今回は当サイト(マイナビ資格)をご覧の方のために、スタディング税理士講座の開発担当者の方へのインタビューが実現しました。
スタディング税理士講座のおすすめポイントや、税理士の合格を目指すために必要なことなどをお伺いしました。
試験対策にお役立てください。
また、講座の詳細を確認したい場合は、スタディングの公式HPをご覧ください。
→スタディングの評判は悪い?メリットとデメリット、口コミもあわせて徹底解説!の記事はこちら
スタディング税理士講座の強みや他社との違いとは?
一番の特徴は「忙しい方のための講座づくり」というコンセプトです。
他の資格学校では非常に細かいところまで教材で扱うことが多いのですが、スタディングでは合格に直結しないと思われる部分を省いて効率よく勉強できるようにしています。
その理由は「最後まで学習してほしい」という強い想いがあるからです。
一般的に、税理士試験の学習量は膨大であることから、その量に圧倒されて途中で挫折してしまう受講生が非常に多いのです。
せっかく税理士を志してチャレンジを決意されたにも関わらず、途中で断念することになってしまうのは私たちとしても寂しいものです。
そこで私たちは必要なカリキュラムを再設計しました。
めったに出題されないようなところや、学者を目指すような方が勉強するような箇所は学習範囲から除きました。
この場合、「税理士は競争試験なのでライバル達との差がついてしまうのでは?」という不安が生まれると思いますが、心配ありません。
税理士試験の特徴のひとつに「出題量がとても多い」という点があげられます。
ここでいう出題量の多さとは、学習しなければならない量ではなく、2時間の試験時間に対して3時間分の問題が出題される、という点を指しています。
どんなにできる人が解いても2~3割は手がつけられないのです。
ということは、学習していない範囲の問題があっても、それがその2~3割の中に入っていれば良くて、2時間で手をつけるところさえきちんと押さえておけば合格点は取れる。
そう考えてカリキュラムを設計しています。
ただ、学習範囲を絞っているといっても、実際の試験問題を見ると、スタディングで扱わなかったところがそんなに出ているわけではありません。
スタディングでは学習しないところは、他の資格学校でも「ここは手薄になりがちなところだから、点数が取れなくていい」と講評されていることがあります。
カリキュラム以外でも、忙しい方のために最善を考えて、オンラインで教材を提供することにこだわっています。
スタディングでは動画はもちろんのこと、問題集や理論暗記もオンラインで学習可能なので、スマホやPCがあればそこが学び場になります。
その結果、通勤時間や休憩時間などのちょっとしたスキマ時間を学習時間に変えられますし、疲れてしまった時にはベッドで横になりながらでも学習を進めることができます。
動画をオンラインで提供している資格学校は他にもありますが、問題集や理論暗記もスマホで学習できるのはスタディングの強みだと思っています。
勉強を生活に溶け込ませることで、忙しい方にとって最も課題になる「勉強時間の確保」が可能となります。
現代では、自分のために使う時間を十分にとれる方は少ないのではないでしょうか。
また、税理士試験は特に働きながら勉強されている方が非常に多いです。
ですから、少しでも「学びやすい」「続けやすい」講座を提供することが大切だと考えています。
スタディングの税理士講座のコースの違いとは?
それぞれのパックに含まれるもの | |||
教材名 | ミニマムパック | スタンダードパック | パーフェクトパック |
簿記入門コース | – | – | ○ |
学習進度ガイド | ○ | ○ | ○ |
動画講義 | ○ | ○ | ○ |
WEBテキスト | ○ | ○ | ○ |
スマート問題集 | ○ | ○ | ○ |
トレーニング | ○ | ○ | ○ |
テーマ別演習 | ○ | ○ | ○ |
実力テスト | ○ | ○ | ○ |
理論暗記ツール | ○ | ○ | ○ |
理論暗記音声 | ○ | ○ | ○ |
理論記述練習 | ○ | ○ | ○ |
直前対策コース | – | ○ | ○ |
Q&Aチケット | – | 10枚 | 30枚 |
パックの紹介はこちら
→https://studying.jp/zeirishi/itempage/course-bozai2023.html
それぞれのパックの特徴をまとめると、以下の通りです。
動画講義やステップアップトレーニング式のアウトプット教材、豊富な理論対策教材により、合格のための基礎~応用力を身に付けられます。
3つのパックの中で最もお手頃な価格でご受講いただけますので、まずはスモールスタートしたい方へおすすめです。
ミニマムパックの内容に加えて直前期の答案練習が付属し、合格に必要な教材が全て含まれたパックです。
Q&Aチケットが10枚付いているため、学習を進める上で生じる疑問を講師に質問しやすく、スタディングの税理士講座の中でも1番人気のパックになっています。
税理士試験の初学者に最適なパックです。
簿記の勉強をしたことがない方や、簿記3級レベルの学習に不安がある方でも安心して簿財2科目の学習をゼロから始めることができます。
簿記の入門から始め、徐々に実力を付けながら試験対策まで、迷うことなく学習を進められます。
どんどん講師に質問できるようQ&Aチケットが30枚ついていて、疑問点へのサポートも厚くなっています。
それぞれの講座の詳細はスタディングの公式HPにてご覧ください。
スタディングの税理士講座受講者の合格数(合格率)とは?
ご受講生の合格者数は以下のとおりです。
年度 | 人数 |
2019年 | 17名 |
2020年 | 52名 |
2021年 | 168名 |
2022年 | 272名 |
2023年 | 488名 |
(合格体験談の投稿より、1科目以上の合格が判明している方を対象としています。すべての合格実績ではありません。)
開講以来、毎年サービスや機能の追加、教材の改訂を実施しています。
それに伴って着実に合格者を増やし続け、2023年度試験では488名を突破しました。
合格を果たしたのは仕事で忙しい社会人から、学業の傍ら税理士を目指す学生まで幅広くいらっしゃいます。
「スキマ時間を活用して、要点を押さえたカリキュラムで、短期間で着実に実力を身に付けた」というお声を多数頂戴しています。
また、合格者からのフィードバックは更なる品質向上のために活用され、機能や内容は日々進化しています。
以下の合格体験記もあわせてご覧ください。
・働きながら簿財2科目同時合格された方
https://studying.jp/zeirishi/monitors/7376/
・簿記2級合格後、半年で簿財2科目一発合格の方
https://studying.jp/zeirishi/monitors/7513/
・30年のブランクを経て、財務諸表論に合格された方
https://studying.jp/zeirishi/monitors/7406/
スタディングの講座で合格を目指すためのおすすめの勉強方法とは?
インプット学習とアウトプット学習を短いサイクルで交互に行うことが重要だと考えています。
インプット学習とは講義やテキストから知識を習得すること、アウトプット学習とは習得した知識を使い問題を解くことです。
なぜすぐにアウトプットをする必要があるかというと、知識の定着のためです。
インプットした段階では知識はまだふんわりとしています。
そこでアウトプットをすることで、得た知識をどのように活用するか、特に重要なところはどこなのか、が明確になるからです。
この訓練をしていかないと知識は蓄積されていきますが、解答力は積みあがりません。
インプットして、それを活用(アウトプット)して、これを繰り返すことで着実に解答力が積みあがっていきます。
ただし、一つ一つのインプット量が多すぎてしまうと、それこそアウトプットの前に忘れていってしまうので、スタディングでは講義の時間を30~60分におさまるように区切っています。
また、各講義とそれに関連する問題集を学習すべき順に並べる「学習フロー」機能があります。
こちらを活用すれば、自身で関連する問題を探しにいく必要が無く、講義を視聴し終えたらすぐに関連問題を解くことができます。
受講生の70%ほどの方が「学習フロー」の順に学習を進められていて、「次になにを勉強しようかと悩む時間がなくなった」という喜びの声も寄せられています。
学習する教材であっちこっちする時間も、もったいないですからね。
スタディングの講座講座はアウトプットが少ないという噂も直撃
講座のコンセプトでもお伝えしましたが、スタディングのカリキュラムは忙しい方が最短で合格を目指せるようなものとしていますので、無駄な部分は極力無くしています。
基本的には、この問題は確実に解けるようになってほしいという問題を用意していて、逆にいうと解けなくても良いような問題は含めていません。
それが「アウトプット教材が少ない」といわれる所以かもしれません。
よく受講生から「何回解けば良いですか?」と聞かれますが、その答えは「全部解けるまでやるのが良い」ということになります。
そこにたどりつくまでには個人差があって、2回でできるようになる方もいれば、5回必要な方もいます。
なお、注意してもらいたいのは、間違えた問題は「1回解いた」とカウントしてはいけないということです。
解けた回数をカウントするようにしましょう。
また、意識してもらいたいのが、時間が経ったときにもう一度解けるか?ということです。
講義を受けた直後は解けても、翌日あるいは1週間後に解けるか?と振り返っていくことが重要です。
それを繰り返すと、知識として定着してきます。
このように学習をしていくと、意外に今ある問題だけで「お腹いっぱい」になると思っています。
もし今ある問題を全て完璧に解けるようになって、それでも時間が余るようであれば、書店で販売されている問題集を解いていくのも良いと思います。
ただし、見たことがない論点を気にして必要以上に学習範囲を広げすぎることがないよう注意してください。
スタディングの教材のみで合格されている方も大勢いらっしゃいます。
合格体験談一例
・仕事、家事、子育てのスキマ時間を活用し、簿財2科目に合格された方
https://studying.jp/zeirishi/monitors/11306/
・10年ぶりに一念発起し、簿財2科目に合格された方
https://studying.jp/zeirishi/monitors/11307/
・初の税理士試験にて、財務諸表論に合格された方
https://studying.jp/zeirishi/monitors/11293/
講座のコンセプトにご共感いただけた方は、ぜひスタディングを信じてついてきていただけたら幸いです。
税理士試験に合格するために必要な勉強時間とは?
例えば多くの方が初めにチャレンジする簿記論・財務諸表論だと、それぞれ450時間ほどといわれています。
ですが人によってスタートラインが異なる為、参考程度にとどめておくのがよいでしょう。
いずれにしても資格試験対策としては長時間の部類にはいります。
忙しい方にとっては効率よく時間を活用すること以外に、モチベーションの維持が課題になってきます。
スタディングはオンライン完結型の講座ですが、受講生のモチベーションを保つ工夫をしています。
「学習レポート機能」は受講生の学習記録を自動で記録し表示されるので、これまでの頑張りが一目で分かります。
また、「勉強仲間機能」ではスタディングで合格を目指す仲間たちと気軽に交流ができ、情報交換が可能です。
また、仲間の勉強時間を見ることで刺激をもらい、モチベーションアップにつながります。
スタディングには税理士試験に向けて勉強している方が大勢いますので、ぜひ覗いてみてください。
効率的に合格するためにおすすめの科目や受講の順番は?
税理士試験の科目選択は、将来を見据えて、自身が目指す税理士の実務において役に立つ科目を選択することが大切です。
たしかに科目によっては学習範囲が小さいものもありますが、税理士試験は実質的には相対評価の試験です。
どの科目も合格率は1割強なので「上位1割に入れるか」という視点で見たら、条件は他の受験生も同じですので、学習範囲の大小はあまり関係のない話になってきます。
とはいえ実際のところ、必須科目である簿記論・財務諸表論と、法人税法・消費税法・相続税法を選択される方が多いです。
なぜなら、これらの科目で学ぶ内容が実務において特に生かされるからです。
仮に独立してやっていくとすると、ある程度どんなことにでも対応する必要があります。
そのため、税法の中でも特にこれを知っておかないと困るというような科目を選択するケースが多いのです。
少し先の話かもしれませんが、皆さんがどのような税理士になりたいと考えているのか。そのような視点から受験科目を選択されるとよいかもしれません。
順番については、まずは簿記論と財務諸表論を学び会計知識の土台をつくり、そこに税法を上積みしていくというのが一般的です。
(簿記論と財務諸表論は共通する部分が非常に多い科目ですので、同時に学習すると効率的です。)
ただ、必ずしもその順番かというとそうではなくて、例えば相続税法は簿記の知識は必ずしも必要というわけではありませんので、初年度でも受験できる科目といえます。
逆に法人税法や消費税法は、簿記の知識が必要な科目です。
したがって、簿財を学習した翌年に計画すると比較的スムーズに学習を進めていけます。
尚、税理士試験は長丁場となるがゆえに計画性がとても大切ですが、勉強を進めていくうちに目指したい税理士像が変わってくることもあると思います。
そのため、税法の選択は学習開始後にあらためて検討するというのもひとつの手だと思いますので、まずは必須科目である簿記論と財務諸表論の合格を目指して学習を始めてみてはいかがでしょうか。
税理士試験の勉強のコツやポイントとは?
完璧を求めすぎない、無理をしすぎないことでしょうか。
例えば、学習の進め方においては、理解度が完全でなくても先に先に進めることをおすすめします。
先ほども述べたように税理士試験は学習量が膨大です。
だからこそ出来る限り先に進めておくことが後々の安心に繋がります。
またスケジュールの組み方でいえば、1週間のサイクルで学習計画を立てるとしたら、7日間ではなく6日間でこなせる分量でスケジュールを組むと良いと思います。
万が一、1日勉強できなかった日があってもその日の分は予備日に回すことができますし、最初の6日で予定していた勉強が終わった場合はご褒美で1日休みとしても良いと思います。
これがタイトなスケジュールを組んでいたら、取り返すのに必死で、苦しい日が続いてしまい、ついには勉強を続けることが嫌になってしまいます。
無理をしすぎないスケジュールを組むことが大切だと思います。
なお、スケジュールを組む際は、一定のサイクルで既習範囲の復習も入れるようにしましょう。
一度学んだことは復習しなければ忘れてしまうからです。
スタディングには「AI問題復習機能」があります。
あなたの学習履歴を元に「今日復習すべき問題」を自動で出題します。
あなたの理解度に合わせて、せっかく学習したことを忘れないように、記憶の鮮度をAIが管理するというわけです。
税理士試験に合格するための勉強の進め方やペースとは?
通学講座の場合はだいたい1年間程度のカリキュラムが組まれています。
8月末か9月頃から勉強を開始して、翌年4月頃にはひととおり学習を終えて、5月から直前対策に移る、というのが一般的なスケジュールです。
一方、スタディングの場合は人によってスタートがバラバラです。
8月や9月に始める方もいれば、11月頃から始める方もいますので、ペースとしては人によって変わります。
もし、開始時期が遅かった場合は、最初から少し速めのペースで進めて、やはり5月頃には直前対策に移れるとよいでしょう。
直前期はとにかく問題演習を繰り返して間違ったところを復習したり、理論を必死で覚える時期です。
そういうことに時間を割いていく為にも、ひととおりの学習は4月までに終えられるよう進められると良いでしょう。
なお、スケジュールをたてて、日々のタスクをこなしていけば達成感もありますし、「予定通りに進んでいるからこのままいけば大丈夫」という自信にもなります。
また、それ自体がモチベーションにもつながりますので、是非、4月にひととおりの学習を終えられるような学習計画をたててみてください。
プロから見た税理士試験に合格する人の特徴や必要なものとは?
まずは学習範囲をやりきることが前提にはなりますが、その上で合格できるのは、難しい問題に出会ったときに思い切って飛ばせる方です。
「これだけ勉強してきた自分が難しいと感じるんだから、ほかの受験生にとっても難しいはずだ」というような判断が、本試験の場でできるかどうかが合否に大きく影響します。
一方、どんなに難しくても一度手をつけ始めた問題を途中でやめる踏ん切りがつかない人は、ほかの問題に手をつける時間が足りなくなって、思うような結果が出ないこともあります。
実力がある人でも難しい問題に深入りして失敗してしまうケースも見受けられるので、気をつけるべきポイントです。
これは意外だったかもしれませんが、冒頭でも述べたように出題量が多い試験だからこそ、自分の得意な問題、見慣れた形式の問題をまず優先して解き、解けない問題は思い切って捨てる。
そういう「取捨選択」と「解く順序」が合否のカギを握るのだと思います。
このあたりについては、直前対策講義でもお伝えしますので、まずはそこまで頑張っていただけたらと思います。
スタディングの税理士講座はなぜこんなに安いのか?
はい、スタディングの安さの秘訣は以下の通りです。
従来の一般的な資格学校・通信講座でかかっていた「合格に関係ない事にかかるコスト」を極限まで削減したことにあります。
さらに、スタディングでは、ITを活用した、革新的な学習システム・運営システムを開発した結果、運営コストを大幅に削減することができました。
その結果、圧倒的な低価格※を実現しています。
さらに、これにより「合格するのに重要なコスト」に資源を集中できることになったため、他校の講座よりも「学びやすく、わかりやすく、続けやすい」講座を低価格で提供できるようになりました。
(※同種の資格講座を提供している業者のうち、当社が販売開始時点で調査した範囲での比較です。)
なお、税理士講座の詳細はスタディングのHPをご覧ください。