サバイバルドラマの金字塔『ウォーキング・デッド』のスピンオフ『ウォーキング・デッド:デッド・シティ シーズン3』が、U-NEXTにて2026年7月27日11時より見放題で配信開始となる。これに先駆け、マギー役のローレン・コーハン、ニーガン役のジェフリー・ディーン・モーガン、ショーランナーであるセス・ホフマンの公式インタビューが公開となった。
マギーとニーガンの関係の変化
―マギーとニーガンは、これまでの複雑な経緯を経てどのように変化してきましたか?
ローレン 皆さんご存知のとおり、はじめマギーは、ニーガンを「因縁の相手」として憎んでいたし、殺そうともしていました。そして「〜デッド・シティ」のこれまでのシーズンでは、さらわれた息子ハーシェル(ローガン・キム)を取り戻すという自分の望みのために、ニーガンを利用しようとしていた。でも今では、お互いが家族のように近い存在で、頼れるのはお互いだけだと気づくところまで関係が深まってきます。シーズン3では、その気づきが視聴者を笑わせることもあれば、泣かせることもある。これまでにはなかった全く新しい2人の関係性が、どのように進展していくのかが、新シーズンで最も注目な部分だと思っています。
ジェフリー 自分たちが生き残るために、お互い変わっていかなければならない。
ローレン あとは、未来を信じているから。
ジェフリー そして愛も……。
ローレン そうね。愛というのは、社会における人々に対する大きな愛。
ジェフリー そうだ。なんせ、ニーガンは「人間愛の塊」だからな(笑)。
ローレン だから「ヒューマン・ラヴァー」って呼ばれているんだね(笑)。
―いい呼び名ですね!
ローレン ほんの一部の人にはね。
ジェフリー そんな奴いるか!? きっとどっかの裏社会の奴らだな(笑)。
マギーとハーシェルの関係の変化
―前シーズンではマギーがハーシェルを手放すという決断を下す場面がありました。スーザンとの関係、そして2度目の旅を経た後の彼女の心境についてお聞かせください。
ローレン 前シーズンの終盤では、マギーにとっての大きな葛藤が描かれていました。ハーシェルが自分自身の意思を持つ必要があると理解しながらも、親として手放すことがいかに辛いか、という葛藤。こうした状況は、アポカリプスの世界でも現実の世界でも同じように起こりうると思っていて、演じる上でも、物語として観る上でも、非常に深みのある色彩を持った場面だったと感じています。ハーシェルは自分の意思で母親の元を離れるという決断をし、自分が大切にしているものを改めて認識するようになりました。この変化が、今シーズンの大きなテーマでもある「価値観の違いを認め、前に進む何かを見つけよう」という方向につながっています。多くのトラウマを抱えるキャラクターたちが、それでも扉を開き続け、傷つきやすい部分をさらけ出すという姿勢、その脆弱さこそが強さの源にもなり、人々が力を合わせ、生き続ける理由を見つけることにつながるのだと。これは本作が探求し続ける、人生においても普遍的な問いだと思っています。
シーズン3からの新たな登場人物について
―今シーズンでマギーとニーガンが出会う新キャラクターについて教えていただけますか?
セス 今回は特に印象的なキャラクターが3人登場します。そのうちの2人は、脚本の制作チーム として「マギーとニーガンがなりうる将来の姿の警告」として構想しました。まず1人目はディラード(ジミ・シンプソン)。彼はバーを根城にしています。正確には不法占拠なんだけど。彼は10年間、ずっとひとりで過ごしていて、その孤独な状態から、2体のウォーカーを連れ込んで友人代わりにしています。ニーガンは今シーズンの冒頭で、孤独を望み、他の全ての人間と完全に決別しようとしていて、ディラードはその意味で、「ニーガン、このままだといずれこうなるぞ」という示唆を持つキャラクターといえます。次にレナータ(エイミー・ガルシア)。彼女は家族のような小さなコミュニティのリーダーで、マギーに対する警告的存在といえます。彼女のコミュニティは過去に「ブラージ」から恐ろしい被害を受けていて、彼女はクロアト(ジェリコ・イヴァネク)に対する大きな恨みを未だに拭うことができずにいる。その許せないという無力感、過去を乗り越えられないという状況が、今シーズン彼女に大きな影響を与えることになります。マギーにとっても、因縁の相手ニーガンという存在を乗り越えられなければ、それが壊滅的な結果をもたらしかねないという対比が描かれています。
―新シーズンを一言で表すと?
ローレン 新たな人間関係と、新たな世界観で、前のシーズンから続いていたさまざまな問題に新しいかたちで立ち向かってる。
ジェフリー 今シーズン、マギーとニーガンは、より良い未来を目指し「共闘」の道を選ぶんだ。
ローレン その通り!
ジェフリー といっても俺の言う「より良い」っていうのは流血もマシマシってことだけどね。
ローレン あ、そっちね! たしかにバイオレンス描写もより多くなっているわ。
過去の罪を受け止めジニー(マヒナ・ナポレオン)を救おうとするニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)の愛情を認め「敵討ち」をとどまったマギー(ローレン・コーハン)、母を裏切りマンハッタン支配を目論むダーマ側についたハーシェル(ローガン・キム)、前シーズンで大きく動き出した本作。シーズン3では、過去の因縁を乗り越え「共闘」を決意したマギーとニーガンが、多くの資源とウォーカーが共存するマンハッタン島で、新たな仲間たちとともに、再び動き出す。立ちはだかる新たな勢力とのバトルや、強烈なバイオレンス描写も健在の新シーズン。
■出演者(役名:俳優名)
マギー:ローレン・コーハン
ニーガン:ジェフリー・ディーン・モーガン
ディラード:ラウル・カスティーヨ
メイソン:ジミ・シンプソン
レナータ:エイミー・ガルシア
アームストロング:ガイウス・チャールズ
ダーマ:リサ・エメリー
ハーシェル:ローガン・キム
クロアト:ゼリコ・イヴァネク
■スタッフ
監督:シャラット・ラジュ、デイジー・フォン・シャーラー・メイヤー、シルヴァン・ホワイト、マイ ケル・スロヴィス、ローレン・ウォルクシュタイン
脚本:セス・ホフマン、マシュー・ネグレテ、ジャスティン・ボイド、ジェイシー・ヘルドリッチ、ミラ・Z・バーナム
製作総指揮:セス・ホフマン、スコット・M・ギンプル、ブライアン・ボックラート、コリン・ウォルシュ、ローレン・コーハン、ジェフリー・ディーン・モーガン、マシュー・ネグレテ、ジャスティン・ボイド、ロバート・カークマン、 デヴィッド・アルパート、ゲイル・アン・ハード
©2026 AMC Film Holdings LLC. All Rights Reserved.


