ビジネスカードで経費を支払うことによって経理の手間が軽減!
無駄な仮払いや従業員による立替払いがなくなり、経費精算業務の合理化が図れ、支払先への振込手数料の大幅な削減となります。
freee、マネーフォワードクラウド等のクラウド会計ソフトと連携して利用することも可能で、自動で仕訳まで行われて承認ボタンを押すだけとなるので、圧巻の利便性があります。
経理利用と私的利用との明確な区別がなされて、『経理の見える化』が可能。経理の管理もしやすくなるのです。
プライベートの支出とビジネスの支出がごちゃまぜになると、煩雑で管理に余計な時間がかかる上、事業用の支出に個人用カードを使うのは違反となります。
やはりプライベートの支出は個人用カード、ビジネスでの経費決済はビジネスカードと使い分けるのがスマート。
個人用カードの場合、家族カードの範囲は配偶者・子供・同居の親などに限定されており、かつ発行可能枚数が少ないカードが大半です。しかし、ビジネスカードは社員用の追加カードを複数枚発行することができ、中には上限がないカードも!社員の方それぞれにクレジットカードをもたせることも可能です。
社員それぞれが経費をカード払いにすると、利用明細で誰がいつどこでいくら利用したのかが一目瞭然。現金出納が不要になり、無駄なバックオフィス業務を削減できます。
仕入れを要するビジネスモデルの場合や、スタートアップ等資金に十分な余裕がない場合、事業の資金繰りは苦労が多いかと思います。
そんな時にも、ビジネスカードなら1~2ヶ月後の引き落としになり、資金繰りに余裕ができることで、キャッシュフローの改善に役立ちます。
利用金額に応じたポイント獲得が可能となります。
還元率やポイント交換先は各社様々ですが、利用金額の1%を獲得しマイルにも交換できるものもあります。ポイントの交換先に悩む場合には、支払いにそのまま充填できるものもあります。事業用決済で貯めたマイルをプライベート旅行で利用してしまう、なんてこともできるかもしれません。
ポイントをマイルに交換して使うと、1ポイントの価値が上がります。国内線特典航空券だと1マイル1.5~2円程度、国際線ビジネスクラスだと1マイル2.5~5円程度、ファーストクラスなら1マイル8~15円程度で利用する ことが可能です。マイルの価値には諸説がありますが、一般論としては1マイル2円程度の価値があるとされています。
キャッシュバック、Tポイントや楽天スーパーポイント等の共通ポイント、ギフトカード等の便利な交換先が用意されているビジネスカードも多く、ポイントの使い道で困ることはほとんどありません。
ユニークな用途としては、ポイントで会員限定のイベントに参加できるクレジットカードもあります。一般人は入れない非公開の国宝を堪能できるイベント、ステキなダイニングイベント、著名歌手のプライベートコンサート、花火大会、オリンピックの金メダリストにレクチャーを受けられるイベントなどが揃っています。
ビジネスカードにはポイント以外にも充実の特典が付帯しています。プライベートでも利用できるので、活用するとオン・オフの両面で役立ちます。
主要な付帯サービスはページの最後で解説しています。
2017年から、所得税、相続税、法人税、消費税、贈与税、たばこ税など30税目の国税で、クレジットカード納付がスタートしました。
面倒な書類のやり取りをする必要なく、家にいながらにしてサクッと納税!
1回の納税限度額は手数料を除いて約990万円ですが、分割して決済することが可能なので、1000万円超の納税も利用限度額がOKならば支払い可能です。
手数料が発生するのがデメリットですが、インターネットでサクッと簡単にビジネスカードで税金を支払うことが可能なので、お忙しい方に便利です。
ここまで、ビジネスカードのメリットを語ってきましたが、わざわざ事業用にビジネスカードを作ってその分の年会費を支払うなんて…と思っている方はいませんか?
法人カードは年会費の全額が経費になるので、その分、税金が減少します。実効税率が高ければ高いほど税金が減るのです。これだけのメリットを受けて年会費は実質経費計上できるのですから、作らない理由はありません。
個人用カードは年会費無料カード、ビジネスカードは年会費が有料のカードという使い分けも有効です。
経費を使わなかった場合 | 経費を10万円使った場合 | |
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売 上 | 1000万円 | 1000万円 |
経 費 | 900万円 | 910万円 |
利 益 | 100万円 | 90万円 |
納 税 額 | 30万円 | 27万円 |
キャッシュフロー | 70万円 | 63万円 |
実効税率30%と仮定して計算した場合
- 経理処理が簡便になって、無駄な事務コストが削減可能
- 複数枚のカードを発行可能
- 1回払いなら無料で支払いの繰り延べが可能になり、キャッシュフローが改善
- ポイント・キャッシュバック・マイル等のお得な還元
- エアポートラウンジ、その他の空港関連サービス
- 海外旅行・出張での24時間日本語サポート
- ホテル・旅館の優待・割引
- ダイニング関連の優待
- 福利厚生サービス
- ショッピング保険、旅行傷害保険、航空機遅延費用保険などの付帯保険
- 事前に振り込めば利用限度額が無限
- 国税のクレジットカード払いも可能
- 年会費も経費精算が可能