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サービスチャネル変更で最新ビルドを誤認識?

日ごろ使っているデスクトップPCを、一時的にWindows Insider Programから退かせた。Windows 10 Insider Preview ビルド16000番台の後半あたりから検索機能が正常に動作せず、クリーンインストールしてWindows Insider Programに再参加させると、ブルースクリーンが多発する始末。

「設定」の「更新とセキュリティ/回復」から「前のバージョンのWindows 10に戻す」を選び、通常の半期チャネル(ターゲット指定)に戻した次第だ。そこで現れたのが下図のメッセージ。

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    Windows Insider Previewから半期チャネル(ターゲット指定)に戻すと、更新プログラム未適用を警告するメッセージが現れるようになった

半期チャネル(ターゲット指定)向けにリリースした更新プログラムはすべてで適用しているため、このメッセージは本来であれば正しくない。

推測すると、Windows 10 Insider Previewが持つビルド番号を保持しているため、現在のビルド16299.192ではなく、ビルド17074.1002の存在を最新版と誤認識しているのだろう。

実害はないのだが、「Windows Defenderセキュリティセンター」が更新プログラム未適用を検知し、警告アイコンが現れるので、どうにも据わりが悪い。ディスククリーンアップで「以前のWindowsのインストール」を実行したり、トラブルシューティングツールでWindows Updateのキャッシュファイルを削除したりを試したが、先のメッセージはそのままである。

そこで、新ビルドの取得先がWindows Insider Preview用から半期チャネル(ターゲット指定)用に切り替わるのを待つため、Windows Updateの「詳細オプション」から更新の一時停止を有効にした。

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    「設定」の「更新とセキュリティ/Windows Update」に並ぶ「詳細オプション」→「更新の一時停止」を順にクリック/タップ

翌日、更新の一時停止をオフに切り替えてから、「更新プログラムのチェック」を手動で実行すると、ようやく「お使いのデバイスは最新の状態です」といつものメッセージに出会えたのである。

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    翌日「更新プログラムのチェック」をクリック/タップすると、最新状態であることを示すメッセージが現れた

順当に更新プログラムを適用しているのであれば、「最新の状態ではなく、重要なセキュリティ更新プログラムおよび品質更新プログラムが適用されていないため、危険にさらされています。(以下略)」と警告メッセージが現れても、あわてることはない。Windows Updateのターゲット情報が切り替われば、元の状態に戻る。

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    現在は半期チャネル(ターゲット指定)なのでビルド番号は16299.192だが、「更新プログラムのインストール履歴」には、Windows 10 Insider Previewのインストール履歴が残っている

阿久津良和(Cactus)