- マンション管理士の資格取得を目指したいけれど、試験内容を詳しく知りたい
- マンション管理士の受験資格が分からない、実務経験は必要?
- マンション管理士の主な仕事内容が気になる
マンション管理士は、マンションの管理組合のコンサルタントとして、マンションに関する法律や構造・設備など幅広い知識を持つ、不動産業界で人気の国家資格です。
マンション管理士の資格取得を考えているけれど、詳しい試験内容が分からない、実務経験がないけれど受験資格があるのか確認したいなど、マンション管理士の試験について気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、難関試験として有名なマンション管理士の試験内容や受験資格、仕事内容まで資格取得を考えている方に役立つ情報を幅広くお伝えします。
マンション管理士の試験を検討している方や興味がある方は、当サイトに掲載している通信講座の内容と併せて、ぜひ参考にしてください。
→マンション管理士におすすめの通信講座6選と失敗しない選び方の記事はこちら
マンション管理士の試験内容や受験資格
マンション管理士試験は合格率が10%を下回る難関試験の一つです。
試験合格のためには、綿密な学習スケジュールが必要となり、試験内容や受験資格を正しく把握することが重要となります。
まずは、マンション管理士の試験内容や受験資格について詳しく見ていきましょう!
マンション管理士試験内容
試験日 |
|
---|---|
合格発表 |
|
合格ライン |
|
合格率 |
|
試験内容 |
|
試験会場 |
|
試験受付期間 | Web申込
8月1日(木)10:00~9月30日(月)16:00 |
※合格ラインと合格率は令和5年度試験の結果より
マンション管理士試験は、年に1回、毎年11月の最終日曜日(第4もしくは第5日曜日)に行われます。
試験会場に関しては、全国47都道府県で開催されているわけではなく、8都市13会場で行われます。会場は自分で選択できず、受験票にて各自確認できます。
申込方法は「郵送」のみ、受付期間に関しては消印有効です。
試験時間は2時間で、四肢択一50問の試験が行われ、管理業務主任者試験に合格している場合、5問免除の制度を利用できます。
合格率は7%~9%と難易度が高い試験であるため、十分に試験対策を行って試験に臨みましょう。
令和7年度の試験概要については、例年通りであれば6月に官報に公告されるため、検討している方は忘れずにチェックしてください。
試験範囲
マンション管理士の試験内容(試験範囲)について、実施要領として公表されているものを詳しくお伝えしていきます。
- マンション管理に関する法令及び実務に関すること
建物の区分所有等に関する法律・民法・不動産登記法・マンション標準管理規約・マンション標準管理委託契約書・建築基準法・都市計画法・消防法・住宅の品質確保の促進等に関する法律等 - 管理組合の運営の円滑化に関すること
管理組合の組織と運営・管理組合の業務と役割・管理組合の苦情対応と対策、管理組合の訴訟と判例・管理組合の会計等 - マンションの建物及び付属施設の構造及び設備に関すること
マンションの構造と設備・長期修繕計画・大規模修繕・建物と設備の診断等 - マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること
マンションの管理の適正化の推進に関する法律・マンション管理適正化指針等
マンション管理士試験はマンションの管理組合のコンサルタントとして、マンション管理組合の運営や相談・会計管理、マンション住民トラブルの解決、大規模なマンション修繕計画の立案・依頼・各種手続きなどの業務を行なうために必要な知識を問う試験内容です。
マンション管理に関する幅広い知識が必要となるため、試験対策では基礎を総合的に学習し、要点を押さえる必要があります。
マンション管理士受験資格
マンション管理士の受験資格は特にありません。
年齢や学歴・性別等は関係なく、不動産やマンションに関する知識や経験がない方でも申し込み可能です。
受験資格は特にありませんが、管理業務主任者試験に合格している場合は試験の5問免除制度がありますのでダブルライセンスを考えている方は有効活用しましょう!
マンション管理士の主な仕事内容は?
マンション管理士の主な仕事内容は、マンションの管理組合のコンサルタントとしてマンション管理組合の運営に携わり、マンション内で発生する諸問題に対応することです。
具体的な業務内容としては以下のとおりで、マンション管理に関するさまざまな業務を行います。
- マンション管理組合の運営や相談・助言
- マンション内の住民トラブルの解決
- 大規模なマンション修繕計画の立案
- マンション管理規約の作成・変更
- マンション管理組合の会計処理
この中でも特に対応する機会が多いとされている「マンション管理組合の運営や相談・助言」「マンション内の住民トラブルの解決」「大規模なマンション修繕計画の立案」についてその業務内容を詳しく見ていきましょう。
マンション管理組合の運営や相談・助言
マンション管理組合の多くは専門知識を持たない一般住民が運営しています。
そのため、
具体的な内容としては、
マンション内の住民トラブルの解決
マンションには多くの人が生活しているため、騒音トラブルや喫煙ト
住民同士で解決できなかった問題に関して、マンション管理士が間に入り、問題解決するのも大事な業務の一つです。
マンション内での住民トラブル対応はマンション管理士として対応する
大規模なマンション修繕計画の立案
築30年以上のマンションは老朽化が進み、
大規模修繕には外構工事や外壁の塗り直し、
長期修繕計画や大規模修繕の必要性を見極めて計画立
まとめ
今回はマンション管理士の試験内容や受験資格、
国民の約8人に1人がマンション暮らしをしている日本において、
受験資格はなく、誰でも試験に挑戦できる資格ですが、合格率は10
記事を参考にしながら、試験内容を把握し、
また、当サイトに掲載している通信講座の内容も、ぜひ参考にしてください。
→マンション管理士におすすめの通信講座6選と失敗しない選び方の記事はこちら
コメント