メールアドレスなどの情報漏えいに関する問題が連日報道されています。情報を預けた先で起きたトラブルですから、エンドユーザ側で予防することは困難ですが、明日は我が身。セキュリティ意識を高く持ちつつ、この情報社会を生きていくしかありません。
iPhoneも、メールやSNSメッセージ、WEBブラウザ、各種のアプリといったいろいろな部分に潜在的なセキュリティリスクを抱えています。いま現在は問題がなくても、システムに脆弱性(侵入/ハッキングされる余地があるなどのセキュリティ上の欠陥や弱点)が発見されるなど、運用開始後に問題が見つかる可能性は否定できません。
写真やビデオなど各種データ保存領域として利用されるiCloudも例外ではありませんが、Appleが運営するクラウドシステムと、ユーザがそれぞれのユーザIDとパスワードで管理するユーザ領域は分けて考える必要があります。
その点で、「設定」→「自分の名前(Appleアカウント)」→「iCloud」→「iCloud.com」画面にある「iCloudのデータアクセス許可」スイッチは重要な意味を持ちます。このスイッチをオンにすると、WEBサイト「iCloud.com」からiCloud関連サービスを利用できますが、逆の見方では「Web経由で自分の個人情報にアクセスする」ことを許す意味になります。
iCloud.comは、iPhone紛失したときなどに役立ちますが、それ以外では利用頻度が高いとはいえないサービスです。オフにしても、サインイン中の信頼できるAppleデバイスからアクセスできますし、写真やメモなどのiPhoneとの同期が停止するわけでもありません。iCloud.comの利便性とAppleアカウントの情報が漏れたときのリスクを天秤にかけ、慎重に検討すべきでしょう。
