- ファイナンシャルプランナーは独学で勉強できる?
- おすすめの勉強法は?
- ファイナンシャルプランナーにおすすめの問題集
近年の社会情勢において、将来のお金に不安を感じる方は多く、専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)の資格の需要は高まるばかりです。
FP3級はお金に対する基本的な知識が得られ、さらにFP2級まで取得することで、実務的なファイナンシャル・プランニングを目指せます。
そこで、ファイナンシャルプランナーには独学でも合格できるのか、効率的な勉強法はどんなものか、疑問に思う方も多いでしょう。
この記事では、ファイナンシャルプランナーを独学で勉強するうえで押さえておきたいポイントをご紹介します。
また、当サイトでは、ファイナンシャルプランナーの通信講座についての記事も掲載しているので、こちらもぜひ併せてご覧ください。
→ファイナンシャルプランナー(FP)におすすめの通信講座8選と失敗しない選び方の記事はこちら
ファイナンシャルプランナーとは
「ファイナンシャルプランナー(FP)」とは、一人ひとりの将来の夢や目標に対して、お金の面でさまざまな悩みをサポートし、アドバイスする専門家です。
個人や家族のライフプラン(人生設計)に基づく将来の収支の見通しを立て、最適な資産設定や資金計画を提案・サポートします。
「お金の悩み」は、世代を問わず誰もが抱える悩みであり、永遠のテーマと言っても過言ではありません。
ファイナンシャルプランナー(FP)は、お金の面から家計の改善を図る「家計のホームドクター」とも呼ばれており、お金のプロである「ファイナンシャルプランナー(FP)」は、その悩みの手助けをしてくれる貴重な存在であり、今後も強く求められる存在となるでしょう。
ファイナンシャルプランナーになるには
試験には級ごとで学科と実技の2つがあり、両方に合格することでファイナンシャルプランニング技能士の資格を取得可能です。
試験実施機関は、一般社団法人金融財政事情研究会(金財)とNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)の2つの機関にて実施しています。
試験内容は以下のとおりで、試験機関によって出題形式や出題科目が異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
学科試験 | |
出題形式 | マークシート形式 四答択一式60問 |
合格基準 | 60点満点で36点以上 |
※学科試験は金財、日本FP協会ともに共通の内容です。
実技試験 | ||
金財 | 日本FP協会 | |
出題形式 | 事例形式5題 | 記述式 40問 |
出題科目 | 個人資産相談業務・生保顧客資産相談業務・損保顧客資産相談業務・中小事業主資産相談業務のうち1つ選択 | 資産設計提案業務 |
合格基準 | 50点満点中30点以上 | 100点満点中60点以上 |
「学科」は〇×問題30問と、3択問題30問の計60問で構成され、36点以上の得点で合格となります。
「実技」は3択方式の設問(金財は15問、日本FP協会は20問)形式で、こちらも6割以上の得点が必要です。
学科が業務に必要な知識を問うもの、実技は実務における応用力を問うものとなっています。
ファイナンシャルプランナーは独学で受験できる?
ファイナンシャルプランナーの合格率は、FP3級で70%~80%、FP2級で30~40%程度と、国家試験の中では比較的易しい試験とされています。
FP3級が「ファイナンシャルプランニングの概要」、FP2級が「計算を含めた詳しい内容」というイメージで、お金について基本的な知識を蓄えたい方はFP3級でも十分ですが、実務的なファイナンシャルプランニングを目指すなら、FP2級までは取得しておくのがおすすめです。
独学で資格取得されている方も多くいるため、独学でも十分合格を狙えますが、独学での学習にはメリット・デメリットがあることもしっかり理解しておきましょう。
独学で学習するメリット
独学での学習のメリットは以下の3点が挙げられます。
- コストが抑えられる
- 自分のペースで学習できる
- 実務経験なくFPになれる
コストが抑えられる
ファイナンシャルプランナーを独学で学習する際に、最大のメリットとも言えるのがコストの軽減です。
資格取得したいけれど、あまりお金はかけたくないと考えている方も多いのではないでしょうか。
教科書と問題集の両方を揃えても5,000円程度で済み、通信講座や専門学校の受講料金と比較するとその差は歴然です。
低コストで学習を始められる独学は、資格取得へのハードルが低くなり、チャレンジしやすくなるでしょう。
自分のペースで学習できる
自分で計画を立て、自分のペースで学習を進められる点は、忙しい現代人にとって非常に魅力的といえるでしょう。
理解しにくい項目を重点的に時間を掛けたり、スキマ時間を使って暗記科目を集中的にこなしたりと、自分の好きなペースで進められます。
自分で決めた学習スタイルなら、ストレスなく学習を継続でき、あなたに合った学習スタイルを確立できれば、資格取得も決して夢ではありません。
実務経験なくFPになれる
ファイナンシャルプランナー受験資格のうち、3級FP技能士は「FP業務に従事している者、または従事しようとしている者」とされており、実務経験や資格の有無は問われません。
実務経験が問われないため、受験へのハードルが低くなり、チャレンジしやすい試験といえます。
3級FP技能士試験は、基本的な知識を問う問題が出題されるため、独学でも十分合格を狙えるでしょう。
金融機関や不動産関係業務に携わる方や、マネープランを立てるためにFP知識を身に付けたい方にもおすすめできる資格試験です。
資格取得後は、ファイナンシャルプランナーとしての知識を十分発揮して、マネープランナーとしても活躍できる有益な資格と言えるでしょう。
独学で学習するデメリット
一方で、独学での学習におけるデメリットは主に以下の3点です。
- 教材選びが難しい
- 学習時間の確保
- 挫折しやすい
教材選びが難しい
ファイナンシャルプランナーの学習を進める上で、どのような教材を選べば良いか悩まれる方も多いでしょう。
実際に手にしてみても、自分に合ったものが分からなかったり、何を重要視して選べばいいか分からなかったりと、なかなか決められずに困る方も少なくありません。
独学はコスパの良さが最大の魅力ですが、テキスト選びを誤ってしまうと再度買い直す必要が生じるため、独学のメリットを活かせなくなってしまいます。
ファイナンシャルプランナーのテキストは数多く販売されていますが、初心者でもしっかり理解できるもの、なおかつ試験レベルに対応できるものを選ぶのが重要です。
口コミなども参考にしながら、実際にいくつか手にして内容を比較してみましょう。
図解やイラストなどが多くて理解しやすく、使い勝手の良いものか、試験対策がされているかなど、事前にきちんと確認する必要があります。
まずは、あなたに合ったファイナンシャルプランナーの教材探しから始めていきましょう。
学習時間の確保
ファイナンシャルプランナーの資格取得に必要な学習時間は、FP技能士3級で「80~150時間」、FP技能士2級で「150~300時間」と言われています。
しかし、忙しい現代人にとって、多くの学習時間を確保することは非常に困難であると言えるでしょう。
そのような場合は、スキマ時間を使って学習したり、学習スケジュールを細かく区切ったり、まとまった学習時間を取れなくても総合的に学習時間を確保できるよう工夫するのが必須です。
あなたの生活スタイルに学習時間を加え、無理なく実現できるか事前にイメージしてみましょう。
独学は学習時間の制約がないため、学習時間確保が緩くなりがちである点がデメリットです。
挫折しやすい
独学は、常に挫折と隣り合わせと言っても過言ではありません。
分からないことがあった場合に質疑応答できる環境がなく、学習管理も自分で行わなければならないのが大きな要因です。
FP試験は難易度も高いため、強い精神力と徹底した学習管理が必要でしょう。
始めからハードルの高い学習プランを組むことは、挫折を招く原因となってしまいます。
一度に多くの知識を詰め込むことを避け、スモールステップを念頭に、毎日少しずつ教科書や問題集、暗記項目のいずれかを進められるよう、継続できる学習プランを立てましょう。
無理のない学習プランを立てることが、挫折を防ぎ、合格へつながる第一歩となるでしょう。
独学で学習する上で気を付けたいこと
ここでは、独学をするうえで気をつけたいことを、以下の3点に分けて解説していきます。
- 法改正をチェックする
- テキストは最新のものを用意する
- 受験資格が得られない場合がある
法改正をチェックする
独学では法改正の情報を自ら収集しなければいけません。
FP試験範囲の法改正は毎年のように行われており、試験のタイミングによっては、法改正の内容が10以上にのぼる場合もあります。
特に過去問を解く際は、現行法と異なっていないかどうかを自分で調べて対応しなければならないため注意が必要です。
FP試験を実施する日本FP協会や金融財政事情研究会のサイトで、法改正の情報が掲載される場合があります。
参考書を出版する公式サイトでも法改正について紹介しているため、これらのサイトを確認し、常に最新の情報を入手しましょう。
法改正部分は本試験で狙われる可能性が高いため、正確に押さえておきましょう。
テキストは最新のものを用意する
FP試験対策テキストは、最新のものを用意しましょう。
上記であげた法改正もさることながら、テキストは出版される度、より分かりやすく理解できるよう改良が施されています。
文章表現や、図解やイラスト一つにしても、学習する方が理解しやすい表現や構成になるよう工夫が満載です。
テキスト選びは実際に中身を確認し、自分に合った最新のものを選ぶことで良質な知識を取得できます。
受験資格が得られない場合がある
ファイナンシャルプランナー資格試験のうち、「2級FP技能士」については以下の4つのうちいずれかを満たしている必要があります。
- 3級FP技能検定の合格者
- FP業務に関して2年以上の実務経験者
- 日本FP協会が認定するAFP認定研修をした者
- 厚生労働省認定金融交渉技能審査3級合格者
つまり完全に独学で受験する場合、FP3級に合格してからでないと、FP2級試験を受けられません。
比較的易しいFP3級試験を飛ばしてFP2級を受験できない点が、独学のデメリットと言えるでしょう。
おすすめのファイナンシャルプランナーの勉強法
ファイナンシャルプランナーのおすすめの勉強法を4つ紹介します。
受験までの限られた時間の中で、いかに要領よく知識を身に付けられるかが重要です。
教科書や過去問をはじめ、スマホアプリなど、あらゆる方面から知識習得を図っていきましょう。
- すぐに問題を解く
- 過去問をやり込む
- アプリを有効活用
- 苦手分野を追求しすぎない
すぐに問題を解く
ファイナンシャルプランナーの試験範囲はとても広いため、教科書を少し読んだら、それに対応する問題をすぐに解きましょう。
すぐに問題を解くことで、知識が定着しやすくなります。
そして、問題が解けなかった場合、教科書に戻って該当箇所を確認しましょう。
当たり前のように聞こえますが、教科書をひたすら読み、重要箇所に線を引き、用語の理解に時間を費やしてしまう方も多いのではないでしょうか。
教科書の内容をきちんと理解した上で問題を解きたい気持ちは分かりますが、それでは教科書を読むだけで多くの時間を取られてしまいます。
FP試験に合格するためには、いかに沢山の問題を解くか、解けなかった箇所を重点的に学習するかが大切です。
教科書を少し読んだら、すぐに問題を解くクセを学習初期から定着化させましょう。
過去問をやり込む
FP試験の合格を狙うなら、過去問を徹底的にやりこみましょう。
実技試験は複雑な計算問題も多いため、できるだけ多くの問題数をこなす必要があります。
特に「不動産」や「相続」は複雑かつ出題頻度も高いため、過去問を駆使し確実に解けるようにしておきましょう。
FP試験は過去問から似た出題が多いため、過去問を解くことは、問題構成や出題傾向を知る良い機会となります。
過去問は5年間分解くのが理想ですが、最低でも過去3年間分は解いておきましょう。
FP試験実施団体である日本FP協会と一般社団法人金融財政事情研究会(金財)にて、2020年から2023年までの実施済みFP技能検定の問題・範囲解答をダウンロードできるため、事前にしっかり解いておくのがおすすめです。
アプリを有効活用する
学習は移動中や、仕事の休憩時間、家事の合間などスキマ時間を有効的に使いましょう。
一日の中で学習に掛けられる時間はわずかでも、一週間、一月単位で計算すると相当の学習量になるため、まとまった時間を学習にあてられない方にもおすすめできます。
過去問道場
「過去問道場」は、FP過去問題集の決定版を目指すクイズアプリです。(※FP3級/学科・実技、FP2級/学科・実技、それぞれ対応しています。)
スマートフォンにも対応しており、いつでも空いた時間に学習できるため、忙しい現代人に非常におすすめできるでしょう。
解説付の学科試験問題をランダムに出題できる上、法改正にも対応しており、非常に頼りになるツールと言えます。
学習履歴も記録されるため、間違えた問題や重要問題など一目で確認可能です。
徹底したアウトプット学習で、合格へと導いてくれる最強アプリといえるでしょう。
2級FP過去問解説集
無料解説サイト「2級FP過去問解説集」がアプリになりました。
(※FP3級/学科・実技、FP2級/学科・実技、それぞれ対応しています。)
アプリならではのサクサクした動作により、スキマ時間にひたすら過去問学習が可能です。
過去問5回分のうち、学科と実技(個人・生保・資産)を収録しています。
こちらのアプリでは、「自身による法改正の把握が重要」という観点から、法改正には非対応のため注意が必要です。
よってアプリ利用の際は、新しい問題から始め、徐々に古い問題を解いていくと、法改正の経緯を理解しながら学習できるでしょう。
仕事と育児をしながらテキスト一冊とこのアプリを使って過去問に取り組み、二カ月の勉強で二級を一発合格出来ました。大変感謝しています。
苦手分野を追求しすぎない
FP試験は学科試験が60点満点中36点以上、実技試験が50点満点中30点以上で合格となります。
学科試験は全て四肢択一式です。
出題構成は以下のように、「ライフプランニング」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続事業継承」の6分野から均等に出題されます。
問1~10 | ライフプランニング |
問11~20 | リスク管理 |
問21~30 | 金融資産運用 |
問31~40 | タックスプランニング |
問41~50 | 不動産 |
問51~60 | 相続・事業承継 |
学科試験は、各分野の最低点は設けておらず、総合点で判断します。
つまり、6分野の中で苦手な分野があっても、他分野でカバーが十分可能なため、苦手な問題を深く追求する必要はないと言えるでしょう。
6分野均等に良点取得できれば理想的ですが、FP技能試験は複雑な設例や計算が多いため、苦手項目で点数が取れないケースも少なくありません。
苦手分野があっても諦めず、他分野に力を入れ、いかに総合点を上げられるかを考えましょう。
苦手分野に時間を取られすぎないよう配慮し、確実に点数を獲得できる分野を強化すべく、学習時間を有効的に使う工夫をしてみましょう。
ファイナンシャルプランナーの勉強におすすめテキスト!問題集まとめて紹介!
ファイナンシャルプランナーの勉強におすすめのテキストや過去問題集などを紹介します。
FP試験の合格を目指すためには「良質な教材」が必要不可欠です。
ファイナンシャルプランナーは専門用語も多いため、分かりやすい説明がされているものを選びましょう。
カラフルで、イラストや図解の多いものであれば、難しい用語や計算問題も理解を深めやすいでしょう。
みんなが欲しかった!FPの教科書/TAC出版
本書は、全ページカラー対応、シンプルで易しい言葉でまとめてあるため、初心者でもスムーズに学習を進められるでしょう。
文章だけでは分かりにくい点も、図解やイラストを用いて解説しているため頭にスッと入るのが魅力です。
「板書」(黒板のイメージ)と呼ばれる図解を多用し、重要ポイントや特徴がすっきりまとめられています。
読むことよりも「見て分かるテキスト」になるよう、覚えるべき用語や数値が頭に強く残るよう細部までこだわっているため、短時間で効率よく学習を進められるでしょう。
ファイナンシャルプランナーを目指すならこちらのテキスト!と言えるほど、分かりやすさにとことんこだわった1冊です。
同シリーズの「みんなが欲しかった!FPの問題集」と併せて学べば、確実に理解を深めながらFP試験に臨めるでしょう。
☆全ページカラーで魔法のようにわかる!☆
本文は、シンプルで易しい言葉でまとめてあるので、初学者の方もすらすら読めて安心。文章だけではわかりづらい点も、オールカラーの図解やイラストを用いて解説しているので、頭にスッと入ります。
板書は重要ポイントのまとめなので、時間がないときは板書だけ読んでも効果的!
ゼロからスタート!岩田美貴のFP1冊目の教科書/KADOKAWA
本書は「資格総合スクールLEC」で大人気の岩田講師が、初心者にFP試験合格への最短ルートを提示してくれる一冊です。
10時間で読み切れる見開き構成で、FPに必要な基礎知識を1冊に凝縮しています。
1項目見開きで、左にポイントを押さえた解説、右に理解しやすい図とイラスト満載で、どんどん読み進められるでしょう。
重要ポイントを「ワンポイント」や「講師コメント」で的確に指摘しており、短期間でFPの基礎知識が身に付けられます。
年金制度やタックスプランニングなど計算問題も多く、文章だけでは理解しづらい項目は、イメージを右ページの図版で分かりやすく提示しているため、直感的に理解を深められるでしょう。
一発合格!FP技能士完全攻略テキスト/ナツメ社
出題傾向を徹底分析したオリジナル問題を多数収録した問題集です。
実技は「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」「資産設計提案業務」の3科目の練習問題と模擬試験を収録しています。
別冊には、2023年1月に実施された学科と実技試験(3科目)を掲載しており、直前の力試しに最適です。
購入者特典として、別冊「出る順で最終確認!最重要ポイント攻略ブック」のPDFをダウンロードできます。
移動や外出先でも、スマホで手軽に確認できるため、スキマ時間を上手く使って学習できるでしょう。
通読がしやすく、試験範囲の把握にはぴったりでした。問題演習はこの本とは別に無料アプリを使いましたが、最後の方についている問題を理解できていれば合格範囲に届くと思います。
もし上位級を取ろうと思ったら、今度もナツメ社さんのテキストを購入しようと思っています。
あてる TAC直前予想模試 FP技能士/TAC出版
資格のTAC独自のデータに基づき、FP試験の出題を予想し、3回分の模試を掲載しています。
本番試験と同様形式のため、本番を意識して取り組めるでしょう。
他にも、頻出の計算問題を集めた「計算ドリル」や、直前の暗記に役立つ「直前つめこみノート」などFP試験直前対策に役立つコンテンツを厳選収録しており、非常に心強い1冊と言えます。
直前問題は、本試験対策として過去問と同じくらい大切なため必ず解きましょう。
過去問のやり込みと直前問題の相乗効果で、本試験に余裕を持って臨めます。
まとめ
ファイナンシャルプランナー試験を独学で受験するのは、やり方次第では十分可能です。
独学と聞くと、孤独なイメージや、合格できるか不安など、ネガティブな要素が浮かぶかもしれませんが、決してそうではありません。
良質な教材と、効果的な学習テクニックを使えば、独学でも十分合格を狙えます。
独学でファイナンシャルプランナー試験に臨むにあたって、まずはあなたの生活スタイルに、どれだけ学習時間を確保できるか考えるのが大切です。
あなたに合った学習スタイルをイメージした上で、無理なくこなせるテキストや問題集を探すと良いでしょう。
教材は必ず自分で手に取り中身を確認し、文章の雰囲気が合うもの、用語が理解しやすいものを選ぶ必要があります。
過去問や直前問題集は、問題を解いた分だけ本試験に対応できる力が付くため、根気良く解き、解説にもしっかり目を通しましょう。
また、スキマ時間も侮れません。
移動時間も有効に使えるアイテムなため、アプリなどを使って1問でも多く問題を解きましょう。
このように、ファイナンシャルプランナーの知識を、あらゆるツールを使って習得することをおすすめします。
あなたに合った独学法を見つけ、ファイナンシャルプランナー試験合格を目指しましょう。
また、当サイトでは、ファイナンシャルプランナーの通信講座についての記事も掲載しているので、こちらもぜひ併せてご覧ください。
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