韓国でZ世代を中心に話題となったミステリーホラー 『怪速急行■■行き』(2026年7月31日公開 配給:ショウゲート)で監督を務めるタク・セウン監督が、影響を受けたというJホラー5本を発表した。
『怪速急行■■行き』は、「人が消える」駅の真相に迫ろうとする万バズを狙う動画クリエイターの姿を追ったミステリーホラー。邦題の「■■」は「ピーー」と読むそうだ。「駅」という慣れ親しんだ空間を舞台に、電車、広告、自動販売機、吊革など見慣れているはずの物が突如として不気味なものに見えてくる。ありふれた日常にある潜在的恐怖を想起させ、他のホラー作品とは一線を画す世界観を構築したのは、新進気鋭のタク・セウン監督。
主人公の動画クリエイター/ダギョン役には、注目の若手俳優チュ・ヒョニョン。本作が長編映画デビューとなった彼女は、再起のために苦悩する動画クリエイターの情熱的な姿から、恋する女性の純真な姿、「人が消える」駅の謎へと傾倒していく危うい姿まで、幅広い姿を披露し鑑賞者の共感を誘う。そのダギョンに駅の奇妙な噂を聞かせてくれる駅長役には、チョン・ベスがキャスティングされた。近所に住むおじさんのような親しみやすい印象と、曖昧で不穏な雰囲気とのバランスで、作品にぞっとする緊張感を与えている。そしてダギョンが所属するコンテンツ製作会社のプロデューサー/ウジンを演じるのは、Golden Childのメンバーとしても活躍中するチェ・ボミン。
この度、怖いものが好きというより、このジャンルが持つ可能性に惹かれるんです」「そして日本のホラーは古典から近年の作品まで幅広く観ています」と話すほどのJホラーマニアであるタク・セウン監督が、影響を受けたという5作品を発表した。その5作品は以下の通り。
- 『リング』(1998年/中田秀夫監督)
- 『オーディション』(2000年/三池崇史監督)
- 『仄暗い水の底から』(2001年/中田秀夫監督)
- 『サユリ』(2024年/白石晃士監督)
- 『近畿地方のある場所について』(2025年/白石晃士監督)
『リング』『オーディション』『仄暗い水の底から』については、「恐怖という感情の中には、欲望も罪悪感も悲しみも込めることができます。また、ジャンルの特性上、美術や映像表現の面でもさまざまな試みができるので魅力を感じています。日本のこれらの名作ホラーは、私が映画を志した頃から大きな影響を与えてくれた作品で、見るたびに多くのことを学ばせてくれます」とコメント。また、『サユリ』『近畿地方のある場所について』に関しては、「最近の日本のホラーは、古典的な文法を受け継ぎながらも現代的な感覚を巧みに取り入れ、新しい試みを続けていると感じます。特に、すべてを説明するのではなく、感情や空気感によって言葉では表現しにくい不安や理由のわからない恐怖を描き出す手法が印象的でした」と分析している。
■ストーリー
再生数に伸び悩むホラー系動画クリエイターのダギョン(チュ・ヒョニョン)は起死回生を賭けて、国内で最も行方不明者が発生すると噂される地下鉄「光臨駅」の都市伝説を動画配信サイトに公開。するとその動画はたちまち万バズし、一夜にしてランキング上位へと躍り出る。さらに再生数への飽くなき欲望が止まらない彼女は、「人が消える」駅の真相を求めて、戻れない闇へと足を踏み入れていく。
■出演者
ダギョン:チュ・ヒョニョン
駅長:チョン・ベス
ウジン:チェ・ボミン
■スタッフ
監督:タク・セウン
© 2025 [MAP&NETRIN]. All Rights Reserved.
