種の中で、国家資格は「公認心理師」「ユング派分析家国際資格」の2つとなっており、特にユング派分析家国際資格は、非常にレベルが高いと有名な資格です。
ご覧いただくとわかるように、この資格保有者は日本だと48人しかおらず、費用も合計で880万円と非常に高額になっています。
またこの資格を取得するための条件も非常に難関で、金銭的にも条件的にもそう簡単には手が出せない資格です。
こちらで紹介した以外でも、似たような名前の資格は豊富にあります。
なぜかというと、カウンセリングを行う際に、絶対に保有していなければならない資格というものがないというのが理由です。
ある程度心理学を学んでいれば独立・開業も可能で、大半の民間資格は通信講座で資格取得可能となっています。
そのため、どうしても心理カウンセラー資格が乱立しており、端から見れば「結局どの心理カウンセラー資格も同じだ」と思われてしまう原因になってしまうのでしょう。
事実、就職に高確率で有利だと胸を張れる民間資格はそうありません。
心理カウンセラー資格で就職を有利にしたいのならば、やはり国家資格である公認心理師や公認心理師が登場する前から「心理カウンセラー資格の上位」と呼ばれていた、臨床心理士を目指すべきでしょう。
心理学系資格って高校生でも資格取得可能?
心理カウンセラー含む心理学系資格の中には年齢や学歴関係なく受験が可能な資格もあります。
そのため、高校生だけでなく高齢者の方でも心理カウンセラー系資格取得可能です。
産業カウンセラーと産業心理カウンセラーの違いは?
産業カウンセラーと産業心理カウンセラーの資格に大きな違いはありません。
資格を認定している協会が違うため、似たような名前の資格になっているのでしょう。
「産業カウンセラー」と「産業心理カウンセラー」のように、その他資格でも非常に似た資格が多くあります。
ですが産業カウンセラーと産業心理カウンセラーのように、認定している協会や団体が違うだけという場合が大半です。
「職種別」心理カウンセラー資格の平均年収・給与一覧表
次は職種別心理カウンセラー資格の年収と給与一覧表をご紹介します。
ただし、上の職種表でご覧いただくとわかるように「心理カウンセラー」と呼ばれる資格は非常に種類が多いため、今回は心理カウンセラー資格でも代表的な資格の年収と給与をご覧ください。
資格名 | 平均年収 | 給与 |
心理カウンセラー(企業) |
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・産業カウンセラー ・産業心理カウンセラー |
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公認心理師 |
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臨床心理士 |
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スクールカウンセラー |
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※(厚生労働省賃金統計調査)参考
以上、代表的な心理カウンセラー資格の年収・給与一覧でした。
こう見ると国家資格である公認心理師でもそこまで年収・給与は高くないとわかります。
主な理由としては以下のとおりです。
- 就職先や地域による
- 未経験と経験者では額が変わる
- 本業か副業なのかにもよる
就職先や地域によって年収や給与は変わるという点や経験の有無、本業or副業かにもよるでしょう。
その他にも就業日数によっても収入は上下します。
以上を踏まえて、国家資格が登場したとはいえまだ心理カウンセラーと呼ばれる資格はそこまで丁重に扱われていない現状があると言えるでしょう。
ですが、今後公認心理師が今以上に認知されるようになれば、収入が上がる可能性はあります。
その先駆けとして、現在看護師と公認心理師のダブルライセンス取得に期待が高まっていることはご存じでしょうか。
看護師は患者さん達の心に寄り添い、時に励まし共に戦う戦友と言えます。
その看護師が心のプロフェッショナルである公認心理師資格を取得していたら、職場としても患者さん達としても心強い存在です。
事実、ダブルライセンスを取得している方は就職にも有利であり、非常に重宝されています。
これにより収入アップという点や貴重な人材という点でも長く重宝されるでしょう。
カウンセラーで年収1,000万円は実現可能か
上で心理カウンセラー資格の平均年収等を紹介しました。
「これでは生活が成り立たない!」と思った方もいるでしょう。
ですが、心理カウンセラーの中には年収1,000万円を実現している方もいます。
その方達は多くのカウンセリングルームと契約をして就業している方が大半です。
多くのカウンセリングルームで実務経験を積み、スキルを磨いた後に独立・開業をする方や専属カウンセラーとして働く方もいます。
ただし、独立・開業をして年収1,000万円を得るには、事前に人脈を作るだけではなく、相当な評価がなければ簡単にはクリアできません。
それは専属カウンセラーも同様で、自身のスキルはもちろん、人脈作りや高評価を得るといった努力を重ねていく必要があります。
実際に年収1,000万円の収入を得ている方々がいる以上、道は険しいかもしれませんが、努力次第で実現不可能ではない額と言えるでしょう。
心理カウンセラーでおすすめの資格ってある?
次は、以下のパターン別に心理カウンセラー系資格でおすすめの資格をご紹介します。
就職に有利な心理カウンセラー系資格
まず、就職に有利な心理カウンセラー系資格の代表格と言えば「公認心理師」「臨床心理士」です。
公認心理師は心理カウンセラー系資格で唯一の国家資格となっており、取得して損はありません。
またこれから公認心理師が活躍可能なフィールドは増えていくとされているため、就職に有利と考えれば公認心理師がダントツおすすめです。
臨床心理士に関しては公認心理師が登場する前、心理カウンセラー系上位資格と呼ばれていただけあり現在でも需要はあります。
とはいえ、これから公認心理師の活躍フィールドが増えるにつれ、臨床心理士の需要が減っていくとも考えられているため、臨床心理士資格取得を目指すならば公認心理師とダブルライセンスがおすすめでしょう。
他にも民間資格の「メンタルケア心理士®」も信頼性の高い資格として有名で、上の2資格と比べると就職が有利とは言えませんが民間資格でも十分の実力を身に着けていける資格と言えます。
家族や知人とのコミュニケーションに活用可能な心理カウンセラー系資格
基本的に民間資格プラス通信講座で取得可能な心理カウンセラー系資格はどれも活用可能です。
どの通信講座も心理学の初歩的な知識や基礎から学ぶため、心理学を学んでみたい!とお考えの方にぜひおすすめします。
心理カウンセラー系資格が多すぎてどれが良いかわからない!という方は上で紹介した心理カウンセラー系資格26種の中でご自身が気になった資格をピックアップしてみるのも良いでしょう。
就職に繋がりやすい資格は少数となっていますが、身近な方へ活用したり心理学を学んだりしたい!という場合ならば非常に有意義な資格となっています。
自身のメンタルヘルスケアに活用可能な心理カウンセラー系資格
自身のメンタルヘルスケアに心理カウンセラー系資格を活用したい!という方は「メンタルケアカウンセラー®」がおすすめです。
心理学の入門編とも言える資格で、気軽に心理学を学びたい方や自分自身の生活やメンタルヘルスに役立てたいとお考えの方にピッタリの資格であり、心理学を学ぶ過程でセルフカウンセリングも可能となります。
心理カウンセラーは独学で勉強・受験できる?
結論から申し上げますと、心理カウンセラー系資格の種類によるでしょう。
本記事で紹介している心理カウンセラー系資格には通信講座で資格取得まで可能なものもあれば、通信制大学等の学校に通って受験資格を取得し、そのうえで受験しなければならない資格もあります。
わかりやすく分けると、
- 自分自身や周囲とのコミュニケーション等に活用
- 独立や開業で副業として活用
以上の場合は独学で勉強・受験可能も可能となり、以下の場合は通信大学等の学校に通うべきでしょう。
- 就職に活用したい
- 独立や開業で本業として心理カウンセラー系資格を活用したい
心理カウンセラーの仕事内容は、基本的に相談者(クライアント)の話を聞くところから始まるため、まずカウンセリング技能を学ぶ必要があります。
ですがカウンセリング技能は独学で学べるものではないため、ある程度の心理学の基礎や知識は独学で学べたとしても、カウンセリング技能に関しては実際にそのような勤務先で実績を積むか、通信制大学等の学校で習得するという方法が一般的です。
おすすめの勉強方法①「通信講座を受講」
通信講座の中には在宅学習のみで心理カウンセラー資格を取得可能なものもあります。
本記事で紹介している中でも、以下の資格は通信講座で取得可能です。
通信講座名 | コース/料金 | 取得可能資格 |
キャリカレ | メンタル心理カウンセラー講座
ハガキ申込価格:78,800円/Web申込価格:68,800円 上級心理カウンセラー講座 ハガキ申込価格:78,800円/Web申込価格:68,800円
メンタル総合心理®講座 ハガキ申込価格:88,800円/Web申込価格:78,800円
チャイルド総合心理®講座 ハガキ申込価格:87,800円/Web申込価格:77,800円
チャイルドカウンセラー講座 ハガキ申込価格:83,800円/Web申込価格:73,800円
家族療法カウンセラー ハガキ申込価格:83,800円/Web申込価格:73,800円
行動心理士 ハガキ申込価格:78,800円/Web申込価格:68,800円
カラーセラピスト ハガキ申込価格:72,800円/Web申込価格:62,800円
ポジティブ心理学実践インストラクター® ハガキ申込価格:78,800円/Web申込価格:68,800円
自己肯定感アップカウンセラー ハガキ申込価格:78,800円/Web申込価格:68,800円
うつ病アドバイザー ハガキ申込価格:87,800円/Web申込価格:77,800円
メンタルケアアドバイザー ハガキ申込価格:58,600円/Web申込価格:48,600円
夫婦カウンセラー ハガキ申込価格:76,800円/Web申込価格:66,800円
受験メンタルトレーナー ハガキ申込価格:78,800円/Web申込価格:68,800円
不登校訪問支援カウンセラー ハガキ申込価格:78,800円/Web申込価格:68,800円
メンタルヘルス・マネジメント検定® ハガキ申込価格:68,800円/Web申込価格:58,800円
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各講座名に沿ったJADP認定資格(いずれも民間資格) |
ユーキャン |
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国際コミュニティセラピスト協会 |
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・特定非営利活動法人・医療福祉情報実務能力協会 ・メンタルケア学術学会 |
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一般社団法人・未来民間教育 | 教育心理カウンセラー2級
教育心理カウンセラー1級
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キャリカレ通信講座の特徴と評判
キャリカレではさまざまな心理カウンセラー系資格講座を開講しています。
ネットで検索する「心理カウンセラー資格」は大半がキャリカレではないでしょうか。
上の表で紹介している通信講座以外でも「産業心理カウンセラー」「不登校訪問専門カウンセラー」等もこのキャリカレで資格取得可能となっています。
講座は心理学初心者からプロとして活躍した方々まで幅広く対応しており、サポート体制として課題(問題)添削はもちろん、質問は無料で無制限可能、更にキャリアコーディネート等の就職支援や開業支援も行っているため、活用して損はない通信講座です。
加えて資格取得試験はカリキュラム修了後、各自在宅にて受験可能となっており、わざわざ試験会場や日にちを選んで時間を作る必要もありません。
勉強で大切なテキストのわかりやすさも好評を得ており、加えて映像講義もあわせて活用すれば効率的な学習が可能です。
小学校で支援員として働いており、少しでも何か子供たちの心を知る手立てとなれば!と思い受講いたしました。
最初のほうは、カウンセラーになる基本的な知識等の学習、上級のほうはカウンセリングにおけるいろいろな心理療法についてでした。
ただ、この講座の中にもありましたが、これだけでカウンセラーになれる!とはいかず、常に自分で日々勉強したり、傾聴していく気持ちが必要と思いました。あくまでもこちらはまずはじめの入門編といった感じです。
夏休みに、支援に役立つ児童心理学の研修を、民間の講師をお招きして、市町村の施設で受けたのですが、この講座で事前に学習していた内容とかぶるところが多くありました。
引用:https://www.c-c-j.com/course/psychology/mental/review.html
ユーキャンの特徴と評判
ユーキャンでは「心理カウンセラーベーシック資格」を取得可能となっています。
この資格を取得はいわばステップアップのために取得する資格と言えるでしょう。
そのため、心理カウンセラーベーシック資格を取得しているからと言って就職に有利というわけではありませんがプロの心理カウンセラーとして活躍するために、取得しておいて損はありません。
ユーキャンと言えば、働く方々でも資格を取得しやすいと有名でテキスト内容もわかりやすく見やすいと好評です。
「私は心理学初心者だけど、将来的に就職に有利な資格が取得したい」「自身や周囲とのコミュニケーション能力アップに心理系資格を取得したい」という方は、ぜひユーキャンの通信講座でステップアップを狙ってみましょう。
専門的な内容でしたが、分かり易く楽しいテキストでした。
現在の自分を見つめ直して、今後の自分自身の生き方を示してくれる講座でした。時折テキストを見て、確認して行きたいと思います。私が現役で仕事をしていた時に、かなり心身の疲労があったので、その時にこの講座が開講していて受講出来ていたらなとそのことが悔やまれます。
時期はどうであれ、受講したことで今後の人生の指針になったことは確かです。
引用:https://www.web-nihonkai.com/u-can-sinrigaku-kutikomi/#i-5
国際コミュニティセラピスト協会の特徴と評判
国際コミュニティセラピスト協会では一時期流行った「HSPカウンセラー講座」を開講しており、講座修了後、HSPカウンセラーとして活動可能です。
そもそもHSPカウンセラーとは「Highly Sensitive Person:とても敏感な人」を専門としてカウンセリングする心理カウンセラー系資格となります。
現代社会ではさまざまな困難や問題を抱えて毎日生きている方が大勢おり、その中でも周囲の反応や態度、視線等に敏感に反応してしまい辛い思いをされている方もいるでしょう。
国際コミュニティセラピスト協会ではHSPに関する知識はもちろん、全てのカウンセリング・セラピー・コーチングに使える「アドラー心理学」「カラー」「睡眠」等を含む技術を学べます。
→国際コミュニティセラピスト協会公式HPで心理カウンセラー講座の詳細を見る
メンタルケア学術学会(LCM)特徴と評判
メンタルケア学術学会(LCM)は、特定非営利活動法人 ・医療福祉情報実務能力協会でメンタルケアに関わる研究部会として発足しました。
協会認定資格はメンタルケア心理士®以外にも数種類あり、認定試験を受けて合格すれば晴れてメンタルケア心理士®として活動可能です。
このメンタルケア心理士®は「医療」「福祉」「教育」「産業」「公共サービス等」と幅広い分野で活躍可能な資格として現在期待されている心理カウンセラー系資格となっています。
受講資格も特別なものはないため、心理学初心者の方でも挑戦しやすい資格です。
またメンタルケア心理士®は厚生労働省が発行する「ジョブ・カード」に記載可能な資格で、一定の職業能力があると証明する資格として公的にも認められている資格と言えます。
以上を踏まえて、数ある民間資格の中でも就職へ繋がりやすい資格とも言えるでしょう。
またメンタルケア心理士®は通信講座「たのまな」でも講座が開講されており、講座を修了すれば資格取得可能となります。
受講して2ヶ月で、メンタルケア心理士合格できました! 勉強の内容や、先生からの返信も早く適切。とにかくはやく合格したかったので、スピーディーに対応していだけて本当に感謝です。また定期的にサポートのメールが届くことでモチベーションもキープしながら勉強を継続できました。引用:https://daily-traveler.com/qualification/mentalcare-psychologist/
→メンタルケア学術学会(LCM)公式HPで心理カウンセラー講座の詳細を見る
一般社団法人・未来民間教育の特徴と評判
一般社団法人・未来民間教育では「教育心理カウンセラー」の資格が取得可能です。
それ以外にも「不登校心理相談士」という資格も取得可能となっています。
実際に現場に立っている方を講師として招き、リアルな現状を知る機会を得られる講義となっており、ご自身のご家庭や将来的に学校関連へ就職を目指している方におすすめの資格です。
また教育心理カウンセラー1級講座修了後、特定のレポートを提出すれば上で紹介した「不登校心理相談士」の資格も取得可能となっています。
学校関連でダブルライセンスを取得していれば就職に有利になる可能性も高いでしょう。
※不登校支援地域センターへの就職はこちらの「不登校心理相談士」の資格が必須。
現代では引きこもりや学校での問題を抱えているお子さんたちが多く、これから更に学校関連カウンセラーの資格を取得している方々への需要は増大されると予想されます。
教育心理カウンセラー・不登校心理相談士への評判はネット上では出回っていませんでした。
理由としては、似たような名前の資格講座が多く存在する等が考えられます。ですがダブルライセンスを取得可能と考えると、その他民間資格よりもはるかに効率的かつ就職に有利な資格です。
→一般社団法人・未来民間教育公式HPで心理カウンセラー講座の詳細を見る
おすすめの勉強方法②「大学or予備校を利用」
大学名 | 費用 | 取得可能 |
放送大学 |
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臨床心理士受験資格① ※プログラムを修了後、1年以上の心理臨床実務経験が必要② |
聖徳大学通信教育部 |
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IPSA心理学大学院予備校 |
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武蔵野大学「修士課程」 |
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「私は臨床心理士になりたい!」「公認心理師や就職に有利になる心理カウンセラー系資格を取得したい!」という方々は、通信制大学や予備校等の学校を活用する方法がおすすめです。
通信制大学の一つ「聖徳大学通信教育部」では国家資格である「公認心理師」の資格取得も可能となっています。
その他にも、「臨床心理士」の受験資格を取得可能な「放送大学」※放送大学でのプログラムと実務経験が必要、通信大学ではなくても働いている方々のために「昼夜開講している大学」もあり、働きながら心理カウンセラー系資格を取得したいとお考えの方にもおすすめの勉強方法です。
おすすめの勉強方法③「本や参考書・勉強会(セミナー・講演会)を利用」
「通信講座はなかなか手が出ない」そうお考えの方には心理カウンセリングを勉強する際におすすめの本や参考書を活用してみましょう。
以上3冊は心理カウンセラー入門からプロカウンセラーまで対応している有名な本です。
特に「プロカウンセラーの聞く技術」は心理カウンセリングを学ぶならば鉄板!とも呼ばれています。
その他にも「メンタルケアカウンセラー」「メンタルケア心理士®」「公認心理師」等、資格によっておすすめの参考書があるため、自分がどの資格を取得したいのかによって選ぶと良いでしょう。
本や参考書ではカウンセリング技術に関して不安が残ります。
そこで心理カウンセラー関連の勉強会やセミナー、講演会に参加するのも手です。
実際にプロのカウンセラーとして活躍する方々の話を傾聴したり、意見公開を重ねたりと独学でもカウンセリング技術や心理カウンセラーとして必要な知識を習得していきましょう。
勉強会情報
とはいえ、自ら勉強会等を探すのも大変です。
そこで本記事では心理カウンセラー資格取得を目指す方や、更にスキルアップを目指す方におすすめの勉強会をご紹介します。
この勉強会はNPO法人・日本心理カウンセラー協会が開催しており、毎月東京と大阪で開催中です。
更に詳しく紹介すると以下の内容になります。
NPO法人日本心理カウンセラー協会は、次のような方々の期待にお応えします。
■もっと心理を深く学びたい方、心理カウンセラーになりたい方へ
・毎月、東京と大阪で勉強会を開催
・正会員様を無料招待する特別セミナーを開催
・初心者向けメンタルケア検定試験を無料実施
・心理カウンセラー認定資格試験を実施
・心理カウンセラーの活動を広げ自立を目指すフリーランス講座を開講■心理カウンセラーとして活躍したい方へ
・勉強会ゲストスピーカー、ゲスト講師
・正会員様とのコラボ企画を協賛支援
・協会サイトで無料相談(2回目以降有料)
・企業向けメンタルケアのセミナー講師
・心を健康にする地域ボランティア■心の問題・悩みを解決したい方へ
○個人向けメンタルヘルス
・上級心理カウンセラーによる無料相談
・心の健康・心のケアに役立つ勉強会
・協会イベントへ優待紹介や無料ご招待
・活動中の心理カウンセラーへ助言・協力
・支援活動として地域ボランティアを実施○企業向けメンタルヘルス
・定期的なメンタルチェックを実施
・職場の環境を踏まえた助言・提案
・企業向けメンタルケア研修と検定
・コミュニケーション上達セミナー
・全社員が気軽に利用できる法人会員■その他に心理やコミュニケーションに関する講演や社内研修を依頼したい方へ
引用:https://www.club-off.com/nu-kirarin/apps/lei/fflei_sh_ichiran.cfm?action=1&SHGRID=5020226&sub_action=
勉強会だけでなくお試し試験を受験可能等、非常に有意義な勉強会です。
本や参考書のみで独学は不安だけど、通信講座は悩む……という方はぜひこちらの勉強会に参加してみましょう。
心理カウンセラー資格で就職可能な職種と求人情報
次は心理カウンセラー資格でどんな仕事に就業可能なのかを、ネットでよく検索される職種を例にして紹介しますのでご覧ください。
資格名 | 就職先 | 求人情報 |
・産業心理カウンセラー ・産業カウンセラー |
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メンタル心理カウンセラー |
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心理カウンセラー |
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・メンタルケア心理士® ・メンタルケア心理専門士® |
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プロフェッショナル心理カウンセラー |
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公認心理師 |
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臨床心理士 |
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メンタルケアカウンセラー |
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以上、心理カウンセラー系資格で就業可能な仕事でした。
求人情報を見ていると「心理カウンセラー」「公認心理師」「臨床心理士」の3つが全国的に求人数の多い印象があります。
注意としては、資格ごとに就職先を紹介していますが確実に就職可能というわけではないため、一つの参考としてご覧ください。
また求人数該当なしと記載した資格も、地域によっては資格に関して理解を示してくれる企業や場所もあるかもしれません。
まずはご自身がお住いの地域で、気になった資格はどの程度求人数があるのかを調べてみても良いでしょう。
よくある質問
心理カウンセラーの需要と将来性はどうなの?
心理カウンセラーの需要は現時点ではそう多くありません。
ですが、最近では「学校」や「会社」等でスクールカウンセラーや産業カウンセラーを含む心理カウンセラー系資格を必要とする場所も増えているため、これから少しずつ需要は増えていくでしょう。
年々、さまざまな場所で多種多様な悩みや問題が増えていく現代社会で、心理学を学んだカウンセラー達は非常に有益な存在で、最近では「SNSカウンセラー」と呼ばれるSNSを利用したカウンセリングを行う資格もあり、人々がカウンセリングを身近に感じる機会も多くなっています。
将来民間資格が国家資格になる可能性も考えられる点や、今後心理学カウンセラーへの理解が今以上に高まれば年齢関係なく相談者(クライアント)も増えていくでしょう。
臨床心理士が危ない?公認心理師の登場で危ぶまれる将来性
公認心理師資格が登場するまで、国家資格と間違われる機会も多かった臨床心理士。
しかし公認心理師が登場した現在、資格の将来性が危ぶまれているという話をご存じでしょうか。
※そもそも臨床心理士と公認心理師の違いとは?
その理由としては、以下が挙げられます。
元々、公認心理師が登場するまでは医療機関や公的機関へ就職するには臨床心理士と言われていましたが、国家資格である公認心理師が登場した今、信頼性から見ても後者の採用が増える可能性があるでしょう。
更に臨床心理士の数は約3万名以上と膨大なのに対して、就職は狭き門となっています。
事実、8割程度の臨床心理士がまともに就職出来ていないというデータもある程です。
とはいえ公認心理師の数も臨床心理士と大差はない点や、難易度に関しては臨床心理士の方が難関と言われています。
そもそも臨床心理士と公認心理師の違いは現時点で以下の2つです。
現状では上の2つ以外、大きな違いはありません。
ではなぜ、公認心理師とそこまで違いがない資格である臨床心理士の将来性が危ういのかと言うと、国家資格と民間資格であるという違いと「公認心理師が業務独占資格」になるかもしれないという可能性です。
そうなると、現状では臨床心理士が働いている職場でも公認心理師のみしか働けなくなってしまうという可能性もあります。
業務独占資格とは
国家資格の分類の一つ。その資格を有する者でなければ携わることを禁じられている業務を、独占的に行うことができる資格をいう。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%AD%E5%8B%99%E7%8B%AC%E5%8D%A0%E8%B3%87%E6%A0%BC
もちろん、これからカウンセラーへの需要が増えるにつれて臨床心理士を必要とする場所が増えていく可能性も大いに考えられるでしょう。
ですが国家資格である公認心理師が登場した以上、更に活躍の場を広げていくためには臨床心理士と公認心理師のダブルライセンス取得がおすすめとされています。
最近では臨床心理士の中にも公認心理師とダブルライセンスを取得して活躍の場を広げたり、年収をアップさせたりする方々も増えており、二つの資格を取得していれば鬼に金棒というところでしょう。
心理カウンセラー資格は意味がないって本当?
ネットでは「心理カウンセラー資格を取得しても意味がない」という書き込みが多く見られます。
その理由としては、主に以下の理由が考えられるでしょう。
- 国家資格が非常に少ない
- 資格がなくてもカウンセラーを名乗っても良い
- 現状、心理カウンセラーの利用者は少ない
- 就職先が少ない
先ほどの心理カウンセラーの職種一覧で紹介した通り、現時点で心理カウンセラーに関する資格で国家資格となっているのは「公認心理師」「ユング派分析家国際資格」のみとなっています。
特にユング派分析家国際資格は日本でも100人程しか取得していないレアな資格です。
また、公認心理師に関しても試験は難関を極める資格となっています。
加えて、心理カウンセラーは資格がなくてもカウンセリングを行える点や、「自分はカウンセラーだ」と資格を取得せずに名乗ったとしても違法ではないため、心理カウンセラーの資格を取得する意味がないと言われてしまうのも納得です。
それ以外にも、「心理カウンセラーの需要と将来性」でもお話ししたように、日本では「カウンセリングを受けるのは大げさだ」「カウンセリングを受ける=精神的病」等の認識を持つ方も多いと言えます。
そのため、カウンセリングを受ける機会や受けてみようと思う機会も少ないため「心理カウンセラーの必要性はあるのだろうか」と思われてしまう理由でしょう。
加えて心理カウンセラーの資格を取得しても、就職先が見つからずに手持ち無沙汰になってしまうという話もよく耳にします。
仮に就職先があったとしても、正社員等ではなく「非常勤」「パート」が多数を占めており、安定した収入が得られるとは言えない状況です。
そのため、心理カウンセラー資格を取得した方々は独立の道を選ぶ方が大半を占めています。
では、やはり心理カウンセラー資格に意味はないのでしょうか。
実際は以下のようなメリットもあります。
どのような資格だとしても、心理学を学んだという実績は大いに信頼性へと繋がるでしょう。
また少しずつではありますが心理カウンセラーに対する需要は高まっており、求人の中には有資格者が就職条件と記載しているものもあります。
就職にせよ、家族間や知人とのカウンセリングにせよ「資格はなくても、私は心理学を学んだ!」と言うよりも「私は〇〇で心理学を学んで〇〇という資格を持っている!」と言った方が相手の信頼性も格段に違うでしょう。
上級心理カウンセラーは資格取得しても意味がない?
さまざまな民間資格がある中「上級心理カウンセラーは資格取得しても意味がない!」と、他の資格と比較してもマイナスイメージを感じさせる口コミが多く、不安を感じる方も多いかもしれません。
上でも紹介した通り、上級心理カウンセラーを含む心理カウンセラーの民間資格は「所詮民間資格だ」と思われている節があるためです。
国家資格または臨床心理士のように有名な資格ではない限り、履歴書に書いたとしても理解を得られない可能性があるため、何か資格は?と聞かれたら答える程度をおすすめします。
②メンタル心理カウンセラーは怪しいって本当?
「心理カウンセラーの資格を取得したい」と考えた時、皆さんは以下のような口コミをネットでご覧になった経験があるのではないでしょうか。
怪しいと言われてしまう理由としては、「通信講座で規定の時間学習をすれば試験なしで資格を取得可能」という点が考えられます。
ネットでは心理カウンセラー系資格を通信講座で資格取得可能!というサイトをよく見かけますが、
心理系大学等に通って資格を取得した場合と比べてしまうと、明らかに信頼性が低いとされているのは事実です。
そのためメンタル心理カウンセラーだけではなく、本記事で紹介している心理カウンセラー系資格を取得したからと言ってすぐに就職に繋がるとは言えません。
就職に有利かつ、誰もが知っている心理カウンセラー資格を取得したいのならば公認心理師や、国家資格ではありませんが臨床心理士というような資格を取得するのに限ります。
③心理カウンセラーに向いている人、向いていない人ってあるの?
この質問もネット上でよく見かける質問です。
心理カウンセラーを目指そうと考えた時、一度は「自分は心理カウンセラーに向いているか」を考える方も多いかもしれません。
簡単に心理カウンセラーに向いている人を挙げていくと、以下5つが代表的です。
心理カウンセラーは相談者(クライアント)の心へ寄り添って話に耳を傾ける姿勢が重要で、それに加えて相手から話をしてもらうためには、まずは相手に自身を信頼してもらわなければなりません。
その他にも相手が本当は何を伝えたいのか、何が心の中で一番大きな問題なのかを知るために相手の言葉や動作から心の動きを読み取ったり、相手の話をしっかりと最後まで聞いたりするという姿勢も大事でしょう。
逆に、心理カウンセラーに向いていない人は以下のような特徴があります。
重ねてお伝えしますが、心理カウンセラーは相手の心に寄り添う姿勢が重要です。
そのため「でも私はこう思う」「私はこうだったよ!」と自分の意見を主張したい方には向いていません。
加えて、心理カウンセラーはいわば中立の立場であり、「わかる」と共感はしてもそのまま相談者(クライアント)に感情移入して距離感を間違えてしまう方の場合、次の相談者(クライアント)との対話力や洞察力に支障が出てしまう可能性や、自分自身の感情に影響が出てしまうという可能性もあるでしょう。
そのため上で紹介した方を含めて、自分自身の精神状態を常に均等に保てるように気持ちの切り替え方法やストレス解消法を持っている方も心理カウンセラーに向いていると言えます。
④心理カウンセラーって副業OK?
基本的に心理カウンセラーを副業として活動している方が多く、勤務先が副業をNGとしていない限り心理カウンセラーの副業に規定はなく、逆に心理カウンセラー自体を本業にしたとしても、副業としたい仕事の勤務先が副業NGでなければこちらも同様にOKです。
心理カウンセラーを本業として稼ぐには相当な時間と労力が必要となります。
そのため、最初から心理カウンセラーを本業とするよりも、まずは副業として活動し始めて軌道に乗ったタイミングで本業と副業を切り替えるという方法が一番効率的です。
⑤通信講座で取得した心理カウンセラー資格って役に立つの?
本記事では通信講座で取得可能な心理カウンセラー資格も紹介しました。
ですが「通信講座で取得可能な心理カウンセラー資格って役に立つのだろうか」とお考えの方もいるでしょう。
答えは、すぐに就職等に繋がらなかったとしても「役に立つ」と言えます。
理由としては、例え通信講座だとしてもカウンセリングや心理学に関する基礎的な知識を学んでいるため、何も学んでいない方と比べれば理解力は身についていると言えるでしょう。
加えて、その資格を取得して以下のような選択が可能となります。
就職ではなく家庭間や知人とのコミュニケーション等に活用したいならば、通信講座で取得可能な心理カウンセラー資格でも大いに役立つでしょう。
ネットでは、以下のような口コミも見られます。
ですが最終的には、その取得した資格をどのように活かしていきたいのかによって「役に立つ」、「役に立たない」かは変わるのではないでしょうか。
まとめ
今回は心理カウンセラーの資格について、年収や就職先、よくある質問等を紹介しました。
民間資格のため、どうしても就職に繋がりにくい資格が大半で年収も高収入とは言えないでしょう。
とはいえ、心理カウンセラーの需要は増えており将来的には胸を張って「私は〇〇資格を取得しています」と言える日が来るかもしれません。
「心理カウンセラー系資格は怪しい」「信頼できない」等の声も多い心理カウンセラー系資格ですが、少しずつ信頼性の高い資格も増えているため、取得しておいて損はない資格です。
これを機に、心理カウンセラー資格を取得してみませんか?
また、当サイトに掲載している、心理カウンセラーの通信講座に関する記事も、ぜひ併せてご覧ください。
資格自体がまだそこまで認知されていない可能性もあります。ただしHSPカウンセラーと名乗って活動している方はSNSで多く見かけるため、気になった方は直接質問してみても良いでしょう。