☆キャリアコンサルタントの職種別年収が知りたい!
☆キャリコンサルタントの求人情報ってどのくらいあるのか知りたい!
☆キャリコンサルタント資格取得におすすめの通学可能な通信講座が知りたい!
キャリアコンサルタントは、2016年4月に創設された今非常に人気のある国家資格です。
本記事では、キャリアコンサルタントとはどのような資格なのか、キャリア系資格別の年収はもちろん現時点でのキャリアコンサルタントの求人情報等、皆さんが気になる情報を一挙にご紹介します。
キャリアコンサルタントの通信講座について紹介している記事と合わせてご覧ください。
→キャリアコンサルタントのおすすめ通信講座6選と失敗しない選び方!の記事はこちら
キャリアコンサルタントとは?
キャリアコンサルタントとは以下対象者の方々に対して、キャリアコンサルティングと呼ばれる「職業選択」「能力開発」等の相談を受けてアドバイスをしたり指導をしたりする専門家です。
キャリアコンサルタント資格を取得するメリットは以下3つが代表的で、キャリアコンサルタントという国家資格を取得しているだけでも、企業やクライアントからの信頼は格段にアップします。
- 企業やクライアントから信頼を得られやすい
- キャリコンサーチへ登録可能
- オールキャリアコンサルタントネットワークへ参加可能
その他にもキャリコンサーチと呼ばれる国が運営している登録者と企業、個人等の需要者がマッチングするシステムを利用可能となるため、仕事の依頼が増える可能性もあるでしょう。
加えて同業者達が交流、人脈作りや研究活動等に利用しているオールキャリアコンサルタントネットワークへの参加も可能となっています。
このオールキャリアコンサルタントネットは年会費として4,000円必要になりますが、キャリアコンサルタント業務専用の賠償責任保険や任意で所得補償保険への加入も可能です。
また自己研さんや情報集等にも役立つ団体となっています。
以上のように、企業やクライアントからの信頼はもちろん、仕事をしていくために必要なサポート体制も整っているキャリアコンサルタントは、資格取得で得られるメリットも大きいといえるでしょう。
キャリアコンサルティング制度とは?
企業等でよく耳にするキャリアコンサルティング制度とは、簡単に説明すると人材を育成するための制度を指します。
以前までの企業だと、終身雇用を前提とした社員のキャリア形成は会社任せとなっていましたが、今後を考えると会社任せではなく自身が進んでキャリア形成をしていく必要があるでしょう。
そのために適している制度が「キャリアコンサルタント制度」で、この制度を導入し実施、継続的に取り組む事業主等に対して「人材育成推進助成金」と呼ばれる制度もあります。
これを踏まえたキャリアコンサルティング制度を導入した際のメリットは以下です。
助成金に関する詳細は、制度を導入する際の助成金として約30万円、実施した際には助成金が一人あたり約5万円(2.5万円※上限10人)、キャリアコンサルタントを育成する際の助成金が一人あたり約15万円(約7.5万円※こちらも上限10人)となっています。
キャリアコンサルタントになるには?
キャリアコンサルタントになるためには、3つの過程プラス資格取得後の更新演習が必要です。
ここからは受験資格取得からキャリアコンサルタントとして活動可能になるまでの過程を詳しくご紹介します。
課程①:受験資格の取得
国家資格キャリアコンサルタント試験を受験するために必要な受験資格は以下です。
- 厚生労働大臣が認定する講習※1の課程を修了した方
- 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験※2を有する方
- 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した方
※1:厚生労働大臣認定講習一覧表
※2:3年以上の経験(実務経験)に関する説明は以下
- キャリアコンサルティングによる支援対象者が、「労働者」であること。なお、ここでいう労働者とは、現在就業している方のみならず、現在仕事を探している求職者(ハローワーク等の職業紹介機関に求職の申込みを行っている方、学卒就職希望者等)を含む。
- 相談の内容・目的が職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上に関するものであること。
- キャリアコンサルティングが一対一で行われるもの、又はこれに準ずるもの(少人数グループワークの運営等)であること(情報提供に止まるもの、授業・訓練の運営そのもの等は含みません)。
引用:https://www.jcda-careerex.org/information/requirements.html
この中で一番早く受験資格を取得する方法は「厚生労働大臣認定の講習を受講」となります。
厚生労働大臣が認定している学校や講座で、カリキュラムに基づいた140時間以上の講習を受講し、修了すれば実務経験がない方でも受験資格取得可能です。
※国家資格キャリアコンサルタント試験はキャリアコンサルタント協議会(CC協議会)と特定非営利法人・日本キャリア開発協会(JCDA)の2つから好きな方を選んで受験。
課程②:国家資格キャリアコンサルタント試験を受験
受験資格を取得したら次は試験受験となります。
国家資格キャリアコンサルタント試験は「学科」「実技」の2つです。
勉強の結果を大いに発揮しましょう!
課程③:試験に合格後、キャリアコンサルタント名簿へ登録
試験に合格後はキャリアコンサルタント名簿へ登録し、晴れてキャリアコンサルタントとして活動可能です。
資格取得後: キャリアコンサルタント更新演習
キャリアコンサルタントには更新講習と呼ばれる講習があります。
これはキャリアコンサルタント名簿へ登録後、5年ごとに資格登録を継続するために必要な講習です。
この更新演習は、以下2つの講習受講が必要となります。
どちらも厚生労働大臣認定機関で行われ、更新手数料に関しては8,000円(非課税)となっています。
キャリアコンサルタント資格取得前~後までに必要な費用
キャリアコンサルタント資格取得前~後までに必要な費用は以下となります。
- 講習の受講費用
- 受験費用
- キャリアコンサルタント名簿への登録費用
まず、キャリアコンサルタント資格取得までに必要な費用は平均30万円~40万円といわれており、その大半を占めるものが「講習の受講費用」です。
そして試験の受験費用が「学科試験:8,900円」「実技:29,900円」となっており、両方の試験に合格する必要があるため、試験で必要な費用は合計38,800円となります。
そして試験に合格後、キャリアコンサルタント名簿へ自身を登録するために必要な費用が「登録手数料:8,000円」「登録免許税:9,000円」の合計17,000円です。
これらの費用がキャリアコンサルタントになるために必要な費用となります。
キャリアコンサルタントの現状と需要・将来性
キャリアコンサルタントの現状は、年々活躍フィールドが広がっているという点や「国家資格である」という認知度も高まった結果、非正規だった方々も少しずつではありますが正規雇用として働く機会が増えており需要も増えつつあるでしょう。
キャリアコンサルタントは、いつか訪れる可能性のある「AIに仕事を奪われる事態」になったとしても取って代われないスキルを持っているとして将来性を期待されています。
その取って代われないスキルとは「人事管理スキル」です。
キャリアコンサルタントはクライアントと向き合い信頼関係を築く必要や空気を読むというスキルも重要になります。
しかし現時点でのロボットに「信頼関係」「空気を読む」というスキルは難しいでしょう。
そのため、将来大半の仕事がAIに奪われるような事態が発生したとしてもキャリアコンサルタントに関しては仕事がなくなる可能性は低いとされています。
加えて、年々働き方は多種多様化してきており、それに対応すべく本記事でもご紹介しているセカンドキャリアアドバイザー等のキャリア系資格も増えているため、キャリアコンサルタントという資格だけではなく、キャリア系資格全体がこれからも更に飛躍していくといえるでしょう。
キャリアコンサルタントに似た資格との違いを徹底比較!
世の中にはキャリアコンサルタントに似たような名前をした資格が多く存在しています。
そのため「キャリアコンサルタントと、この資格って何が違うの?」「そもそもキャリア関連の資格ってどの程度あるの?」と気になっている方も多いでしょう。
そこで、ここではキャリアコンサルタントに似た資格とその違いを表にして徹底比較していきます。
資格名 | キャリアコンサルタントとの違い | 資格取得方法 |
キャリアカウンセラー |
|
|
キャリアアドバイザー |
|
|
セカンドキャリアアドバイザー |
|
|
キャリアコンサルティング技能士 |
|
|
CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー) |
|
|
産業カウンセラー |
|
|
キャリアコンサルタントに似た資格6つとキャリアコンサルタントの違いは以上です。
中には資格がなくても仕事自体は可能な職種もありました。
似た資格は豊富にあっても、国家資格はキャリアコンサルタントのみとなっており、名称独占資格とも呼ばれる資格の一つです。
☆名称独占資格とは☆
名称独占資格とは、資格取得者のみ特定の資格名称(肩書き)を名乗ることができ、資格を所有していない者が法律に定める特定の名称を名乗ることができない資格です。
引用:https://shikaku-fan.net/name_monopoly.php
またCDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)は認定条件として、「認定CDAカリキュラム」の修了かつ「国家資格キャリアコンサルタント試験」の学科および実技試験の合格等が条件となります。
キャリアカウンセラー・キャリアアドバイザー
「キャリアカウンセラー」と「キャリアアドバイザー」は仕事内容に関してキャリアコンサルタントと違いはありませんが、資格を取得していない方でも、自身が「キャリアカウンセラー」「キャリアアドバイザー」と名乗っても良い点が違いの一つです。
実際にキャリアカウンセラーやキャリアアドバイザーとして働いている方々の中にも、資格は取得していないけれど資格相応のスキルを持っているという方もいます。
しかし、大手企業ともなると資格を一つも取得していない方は採用率が低い傾向にあるため、キャリア関連資格を取得しておいて「私はキャリアカウンセラーです」「キャリアアドバイザーです」と名乗っている方もいるでしょう。
セカンドキャリアアドバイザー
セカンドキャリアアドバイザーは、最近需要を伸ばしているカウンセラー資格の一つといえます。
現代では中高年の方々も「まだまだ働きたい!」と仕事に対する意欲を燃やしている方々が増えているため、そのような方々に向けて充実したより良い第二の人生を切り開く支援をする資格です。
キャリアコンサルタントとの違いは国家資格と民間資格という違いや「中高年が対象」となる点が挙げられます。
加えてセカンドキャリアアドバイザーは、現在ユーキャンの通信講座でのみ資格取得可能という点もキャリアコンサルタントとの違いといえるでしょう。
キャリアコンサルティング技能士
キャリアコンサルティング技能士は「キャリアコンサルタントの上位資格」といえます。
キャリアコンサルタント以上の能力を有する者が取得可能な資格となり、この試験が合格可能なレベルであれば国家資格キャリアコンサルタント試験一発合格も夢ではないでしょう。
キャリアコンサルタントとキャリアコンサルティング技能士の違いで最も有名な点は「資格の更新が必要か、必要ではないか」といえます。
以下のように、キャリアコンサルタントは資格の更新が必要なのに対し、キャリアコンサルティング技能士は一度資格を取得すれば生涯有効です。
キャリアコンサルタントとして働いている方々の中には、このキャリアコンサルティング技能士資格を取得している方も多く、キャリアコンサルタント資格のみを保有しているよりも活躍のフィールドは更に広がります。
CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)は、特定非営利活動法人・日本キャリア開発協会(JCDA)が認定するキャリアカウンセラー資格です。
※以下日本キャリア開発協会(JCDA)
キャリアコンサルタントとの違いは、名称の違いはもちろんですが国家資格と民間資格の違い、そして試験に合格後、日本キャリア開発協会(JCDA)に入会・登録をするのか、キャリアコンサルタント名簿に登録するのかの違いといえます。
CDA資格を取得するためには、指定教育機関が実施する「認定CDAカリキュラム」を修了し、キャリアコンサルタントと同様の「国家資格キャリアコンサルタント試験」合格が条件です。
資格取得方法は違いますが、それ以外の仕事内容等に大きな違いがない資格でもあります。
そう考えると皆さんの中には、以下のように考える方もいるかもしれません。
確かに試験内容や仕事内容に大きな違いがない資格ならば、民間資格のCDAよりも国家資格であるキャリアコンサルタント資格を取得した方が良いと考えるでしょう。
しかし結論からいえば、どちらの資格も取得しておくべきです。
その理由を簡単に説明するとキャリアコンサルタントは肩書であり、CDA資格は取得しておくと今後非常に役立つ点です。
次は以上の2点「キャリアコンサルタント=肩書」「CDA資格=今後非常に役立つ」といえる理由、そしてキャリアコンサルタントとCDA資格のダブルライセンスを取得するメリットについても詳しくご紹介します。
ダブルライセンスを取得するメリット
まず、上で軽く触れたようにキャリアコンサルタントという資格は肩書であり、その登録組織である「キャリアコンサルタント協議会」では業務斡旋サービス等のアフターフォローは行っていないため、せっかくキャリアコンサルタント資格を取得しても就職は自分任せになるといえるでしょう。
そして「CDA資格=今後非常に役立つ」についてですが、CDA資格を認定している日本キャリア開発協会(JCDA)はこの業界内でも最大手と呼ばれており、資格取得後はJCDAから得られる業務情報やノウハウ、コネクション等を仕事に応用可能となります。
この点が、CDA資格を取得しておくと非常に役立つといえる理由です。
しかし日本キャリア開発協会(JCDA)からのアフターフォローを受けるためには、CDA資格を取得しておく必要があります。
以上を踏まえて、キャリアコンサルタント資格取得を考えるのならばCDA資格とのダブルライセンスを取得する方がメリットも大きいといえるでしょう。
産業カウンセラー
産業カウンセラーはキャリアコンサルタントと似ている資格として比較的有名な資格となります。
しかし産業カウンセラーとキャリアコンサルタントの違いって何?と聞かれても「民間資格と国家資格の違い」以外で、はっきりと違いを答えられる方は少ないでしょう。
まず産業カウンセラーは「心理学等の専門知識を用いてクライアントの悩みや問題を受け止めてサポートする資格」であり、キャリアコンサルタントは「自身の経験やスキルを用いてクライアントの悩みや問題を解決する資格」という仕事内容の違いがあります。
以下でもっとわかりやすく2資格の違いを例にしてみましたのでご覧ください。
産業カウンセラーの場合、Aさんから算数の問題がわからず困っていると相談された時、その話を聞いて共感した後、答えは教えずに問題の解き方のみを教えて一緒に答えを出そうとしています。
ではキャリアコンサルタントの場合はどうでしょうか。
キャリアコンサルタントの場合、Aさんから算数の問題がわからず困っていると相談された時「その答えは〇〇だよ」と産業カウンセラーのように解き方を教えるわけではなく、答えを教えています。
以上を踏まえて2資格の大きな違いは以下といえるでしょう。
キャリアコンサルタントと産業カウンセラーのダブルライセンスを取得している方は多い
先ほどCDA資格とキャリアコンサルタント資格のダブルライセンスを取得するメリットについてご紹介しましたが、実は現在キャリアコンサルタントとして活躍している方の中にはすでに産業カウンセラーとのダブルライセンスを取得している方々がいます。
その理由は「一般社団法人・日本産業カウンセラー協会では産業カウンセラー資格だけでなく、国家資格キャリアコンサルタント養成講習がある」という理由です。
そのため、産業カウンセラー資格取得後にキャリアコンサルタント養成講習を受講・修了し、試験に合格してキャリアコンサルタント資格を取得した方も大勢いました。※一般社団法人・日本産業カウンセラー協会参照
加えて、キャリアコンサルタントと産業カウンセラーはどちらもカウンセリングの基本ともいえる「傾聴」やメンタルヘルスに関する知識を学ぶという共通点があるため、ダブルライセンスを取得しようとする方も多かったのでしょう。
実際にダブルライセンスを取得している方は以下のように話しています。
これから様々なクライアントが増えていくと予想されている中で、産業カウンセラーとキャリアコンサルタントの強み、どちらも活かして対応していける方は人材として非常に重宝されるはずです。
そう考えると、先ほどご紹介したCDA資格とキャリアコンサルタント資格のダブルライセンスは今後自分のために役立つという点でメリットといえます。
それに対し、産業カウンセラーとキャリアコンサルタント資格のダブルライセンスは多種多様なクライアントに対応可能という点でメリットとなるでしょう。
キャリアコンサルタントの年収一覧表
次はキャリアコンサルタントの気になる年収一覧表をご紹介します。
キャリアコンサルタント系資格の年収ランキング
職種 | 平均年収 | 追記 |
パソナ「人材コンサルタント」 |
|
|
転職エージェント |
|
|
学校のキャリアコンサルタント |
|
|
フリーランスのキャリアコンサルタント |
|
|
キャリアコンサルタント講師 |
|
|
リクルートキャリアコンサルティング |
|
|
職種から年収を見ていくと年収ランキング1位はパソナが求人情報を出している「人材コンサルタント」が平均年収1,100万円と非常に高額です。
2位は転職サイト等でよく見かける転職エージェント、3位が学校のキャリアコンサルタントとなっています。
パソナの「人材コンサルタント」とは別名キャリアアドバイザーと呼ばれる職種で、「求職者や人材を募集している企業に対して様々な採用・キャリア支援を行う職種」です。
キャリアコンサルタントと同じキャリア系資格でもここまで年収に差がある理由として、職種はもちろん、勤務年収や雇用形態も関連しています。
ここで、知っているようで知らない方が多いよくある質問です。
転職エージェントとはその名の通り、転職のサポートを行う職種のため、転職ありきといえます。
「転職をしたいけれど良い求人はないかな?」と思った際に転職エージェントを利用するという流れです。対してキャリアコンサルタントは転職だけではなく、人々の生き方や働く理由、課程や将来の目標への支援も行います。
「将来のために転職をしようか、やめようか……」と悩んでいる際に利用するのがキャリアコンサルタントです。
まとめると、以下のようになります。
転職エージェントよりも、キャリアコンサルタントの方が対応領域は広いというイメージですが、
対応領域が広いキャリアコンサルタントよりも転職エージェントの方が全体的に見て年収は高い傾向にあるでしょう。
その理由としては転職エージェントの給与に関する決まり方にあります。
転職エージェントの給与の決まり方は以下の3つです。
- 前職の給料を考慮
- 既存社員の給与相場から算出
- 前職での実績を考慮
対してキャリアコンサルタントは企業や就業する場所によって給与の算出方法が違うため、サラリーマンの平均年収と変わらない程度の年収の方もいれば、1,000万円を超える年収を稼ぐキャリアコンサルタントもいます。
年収1,000万円を稼げるキャリアコンサルタントになる最短方法は?
職種によって差が激しいキャリアコンサルタントの年収ですが、上でご紹介した通り年収1,000万円を稼いでいるキャリアコンサルタントが存在しているとなれば「一体どうしたら年収1,000万円を稼げるのか」「最短方法はあるのか」となるはずです。
結論は「人材紹介会社を利用した就職」が最短で年収1.000万円を稼ぐ方法となります。
上でいうパソナの人材コンサルタントや転職エージェントのように大手の人材紹介会社を利用して就職すれば年収1,000万円も夢ではないでしょう。
年収1,000万円の仕事に就職するためには、ある程度の実績を積むか仕事を紹介する転職エージェントの腕もあるといえるでしょう。
キャリアコンサルタントの年収一覧表「年代別」
次は年代別でキャリアコンサルタントの年収を見ていきます。
年齢 | 年収 | 月額給与 |
20~24歳 |
|
|
25~29歳 |
|
|
30~34歳 |
|
|
35~39歳 |
|
|
40~44歳 |
|
|
45~49歳 |
|
|
50~54歳 |
|
|
55~59歳 |
|
|
60~65歳 |
|
|
引用:https://heikinnenshu.jp/other/career_c.html
※職種・性別・地域別等の年収詳細が知りたい方はこちら
このように見ると、上の職種別年収ランキング上位と比べてキャリアコンサルタントの現実は非常に年収が低額と感じる方もいるでしょう。
しかし、実際は雇用形態やどこに就業するのかとあわせて「キャリアコンサルタントと他に何か資格を取得しているのか」「実績」等も考慮されれば更に年収は上がるといえます。
例としてキャリアコンサルタント資格と共に上位資格である「キャリアコンサルティング技能士1級」を取得している方は平均年収800万円程です。
キャリアコンサルタント資格とCDA資格のダブルライセンスでもお話ししましたが、キャリアコンサルタント資格単体で就職するよりも、キャリア系資格等をあわせて取得しておく方が年収アップ確実に繋がります。
キャリアコンサルタント資格を副業として活用したい方に
ここまでご紹介した通り、キャリアコンサルタント資格を取得しているからといって高額な年収を稼げるとはいえず、そうなると「キャリアコンサルタントの仕事だけでは厳しい……」「とりあえずキャリアコンサルタントである程度稼げるまでは副業としてこの資格を活用したい」とお考えの方もいるはずです。
そこでご紹介したいものが国家資格キャリアコンサルタント向けマッチングサービスである「Kakedas(カケダス)」というものになります。
Kakedas(カケダス)の概要は以下です。
このKakedas(カケダス)では企業に就職しているけれどキャリアコンサルタントの資格を副業として活かしたい方や、資格はあるけれど営業が苦手で集客率を見込めないためにお悩みの方、キャリアコンサルタントの資格を活かしたいけれど上手に活かせない方におすすめしたいサイトといえます。
実際にKakedas(カケダス)を利用した方々の口コミ抜粋をご覧ください。
最近ではコロナ等の影響もあり、対面でのコンサルティングが難しい状態となっています。
しかし、Kakedas(カケダス)ではマッチングした方とオンラインでやり取りが可能のため、実際にクライアントと会わなくてもコンサルティングが可能というだけではなく、わずらわしいお金のやりとりや雑務もすべてお任せです。
その他にも対面コンサルティング後に閲覧可能なスコアとレビューで、自分のスキルをアップさせるためにもKakedas(カケダス)は活用可能となっています。
以上を踏まえて、現在キャリアコンサルタント資格を活かした副業を考えている方は検討してみても良いでしょう。
キャリアコンサルタントとして独立した場合の年収は?
キャリアコンサルタントとして独立した場合の年収は「独立前にどれ程人脈等を築けたのか」によって大きな差があります。
フリーランスの場合はどこかの企業等から仕事を請け負うという方法もありますが、キャリアコンサルタントとして独立するとなれば自らクライアントを獲得していく必要があるため、待っているだけでは収入に繋がらないのは当然です。
そこで、もし将来的に独立したいと考えてキャリアコンサルタント資格を取得するならば以下のポイントを意識しておきましょう。
- 養成講座等を受講中から自身をクライアント予備軍に認知してもらう
- インターネットやSNS等でアピールしておく
- HPの活用
注意点として、キャリアコンサルタントはキャリアコンサルタント名簿に自身を登録するまでは「キャリアコンサルタントだ」と名乗るのはNGです。※罰則30万円の罰金
そのため、「キャリアコンサルタントを目指している」「キャリアアドバイザー」等、上手な言い回しを使いながら以上のポイントを活用していきましょう。
キャリアコンサルタントの難易度
次はキャリアコンサルタントの難易度です。
第24回キャリアコンサルタント試験の結果から見る難易度
まずは直近で行われた第24回国家資格キャリアコンサルタント試験の結果を見てみましょう。
どちらの学科及び実技試験同時受験者合格率を見ても、国家資格の中では比較的難易度は低いでしょう。
ちなみにキャリアコンサルタント試験合格率を他の国家資格合格率と比べるならば「販売登録者:43.40%」「衛生管理者Ⅰ種:46.80%」と同等の難易度になります。
キャリアコンサルタント関連資格と比較した難易度
国家資格の中では比較的難易度が低いキャリアコンサルタントですが、キャリアコンサルタント関連資格と比較した場合の難易度はどうでしょうか。
先ほどご紹介したキャリアコンサルタント資格と似ている6資格と比較してみましょう。
資格 | 合格率 | 難易度 |
キャリアカウンセラー |
|
|
キャリアアドバイザー |
|
|
セカンドキャリアアドバイザー |
|
|
キャリアコンサルティング技能士 |
|
|
CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー) |
|
|
産業カウンセラー |
|
|
キャリアコンサルタントと似ている6資格と比較しても難易度は同等という感じでしょう。
ただし、キャリアコンサルティング技能士1級はキャリア系資格だけではなく、国家資格の中でも非常に難関レベルといえます。
合格率が公表されていないキャリアカウンセラーやキャリアアドバイザーは通信講座で資格取得可能となっていますが、その資格自体にそこまで効力はないでしょう。
しかしキャリアコンサルタントやキャリアコンサルティング技能士等の資格を保有している方が、自身を「キャリアカウンセラー」「キャリアアドバイザー」と名乗っている可能性もあるため、難易度に関しては一概はいえません。
国家資格キャリアコンサルタント試験の難易度は年々上がっている
ここまでキャリアコンサルタントの難易度についてご紹介しましたが、試験自体の難易度は年々上がっています。
理由として一番に挙げられるのは「働き方改革に関する法律改正が頻繁に行われている」という点が挙げられるでしょう。
様々な要因が絡み合って私たちの働き方は多種多様に変化しているため、その影響を受けるキャリア系職種やその他職種に関しても資格取得難易度が上がってしまうのは仕方がないといえます。
ただし難易度が年々上がっているとはいえ、現時点の合格率から見て難関国家資格と呼べる程難しいというわけでもないため、しっかりと学習をして対策をすれば試験への心配はないでしょう。
キャリアコンサルタントの求人情報全国版
次はキャリアコンサルタントの求人情報について大手求人情報サイト4社を見ていきます。
「雇用形態別」キャリアコンサルタントの求人情報一覧
まずは雇用形態別でキャリアコンサルタントの求人情報をご覧ください。
雇用形態 | サイト別求人情報数 |
正社員 |
|
契約社員 |
|
新卒 |
|
インターン |
|
アルバイト・パート |
|
派遣社員 |
|
業務委託 |
|
キャリアコンサルタントの雇用形態別求人情報が一番豊富なサイトはスタンバイで、特に正社員は249,592件と圧倒的な求人数を誇っています。
「年代別」キャリアコンサルタントの求人情報一覧
次は年代別キャリアコンサルタントの求人情報一覧です。
年代別 | サイト別求人情報数 |
20代 |
|
30代 |
|
40代 |
|
50代 |
|
60代 |
|
年代別でキャリアコンサルタントの求人情報数を見ているとシニア大歓迎という求人情報も数多くありました。
「キャリアコンサルタントって若い子だけじゃないの?」と思われがちですが、しっかりと実績を積んでいれば何歳になっても活躍可能な資格の一つがキャリアコンサルタントなのでしょう。
「地域別」キャリアコンサルタントの求人情報数一覧
次は地域別でキャリアコンサルタントの求人情報数をご紹介します。
今回はネットでの検索回数が多い地域に絞ってご紹介しますので予めご了承ください。
地域別 | サイト別求人情報数 |
東京 |
|
広島 |
|
神戸 |
|
地域別キャリアコンサルタントの求人情報数は以上となります。
ここまで「雇用形態別」「年代別」「地域別」でキャリアコンサルタントの求人情報数をご紹介しましたが、常に求人情報数は変化しているためご自身でもチェックしておく必要があるでしょう。
最後に、キャリアコンサルタントの求人についてネットでよく挙がる質問にお答えします。
よくある質問①東京でキャリアコンサルタントのバイト求人数はどのくらい?
2023年7月後半時点で「スタンバイ:70,135件」「indeed:4,136件」「求人ボックス:18,428件」でした。
求人サイトでは「パート・アルバイト」という検索条件になるため、ご紹介している求人数の中にはパート求人数も含まれています。
よくある質問②キャリアコンサルタントで単発の仕事はある?
現在は募集されていませんでしたが、以前単発でのキャリアコンサルタント求人情報があったため、再度募集される可能性もあるでしょう。
よくある質問③キャリアコンサルタントで週3日くらいの求人はある?
2023年7月時点で「スタンバイ:544,663件」「indeed:4,001件」「求人ボックス:6,731件」となっています。
よくある質問④キャリアコンサルタントを副業で募集している求人はどのくらい?
2023年7月時点で「スタンバイ:2,127件」「indeed:61,680件」「求人ボックス:2,274件」です。
本業での求人数とはある程度差がありますが、副業としての求人も比較的豊富にありました。
ここまでキャリアコンサルタントの求人情報数に関する情報をご紹介しましたが、求人情報数サイトに記載していない企業等や情報は随時更新されるため、ご自身でもチェックする必要があるでしょう。
キャリアコンサルタントは独学で勉強できる?
結論からおえば受験資格を取得していれば一部の勉強を除いて独学での勉強も可能とです。
ここでいう一部の勉強とは「ロールプレイングを含む実技試験に関する勉強」をさします。
学科試験に関しては独学での勉強も可能ですが、実技試験はロールプレイング等練習が必要となり、なかなか一人で対策をするのは難しいため、第三者の協力や入念な実技対策が必要になります。
そのため、以下のように勉強方法を分けて勉強する必要があるでしょう。
キャリアコンサルタントを独学で勉強する場合に必要な勉強時間
独学での勉強を開始する前に、まずはキャリアコンサルタントを独学で勉強する場合に必要な勉強時間を知っておきましょう。
実際に独学でキャリアコンサルタント資格取得を果たした先輩方の勉強時間を参考にすると、独学でキャリアコンサルタントの勉強をする場合に必要な勉強時間は平均100時間です。
100時間ならば忙しい方でも合間を見つけて勉強可能な時間といえます。
もちろん初学者ともなればこれ以上の勉強時間を必要とする場合や、ある程度キャリアコンサルタントに関する知識をお持ちの方はこれよりも少ない時間になる場合もあるでしょう。
おすすめ勉強法①本や参考書を活用
独学でキャリアコンサルタントを勉強する場合におすすめの本・参考書は「キャリアコンサルティング 理論と実際 5訂版」と「新版 キャリアの心理学【第2版】―キャリア支援への発達的アプローチ」の2冊となります。
ご紹介している2冊の本からは高確率で出題される問題が多く記載されているため、独学で学科試験対策を行いたい方にぜひおすすめしたい2冊です。
実際にこの2冊を購入した方の口コミを見てみましょう。
キャリアコンサルタントの学科試験の問題は、この本の中からけっこう出題されます。
問題の選択肢の文章と本書の文章を比較すると、ピタリと一致するところがたくさんあるので、明らかにこの本から出題されていると分かります。
キャリア理論については、理論家について細かく解説するということはしていませんが、内容としてはキャリアコンサルティング全般に関することで、キャリアコンサルタントとして仕事をするのであれば基本的なことばかりです。
キャリア理論については、『新版キャリアの心理学』(渡辺三枝子編著、ナカニシヤ出版)に詳しく書かれており、キャリア理論に関する問題はこちらの方から出題されます。本書とこの新版キャリアの心理学の二冊は、キャリアコンサルタント試験の学科試験を受けるのであれば読んでおくべき本であり、学校のテキストだけで合格を勝ち取るのはしんどいと思います。
引用:https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0-%E7%90%86%E8%AB%96%E3%81%A8%E5%AE%9F%E9%9A%9B-5%E8%A8%82%E7%89%88-%E6%9C%A8%E6%9D%91-%E5%91%A8/product-reviews/487563269X/ref=cm_cr_dp_d_show_all_btm?ie=UTF8&reviewerType=all_reviews
この他に投稿された口コミでもご紹介している2冊を絶賛する声が多く、独学で学科試験対策をしようとお考えの方には必須アイテムになるはずです。
おすすめ勉強法②過去問を解く
キャリアコンサルタント資格以外でも、「過去問を解く」という勉強方法は必須になります。
その理由としては、過去問を解いていく過程で出題の感覚を掴んだり、頻出問題のキーワードを把握したりと様々な発見を得られるためです。
また勉強方法のポイントとして一つの問題に時間をかけすぎないというものがあります。
初学者さんともなれば理解が難しい問題や文章が多く、一つの問題を解けるまでじっくり時間をかける方もいるでしょう。
しかし、それでは全体像が見えないままその都度調べている状態となるため結局理解度が深まらないというデメリットが発生してしまいます。
そこでまずは、わからない問題があっても勉強を進めていく流れを何周か繰り返し、ある程度全体像を把握した後、それでもわからない問題や文章については調べて解くという勉強方法を活用すると、学習が定着しやすくなるためおすすめです。
おすすめの過去問サイト
こちらのサイトはキャリアコンサルタント試験情報と合格教材を提供しています。
人気の過去問徹底解説はもちろん、一問一答web問題集等、非常に役立つサイトです。
その他のサイトでも「キャリアコンサルティング協議会(CC)」「日本キャリア開発協会(JCDA)」では過去問(試験3回分)を無料で閲覧可能です。
通学も可能な通信講座おすすめ3選
ここでは上で挙げているお悩みをお持ちの皆様にぜひおすすめしたい「通学も可能な通信講座のおすすめを3選」ご紹介します。
先ほどもお話ししましたが、キャリアコンサルタントは学科だけはなく実技もあるため、どうしても全て独学で勉強しようとしても難しいのが現状です。
特に初学者さんの場合は独学で小さなつまずきをしてしまうと、大きな挫折に変わってしまう可能性もあります。
その対策としても、初学者にもわかりやすいテキストと講義、一人で解決できない問題は通学で解決可能とサポート体制も万全に完備した「通学可能な通信講座」を利用すべきでしょう。
おすすめの通学可能な通信講座「LEC東京リーガルマインド」
通学可能な通信講座は「LEC東京リーガルマインド」です。
LEC東京リーガルマインド自体の実績や知名度は非常に高いといえます。
コース名 | 合格率/合格実績 |
|
☆2級キャリアコンサルティング技能検定 合格率
(第16回) |
LEC東京リーガルマインドといえばキャリアコンサルタント資格以外にも、多種多様な資格に対応する対策講座・養成講座を開講しています。
LEC東京リーガルマインドでは、キャリアコンサルタントの上位資格でもある「キャリアコンサルティング技能士」に関しても非常に高い合格率を叩き出しており、それ以外にもLEC東京リーガルマインドが公開している実績は、資格取得への信頼を感じさせる実績ばかりです。
またLEC東京リーガルマインドでは「お試しweb受講制度」というものがあり、講義の雰囲気や学習ペース、講師との相性等をミニ講義でチェック可能となっています。
そのため気になっているけど迷っているという方はぜひ一度お試しweb受講制度を利用してみるべきでしょう。
キャリアコンサルタント養成講座は、様々な分野の講義に加え、ロールプレイングの時間も多く、本当に充実した14日間でした。毎回、新しいことが身についていく実感があり、「学ぶことの喜び」を存分に味わうことができました。講座を通じて身につけた知識やスキルは、勤務している金融機関での仕事や日常生活において、大いに役立っています。
引用:https://www.lec-jp.com/caricon/reason/success/kokka/07_watanabe_chihiro.html
→LEC東京リーガルマインド公式HPでキャリアコンサルタント講座の詳細を見る
おすすめの通学可能な通信講座「リカレントキャリアデザインスクール」
通学可能な通信講座は「リカレントキャリアデザインスクール」です。
後に紹介する日本マンパワーと同じくキャリアコンサルタント資格取得を目指すならリカレントと呼び声が高く、キャリアコンサルタント界の二大巨頭といっても過言ではありません。
コース名 | 合格率/合格実績 |
|
|
リカレントキャリアデザインスクールは開校以来、累計10,000人以上のキャリアコンサルタント・キャリアカウンセラーを輩出してきた名門校です。
コースは「全過程通学コース」「ライブ通信コース」となっており、ライブ通学コースでは全過程通学講座と同じ内容を学習可能な講座となっています。※カウンセリングスキル実践授業に関してのみ通学
更に講座修了後「リカレント・オンラインサービス」と呼ばれるeラーニングサービスを利用して試験本番ギリギリまで学習可能です。
学校選びのポイントは、実績のある講師がそろっていること。キャリアコンサルタントはまだ歴史が浅く、実績がある講師は奪い合いになっています。例えばリカレントの片岡先生、堀口先生(いずれも女性)は、授業を受けるだけで「キャリコンのあるべき姿」が身につきますので、カウンセリング実技で差がつきます。
引用:https://xn--uor874n.net/careerconsultant-school-4401#toc2
→リカレントキャリアデザインスクール公式HPでキャリアコンサルタント講座の詳細を見る
おすすめの通学可能な通信講座「日本マンパワー」
二つ目の通学可能な通信講座は「日本マンパワー」です。
キャリアコンサルタント資格取得なら日本マンパワーとしても知名度が高く、実際にキャリアコンサルタントとして活躍している先輩たちの大半は日本マンパワー育ちともいわれています。
コース名 | 合格率/合格実績 |
☆更新講習
|
|
日本マンパワーは1999年に日本初のキャリアカウンセラー(CDA)講座を開講して以来、全国各地でキャリアコンサルタント育成のために活躍してきたプロフェッショナル集団です。
講座は通学講座とオンライン講座となっており、スクーリングも全国で開催されているため忙しい方でも学習しやすい環境が整っており、加えて日本マンパワーでキャリアコンサルタント養成講座を修了すると、先ほどご紹介したCDA資格の取得も可能となっているため、ダブルライセンスを目指したいとお考えの方にもぜひ受講していただきたい講座となります。
その他にも、
- 振替受講制度
- 受講生割引
- 試験対策オプション
- 模擬試験等
以上4つのような非常に有意義なサポートも多数完備され、e-ラーニングの「Web Course-s」を使用すれば添削提出や映像視聴も可能で、加えて資格取得後の更新演習にも対応しており、Webまたはオンラインで受講可能です。
日本マンパワーのキャリアコンサルタント修了認定試験は難しい?簡単?
ネットで日本マンパワーのキャリアコンサルタントについて検索すると、養成講座の修了認定試験に関する質問が多く投稿されています。
答えは「キャリアコンサルタント学科試験や論述試験の練習を全くしていない状態では合格点は到底取れない」です。
通信教育によくある修了認定試験は在宅受験が可能なため、「カンニングすれば楽々合格!」「凄く簡単で不安になる」というような投稿もありますが、日本マンパワーの修了認定試験に関してはしっかりと学習しない限り難関であると考えておきましょう。
試験対策をもっとしたい人は、さらにプラスアルファで勉強できる環境があり、学科の400問にもある問題集(ネットで勉強できる)や、実技(ロープレ)・面接対策講座(半日や一日)もあるのでいいですよ。引用:https://lipsmelody.com/2018/12/09/post-161/#i-3
→日本マンパワー公式HPでキャリアコンサルタント講座の詳細を見る
キャリアコンサルタントの講座開講日程・会場一覧表
次は本記事でご紹介している通学可能な通信講座の開講日程・会場一覧表です。
特に日本マンパワーは全国で講座を受講可能となっており、こちらの一覧表は一部となります。
地域 | 通信講座名/日程/会場 |
名古屋 |
|
大阪 |
|
福岡 |
|
沖縄 |
|
「リカレントキャリアデザインスクール」「日本マンパワー」「LEC東京リーガルマインド」の3講座は現時点でこちらに記載の日程のみ開講中です。
また開始時間に関しては記載がなかったため、気になった方はぜひ直接問い合わせてみましょう。
キャリアコンサルタントに関するよくある質問
最後にキャリアコンサルタントでよくある質問をご覧ください。
キャリアコンサルタントの通信講座は通信のみはないの?
現時点ではキャリアコンサルタント試験の受験資格に「厚生労働大臣認定機関での講習」が条件とされているため通信のみの講座はありません。
ただし中には「とりあえずキャリアコンサルタントの勉強がしたい!」「受験するかは未定」という方もいるでしょう。
その場合は最初から通信講座を活用するのではなく、先ほどご紹介した「独学で勉強」をしつつ本格的にキャリアコンサルタント資格取得を目指す段階に到達してからの受講をおすすめします。
参考になるキャリアコンサルタントのブログってある?
キャリアコンサルタントとして活躍している方々の中には、ブログサイトで自分の経験談や、キャリアコンサルタント資格取得を目指す方へのエール、キャリアコンサルタント試験目前の受験者に伝えておきたい大切な情報等を無料で公開している方もいるでしょう。
その中でもAmebaブログの「キャリアコンサルタント試験 受験サポートブログ」というブログではキャリアコンサルタント試験に関する筆者の考えや情報等がアップされています。
特に筆者はキャリアコンサルタントやキャリアコンサルティング技能士のロールプレイングサポートを行っている方のため、これから試験に挑戦する方や一度実技試験で不合格になってしまい、改めてロールプレイングについて学びたい方にもおすすめのブログです。
他にも「キャリアコンサルタントの実技試験で不合格になってしまった筆者の体験談とエール」が書かれた心温まるブログ等もあります。
以上のようにブログの中にはこれからキャリアコンサルタント資格を取得するために頑張る方を応援するブログもあれば「再受験になってしまう人の特徴」や「次こそ合格!」と強い意志を書いているブログと多種多様です。
独学で行き詰まったり通信講座の添削待ちだったりと、時間はあるけれど資格取得のために何をしたら良いか悩んでしまった時は一度心と頭を休ませ、先輩達のブログを読んでこれからのイメージをしてみましょう。
イメージを明確にしていけば、自ずとキャリアコンサルタント資格取得への道も近づくはずです。
キャリアコンサルタントとは?:まとめ
今回はキャリアコンサルタント資格に関する数々の情報をご紹介しました。
本記事がこれからキャリアコンサルタント資格を取得するために頑張る皆様の役に立つ有益な情報となれば幸いです。
これから更に需要が高まり将来有望とされているキャリアコンサルタント資格取得を目指して頑張りましょう!
その際はぜひ、キャリアコンサルタントの通信講座について紹介している記事も合わせてご覧ください。
→キャリアコンサルタントのおすすめ通信講座6選と失敗しない選び方!の記事はこちら
・CDAを取得して何かメリットはあるの?