1989年の「ベルリンの壁」崩壊後、東西再統一を目前に控えた旧東ドイツで実際に起きた紙幣大量盗難事件を基にしたヒューマン・コメディ『ハルバーシュタットの埋蔵金』(2026年9月4日公開 配給:インターフィルム)の特別映像と監督動画コメントが公開となった。
『ハルバーシュタットの埋蔵金』は、1989年の「ベルリンの壁」崩壊後、東西再統一を目前に控えた旧東ドイツで実際に起きた紙幣大量盗難事件を基にしたヒューマン・コメディ。主演はドイツのトップ・アクトレス、ザンドラ・ヒュラー。『落下の解剖学』(2023)でアカデミー賞・主演女優賞候補となり、さらにカンヌ映画祭グランプリ『関心領域』(2023)をはじめ、各国の秀作・話題作に連続出演。今年2月のベルリン映画祭では『ROSE(原題)』で銀熊賞(主演賞)を受賞、3月にはSF大作『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が世界中で大ヒット、5月のカンヌ映画祭では主演作『Fatherland(原題)』が監督賞を受賞、9月の本作『ハルバーシュタットの埋蔵金』日本公開を挟み、10月にはトム・クルーズと共演した最新作『DIGGER/ディガー』が公開予定と、2026年は、まさにザンドラYearとなっている。
監督は、ドイツ映画史上屈指の問題作『クリスチーネ・F』(1981)に主演し、後に脚本家/監督に転身したナーチャ・ブルンクホルスト。彼女の大胆な想像力が生み出した「事件の真相」が、スリルとユーモアたっぷりに描かれる。
この度、これまでのシリアスで知的な役柄とは異なる、チャーミングで生活感のある女性を魅力的に演じたザンドラ・ヒュラーの本編特別映像と監督コメント映像が公開となった。
本編特別映像では、盗んだ札束を袋いっぱいに詰め込み地下から脱出しようと坑道を走るマーレン(ザンドラ・ヒュラー)の姿と、パトカーのサイレンの音に慌てながら、ローベルト(マックス・リーメルト)、フォルカー(ロナルト・ツェアフェルト)ら男たちを従え必死の形相で出口を探す逃走する場面が捉えられている。
自宅のテーブルに盗んだ紙幣を広げるマーレンら家族。「これどうする?」「数えるわ」「何のために?」「いくらあるか知りたいの」「俺はキャデラックを買ってアメリカ中を旅する」「私が欲しいのは田舎の広いテラス付きの邸宅。部屋は9……10ね」「お金に加えて たくさんの宝石」「大切な仲間たちと共同で島を買うよ」紙幣の山に夢を膨らませるマーレンたち。「全部でいくら?」「数百万くらいかな」「私たち大富豪ね」と、いたずらっぽく笑うマーレンの表情が印象的だ。
あわせて、ドイツからナーチャ・ブルンクホルスト監督のコメント映像が到着している。映像で監督は、「こんにちは!ドイツより監督のナーチャ・ブルンクホルストです。40年前に『クリスチーネ・F』をご覧になった方なら私をご存知かもしれません。私はクリスチーネ役を主演しましたがそれはもう随分前のことです。そして今、新しい映画が公開されます。ドイツ語のタイトルは『Two To One』で本当に楽しいコメディ・ドラマです。ドイツ映画は面白くないと思う方もいるかもしれませんが、この作品は違いますよ。お金とそれをどう手に入れるかの話なのできっと興味をもってもたえると思います!」とコメントしている。
■ストーリー
「ベルリンの壁」崩壊から8か月後の1990年7月、東ドイツの田舎町・ハルバーシュタット。失業中の夫婦ローベルト(マックス・リーメルト)とマーレン(ザンドラ・ヒュラー)、彼らの幼なじみフォルカー(ロナルト・ツェアフェルト)の3人は、軍の地下坑道に忍び込み、秘かに廃棄された数百万マルクもの東ドイツ紙幣を発見、大量の札束を持ち帰った。彼らは近隣住民たちを巻き込み、持ち帰った札束で西側からやって来るセールスマンたちから家電、食品、生活用品を山ほど買っては西側で転売し、西ドイツマルク札に替えていく。思いがけない好景気に田舎町はお祭り騒ぎに沸くが……。
■出演者(役名:俳優名)
マーレン:ザンドラ・ヒュラー
ローベルト:マックス・リーメルト
フォルカー:ロナルト・ツェアフェルト
ケーテ:ウルスラ・ヴェルナー
マルコフスキ:ペーター・クルト
ルンケヴィッツ:マルティン・ブラムバッハ
■スタッフ
監督・脚本:ナーチャ・ブルンクホルスト
撮影監督:マルティン・ランガー
美術デザイン:ジェニー・ロースラー、フロリアン・カポシ
音楽:ハンナ・フォン・ヒュッベネット、アモーリ・ローラン・ベルニエ
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