折りたたみスマートフォンなど様々な製品を出している韓国サムスン電子から、秋の新モデルとして「Galaxy S26 FE」が海外で発売されました。「FE」の名前の付くモデルは日本でも過去に「Galaxy S24 FE」が登場しましたが、ハイエンドながらも価格が抑えられており、最新のAI機能などをより手軽に使うことができます。

  • 海外で発売されたGalaxy S26 FE

    海外で発売されたGalaxy S26 FE

日本でも販売中のGalaxy S26シリーズは「Galaxy S26」「Galaxy S26+」「Galaxy S26 Ultra」と3つのモデルがラインナップされています。それぞれチップセットにクアルコム製のSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載したハイスペックな製品です。Galaxy S26 FEはサムスン電子製のExynos 2500を搭載、こちらはクアルコムの1世代から2世代前相当の性能であり、現時点ではハイエンドの下位、あるいはミドルハイレンジの上位の性能であり、十分なパフォーマンスを発揮します。

  • 既存のGalaxy S26シリーズ3機種の下位モデルとしてラインナップ

    既存のGalaxy S26シリーズ3機種の下位モデルとしてラインナップ

ディスプレイのサイズは6.7インチで上位モデルのGalaxy S26+と同等、ただし解像度は落とされています。バッテリーも同じ4,500mAhで充電速度も45Wと変わりません。ワイヤレス充電が15Wと若干性能が落ちますが、実用上は大きな違いはないでしょう。6.7インチは大きすぎず、小さすぎず、手ごろなサイズ感であり、普段使いしやすい大きさだと感じます。

  • 6.7インチのディスプレイを搭載する

    6.7インチのディスプレイを搭載する

OSはAndroid 17を採用しており、サムスンがカスタマイズしたOneUI 9を採用。サムスンが開発したエージェント型AI機能「Now Nudge(ナウナッジ)」を搭載しており、画面上の文脈やアプリの利用状況をAIがリアルタイムで読み取り、カレンダーへの予定追加や住所から地図を開くなどのアクションを、アプリを切り替えることなく先回りして提案してくれます。画面に表示された内容の必要な個所をスクショしたり翻訳するなど、日常的に便利な機能も搭載。もちろんGoogleのAI「Gemini(ジェミニ)」も利用可能です。

  • Android 17ベースのOneUI 9を搭載

    Android 17ベースのOneUI 9を搭載

本体サイズは161.6×76.9×7.4mm、193g。同じ画面サイズのGalaxy S26+が158.4×75.8×7.3mm、190gとほとんど変わらないので、ほぼ同等の筐体サイズで展開される兄弟モデルと言えるでしょう。

  • Galaxy S26+と同等の大きさ

    Galaxy S26+と同等の大きさ

本体カラーはピスタチオ、グラファイト、ブルーベリーの3色。このカラーはGalaxy S26シリーズにはありません。一方ピスタチオとグラファイトは、7月に発表された最新折りたたみモデル「Galaxy Z Fold8」と共通です。Galaxy S26 FEは秋モデルということで、夏に発売された新製品と共通のボディーカラーを採用しているようです。

  • カラバリは3色

    カラバリは3色

  • 参考までにGalaxy Z Fold8の4色のカラバリ

    参考までにGalaxy Z Fold8の4色のカラバリ

カメラは5,000万画素の広角、1,200万画素の超広角、800万画素の3倍望遠の3つを搭載します。Galaxy S26とGalaxy S26+は広角、超広角が同じ性能、3倍望遠は1,000万画素です。日常的なスナップ撮影をするならば、Galaxy S26 FEのトリプルカメラ構成でも十分かもしれません。

  • 日常利用には十分なカメラ性能

    日常利用には十分なカメラ性能

撮影後の写真や動画の加工もGalaxy AIを使い簡単に操作できます。フォトアシスト機能では写真内の不要なオブジェクトをワンタップで消去し背景をAIが自動生成します。また自然言語で「背景の空を夕焼け風にしてほしい」といった指示も可能。さらにGalaxy S26シリーズが搭載している動画の生成AI機能の1つである「My FanCam」にも対応。たとえば赤ちゃんが動き回る動画を撮影後に、赤ちゃんだけを常に真ん中に収まるように、特定の人だけをフォーカスした切り抜き動画をワンタップで生成できます。

  • 写真や動画を撮影後も簡単に編集できる

    写真や動画を撮影後も簡単に編集できる

サムスンは日本では新型タブレット「Galaxy Tab S12」シリーズを9月30日に発表しました。しかし、今回紹介したGalaxy S26 FEは海外では9月4日に発売になったものの、日本への投入はアナウンスされていません。日本では下位シリーズGalaxy Aの最上位モデルとなる「Galaxy A57」が発売されており、同じ画面サイズながらチップセットやカメラ性能を落とし、より買いやすい製品として販売中です。Galaxy S26 FEは同モデルとGalaxy S26 / Galaxy S26+の間に位置する製品ということから、今後日本への投入されるのかどうか、ちょっと気になるところです。

  • 日本投入の動向をチェック

    日本投入の動向をチェック