コピーできないアプリの表とは、電子マネーの利用履歴のようなものでしょうか? 確かに、モバイルSuicaやPASMOなど交通系電子マネーのアプリで表をコピーしようとすると、範囲指定できず、そのままではテキストデータとしてコピーできません。これはちょっと不便ですよね。
テキストとしてコピーできないアプリ上の情報は、撮影したスクリーンショットを「テキスト認識表示(Live Text)」の機能で読み取ることができます。iOS 16以降のiPhoneであれば、日本語を含む文字画像がテキストデータとして認識されるので、電子マネーの残額履歴もコピーできます。
とはいえ、スクリーンショットを撮ったあと写真アプリで開き、表部分を範囲指定してコピー、という手順を踏まなければなりません。それだけ手間をかけても、表の体裁が崩れてしまうため、いまひとつ利用価値を見出せなくなっています。
そこで利用したいのが、iOS 27.2で日本語対応を果たした「Siri AI」です。ベータ版という位置付けではあるものの、画面に映っている範囲であればテキスト扱いされない表をコピーでき、しかもメモアプリの表やCSVデータで保存できるので、体裁を崩さず表計算ソフトにペーストできます。
手順はかんたん。モバイルSuicaやPASMOなど交通系電子マネーアプリの場合、利用履歴の画面を表示した状態で、サイドボタンを長押しするなどしてSiri AIを呼び出します。メモアプリの表にする場合、Siri AIに伝える命令(プロンプト)は「この表をコピーして新規メモを作成して」とすればいいでしょう。CSV形式でコピーしたい場合は、「この表をCSV形式でコピーして」とすればOKです。
なお、この方法でコピーできる範囲は、画面に表示されている部分に限ります。スクロールして表示する部分は対象外となるため、縦長の表はスクロールしたうえでSiri AIに命令し直さなければなりません。



