イ・チャンドンがその才能を見出し、ポン・ジュノがファンを公言する、ユン・ガウン監督の最新作『ジュインはリンゴが嫌い』(2026年12月11日公開 配給:ビターズ・エンド)のトークイベント付き先行上映が決定した。これにはユン・ガウン監督と『そこのみにて光輝く』(2014)、『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(2024)、『ふつうの子ども』(2025)などを手掛けた呉美保監督が登壇する。
『ジュインはリンゴが嫌い』は、主人公の女子高生・ジュインが忘れたい過去に立ち向かい、自らの人生を取り戻そうとする心の機微を繊細に描いたドラマ。
監督を務めるのは、イ・チャンドンがその才能を見出し、ポン・ジュノがファンを公言する、ユン・ガウン。10歳の少女たちの等身大の世界を切り取り、第66回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門選出、第17回TOKYO FILMeXでトリプル受賞の快挙を成し遂げた長編デビュー作『わたしたち』(2016)に続いて日本公開となる本作は、2025年に韓国で公開されたインディペンデント映画でNo.1ヒットを記録した。韓国映画初のコンペティション部門への出品を果たしたトロント国際映画祭を皮切りに、世界20以上の映画祭で招待・受賞を重ね、多くの観客や批評家から高い評価を集めており、昨年のTOKYO FILMeXで上映された際には「心に刺さる素晴らしい映画」「幾度も涙腺崩壊」「意味をかみしめてまた観たい」と絶賛の感想が相次ぎ、国内外問わず熱い視線を向けられている。
この度、ユン・ガウン監督の来日が決定した。前作『わたしたち』(2016)で、トリプル受賞を果たした第16回TOKYO FILMeX、昨年コンペティション部門で観客に鮮烈な印象を残した第26回TOKYO FILMeXに続き、今回で3度目の来日となる。来日期間中の11月11日には、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にてトークイベント付き先行上映が開催される予定となっている。ゲストとして、『そこのみにて光輝く』(2014)、『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(2024)、『ふつうの子ども』(2025)など、数々の作品で観客の心を掴んできた呉美保監督の登壇する。今年の第39回東京国際映画祭で黒澤明賞が受賞される呉監督は本作について、他者を理解することの難しさや、思いがけない出会いがもたらす可能性に触れ、「改めてハッとさせられた」とコメントを寄せている。
ユン・ガウン監督と呉美保監督が、それぞれの作品を通して丁寧に掬い取ってきたもの、本作の魅力をどう語るのか。イ・チャンドンにはじまり、ジャ・ジャンクー、ポン・ジュノ、グレタ・リー……国際的に活躍する映画人たちから本作が愛される理由とはなにか。
作品をより深く味わえる、貴重な機会となります。この機会をぜひお見逃しなく!
呉美保
トークイベントは、18:30の回上映後に実施される。チケットはBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下の公式サイトにて、11月8日24:00より発売予定。
■ストーリー
いつも明るくみんなを引っ張るクラスの委員長、ジュイン。ときにお調子者な一面もあるが、男女分け隔てなく接し、先生から「しっかり者」と信頼を寄せられ、充実した高校生活を送っていた。そんなある日、クラスメイトとの言い合いで思わず口にしたひとことをきっかけに、彼女のもとに差出人不明のメモが届くようになる。戸惑いながらもいつも通りの生活を送るジュインだが、周囲との関係はかけ違ってゆき――。
■出演者
ソ・スビン
チャン・ヘジン
キム・ジョンシク
カン・チェヨン
イ・ジェヒ
キム・ヨチャン
■スタッフ
監督・脚本:ユン・ガウン
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