一般的に時計の表示方法といえば、時刻を数字で表示する「デジタル」と短針・長針で時刻を表す「アナログ」のどちらか。両者に優劣はなく、状況に応じて使い分ければいいだけのことですが、基準時刻まであとどれくらいか、といった相対的な時間の把握にはアナログ時計のほうが適しています。
だから、iPhoneの操作を始める前に目にするロック画面にアナログ時計を表示したい、できれば画面いっぱいになるほど大きいものを、というニーズがあるのは当然のこと。デジタル時計はできるのだから、アナログ時計も...と期待するのに無理はありません。
しかし、iOS 27に標準装備の機能/アプリで、ロック画面に「大きなアナログ時計」を表示することはできません。iOS 27には、iPhoneのホーム画面いっぱいにウィジェットを表示する機能が追加されましたが、iOSに付属の時計アプリではボタンサイズの小さなアナログ時計しかウィジェット化できません。
サードパーティー製時計アプリを使うにしても、ロック画面のウィジェットはボタンまたは横長と形状に制約があり、大きなウィジェットとして表示することはできません。アプリの機能をロック画面やDynamic Islandにリアルタイム表示する「ライブアクティビティ」に対応したアプリであれば、ややサイズアップできますが、画面いっぱいというにはほど遠い大きさです。
ロック状態で画面全体にアナログ時計を表示するには、常時表示に対応したiOS 17以降のiPhoneで「スタンバイ」を利用することが近道です。iPhoneが充電中かつ横向きに置かれた状態でなければ動作しませんが、しっかりアナログ時計として機能しますよ。
