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OneDriveフォルダー内に「デスクトップ」が現れる

日ごろからOneDriveをお使いの読者諸氏には気付いた方もいると思うが、OneDriveクライアントは自動保存先として、ドキュメントフォルダーやピクチャフォルダーに加えて、デスクトップをOneDriveフォルダーに加えることが可能になった。

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    OneDriveクライアントの「自動保存」タブには、新たに「デスクトップ」が加わっている

対応自体は2017年11月ごろに行われたと思われるが、OneDriveクライアントのChangelogに対応を示す1文は見当たらず、正式な時期は不明だ。

この機能を有効にすると、OneDriveフォルダー内に「デスクトップ」フォルダーを生成し、ドキュメントフォルダーやピクチャフォルダーと異なり、「PC」に並ぶデスクトップフォルダーのパスも変化する。この点には注意が必要だろう。

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    OneDriveフォルダー内に「デスクトップ」フォルダーが生成され、デスクトップに保存したファイルは同フォルダーに格納される

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    プロパティダイアログを確認すると、通常のフォルダーであることがわかる

適用範囲はエクスプローラー全般におよび、クイックアクセスはもちろん、ナビゲーションウィンドウの「デスクトップ」も変化する仕組みだ。設定は即時反映されるため、デスクトップPCとノートPCで同じMicrosoftアカウントを使っている場合、すぐに一方のデスクトップ上にあるファイルがもう一方のノートPCに転送される。

デスクトップフォルダーに共有設定を行っている場合や、他のアプリケーションでデスクトップを既定の保存先としている場合、設定の見直しが必要だ。また、エクスプローラーの表記は再サインインするまで変わらない。

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    設定を有効にするとデスクトップの同期が始まり、一方のPCにあるファイルやフォルダーが現れる

このデスクトップフォルダーはジャンクションやシンボリックリンクではなく、一般的なフォルダーだ。また、フォルダー名も「desktop.ini」を使った日本語表記ではなく、そのまま「デスクトップ」となるため、desktop.iniの「LocalizedResourceName」を削除して、英語表記にしている環境では違和感を覚える。とはいえ、ファイルの主要な保存先がデスクトップである場合、便利な機能となるだろう。

本来「自動保存」機能は、ファイル保存時の既定アクションとしてOneDriveフォルダーを選択するものだ。だが、今回の設定はデスクトップフォルダーとして「(OneDriveフォルダー)\デスクトップ」を使用する。

そのため、設定有効時はフォルダーの参照先が切り替わり、それまであったデスクトップ上のファイルは見えなくなってしまう。その際は「%USERPROFILE%\Desktop」フォルダーを開いて現在のデスクトップフォルダーにファイルを移動させればよい。

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    古いデスクトップをエクスプローラーで開くには、「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、「%USERPROFILE%\Desktop」と入力して「OK」ボタンをクリック/タップ

阿久津良和(Cactus)