2026年10月27日(火)、石川県珠洲市にある珠洲市立つばき保育園の中で、、『にゃんこ大戦争』を開発・運営する株式会社ポノスと共催する形で、「にゃんことつながる特別授業」が開催されました。

  • 『にゃんこ大戦争』が能登半島の幼稚園に訪問。園児80人とラジオ体操・読み聞かせを楽しんだ目的は

    『にゃんこ大戦争』が能登半島の幼稚園に訪問。園児80人とラジオ体操・読み聞かせを楽しんだ目的は

今回開催された「にゃんことつながる特別授業」は、ポノスがリリースするスマートフォンアプリ『にゃんこ大戦争』を始めとする、にゃんこIPの看板キャラクターである「ネコ」が現地を訪問するというイベントです。園児と一緒にラジオ体操をしたり、スタッフによる絵本の読み聞かせをしたり、ネコと子供たちが交流します。

にゃんことつながる特別授業は今回が初めての試みで、子供たちの健やかな成長と明るい笑顔の輪を広げるために企画されました。会場となったつばき保育園は珠洲市唯一の市立の認定こども園で、最大250人の園児が通える大きな保育園です。今回のイベントでは3~5歳の園児、約80名を対象として行われました。

  • 珠洲市立つばき保育園で「にゃんことつながる特別授業」が開催されました

    珠洲市立つばき保育園で「にゃんことつながる特別授業」が開催されました

  • つばき保育園は最大250名の園児の受け入れが可能な大規模な保育園です

    つばき保育園は最大250名の園児の受け入れが可能な大規模な保育園です

ゆうぎしつに集められた園児は、特別授業を行ってくれるお兄さんとお姉さんに元気よくご挨拶。あまりにも元気な受け答えにお兄さんとお姉さんも驚きを隠せません。そこにネコが満を持して登場。園児たちのボルテージも一気に高まります。

ネコの紹介のあとにはみんなでラジオ体操。これまた元気いっぱいのラジオ体操にネコも負けじと張り切ります。張り切りすぎて疲れてしまったネコはここで一旦、退場。お兄さんとお姉さんによる絵本の読み聞かせが始まります。

  • ネコの登場に園児は大興奮

    ネコの登場に園児は大興奮

  • ネコと一緒にラジオ体操を行いました

    ネコと一緒にラジオ体操を行いました

読まれた本は「さるかに合戦 ビバ! KONTON!」です。いわゆるトラディショナルな「さるかに合戦」ではなく、ポノスが出版する新たなさるかに合戦の絵本です。お兄さんとお姉さんが代わる代わる読み聞かせをして、園児たちは絵本に夢中です。

読み聞かせの終了後、読み聞かせで使った絵本を園長先生にプレゼント。園内で自由に読むことができるようになりました。他にも園児全員にネコのお面とネコのコップがプレゼントされました。最後にネコとお兄さんとお姉さんとみんなで記念撮影。園児がゆうぎしつから退場する時にネコがハイタッチでお見送りしてくれました。

  • 絵本がスライドで映し出され、お兄さんとお姉さんが読み聞かせをしました

    絵本がスライドで映し出され、お兄さんとお姉さんが読み聞かせをしました

  • 読み聞かせの絵本はつばき保育園に贈呈。園長先生が代表して受け取りました

    読み聞かせの絵本はつばき保育園に贈呈。園長先生が代表して受け取りました

  • 園児にはネコのお面がプレゼント。みんな嬉々としてお面を被っていました

    園児にはネコのお面がプレゼント。みんな嬉々としてお面を被っていました

  • 最後はネコにハイタッチしてお別れです

    最後はネコにハイタッチしてお別れです

『にゃんこ大戦争』やネコは、お父さんやお母さんがプレイしているアプリで既に知っている園児が多く、知らなかった園児もネコと一緒に遊んだことですっかりお気に入りになっていました。最後にポノスに今回のイベントの開催の経緯や目的を聞いてきました。

――特別授業を開催するきっかけは何だったんでしょうか。

ポノス 広報チーム 小田島愛さん(以下、小田島):『にゃんこ大戦争』は、今年で14年目を迎えるタイトルなんです。我々がやっている事業は人を笑顔にしたり、楽しませたりする仕事だなって思っていました。ゲームだけでなく、他の形でも子供たちを笑顔にできる活動ができないかなと考えて、特別授業を行うことにしました。

ちょうどそのタイミングで、能登で震災の被害を受けた珠洲市とお話する機会があり、一緒に取り組むことができました。今回は保育園さんでのイベントだったので特別授業という形で、ネコと触れあう時間を作らせていただきました。

――具体的には珠洲市から話がきたのでしょうか。

小田島:イベントをするという話は弊社からですね。イベントを企画していた時に、私がいくつかの自治体にお声がけさせていただき、その中で最初に手を挙げていただいたのが、珠洲市でした。

――イベントの内容を特別授業にしたのはどういった経緯があったのでしょうか。

小田島:6月くらいに一度、つばき保育園に訪問させていただきました。現場を拝見させてもらって、子供たちとどういう時間を作ったら、一番楽しめるかを保育園の保育士さんと話をしたんです。園児は読み聞かせが好きで、身体を動かすことも大好きだと聞きまして、じゃあ、絵本の読み聞かせとラジオ体操が良いかなってことになりました。

――つばき保育園はかなり大規模な保育園ですが、今回参加したのは、全体のお子さんの半分くらいでしょうか。

小田島:そうですね、3歳から5歳までの3クラスが参加しました。読み聞かせの内容が理解できたり、ラジオ体操を一緒にできたりと、イベント内容に即した年齢を考えたとき、保育士さんから3歳以上がいいかもとご提案いただきました。

――そういえば絵本はポノスのオリジナル絵本でしたが、他にもあるのでしょうか。

小田島:今回読み聞かせで使った「さるかに合戦」は今年の3月に出たばかりの書籍で、にゃんこの絵本シリーズって形で初の本なんです。『にゃんこ大戦争』のキャラクターIPを使用した展開をいろいろ考えていまして、今『にゃんこ』シリーズのゲームは8タイトルリリースしています。2020年頃からリアルイベントであったり、グッズ展開であったり、ゲーム以外でのIP活用を積極的に行ってきました。絵本もその一環ですね。

書籍で言えばKADOKAWAさんから「にゃんこでまなぶ!」シリーズがあって、歴史人物であったり、世界の国であったり、47都道府県であったりと学習系の本も出ています。そういった本を使って、子供たちと一緒にお勉強とかもやっていけたらと思っています。

――ゲーム展開だけでなく、キャラクターIPとしての拡大を狙っているわけですね。

小田島:そうですね、グッズとかも注力しています。自社での展開だけでなく、コラボ展開も積極的に行っており、いろいろな企業さんと一緒にやらせていただいています。生活の中で、にゃんこに触れる機会が増えると良いなと思っています。

――イベントの話に戻りますが、今回が初の試みということですが、今後も定期的に開催する予定なのでしょうか。

小田島:はい、今回きりで終わらせようとは思っていなくて、せっかく形として残せたので、今後も継続的に子供たちを笑顔にしていきたいと思っています。内容としては今回と同様のパッケージで行うのか、ブラシュアップしていくのかはまだ未定ですが、いろいろ検討していきたいです。

――なるほど、今回のようにどこかにキャラバン的に訪問していくのか、どこかイベント会場などでやるのか、そのあたりはいかがでしょうか。

小田島:今回の活動で言うと、今後もそれぞれの施設に訪問して、子供たちと触れあったり、現地へ赴いてこその活動ができたり、そういうのを大切にしていきたいと思っています。こういった形以外にも我々はイベントを行っているので、どこかで開催して、そこに子供たちやファンが集っていただくというような形もありだと思います。今回のイベントのようにこちらから会いに行って、子供たちと繋がりを大切にしていきたいという思いは強いです。

――今回は復興支援という側面もあったと思いますが、そういったことに限らず、いろんなところへ訪問する予定でしょうか。

小田島:今回はいろいろなご縁があって震災のあった珠洲市での開催でした。ただ、震災復興を開催目的のひとつとしているわけではないので、それ以外の場所でも開催はしていく予定です。今回は我々の呼びかけに珠洲市が手を挙げていただけましたが、自治体の方からお声がけいただければ、前向きに検討していきたいと思っています。

現状はまだこういった活動を始めたばかりなので、まず知ってもらって、こちらから積極的に声掛けして、活動の輪を広げていく必要があると思っています。そういう意味では、最初の趣旨が被災地の子供たちを笑顔にしたいというところからスタートさせていただいているので、しばらくはそのコンセプトを大切にしながら、いろんなところに訪問できたらいいですね。

――ありがとうございました。

震災復興支援、子供の情操教育、そしてキャラクターIPの強化と、様々な観点で見てもメリット、さらに意義があるイベントだと感じました。無償で協力することは一見美談として語られることもありますが、事業としては息切れして長続きしないことも少なくありません。

しかし、このような形で次世代への周知も図っていくことができれば企業としてのメリットもしっかりあるために、継続性も見込まれます。今後も特別授業のような活動をはじめ、『にゃんこ大戦争』のIPが世に知れわたっていくことで、多くの人が幸せになっていける施策なのではと感じました。