iOS 26で登場した「Liquid Glass」は、液体のような流動性とガラスのような透明感を組み合わせたデザインのこと。iOS 7以来、iOSは平面的な「フラットデザイン」を採用してきましたから、デザインの方向性が大きく変わったといえます。
ただし、iOS 26であらゆるアプリがLiquid Glassに切り替わったわけではありません。Appleは開発者に対し、システム標準のUIコンポーネント(SwiftUIやUIKit)を使うこと、独自デザインのツールバーや背景画像の使用を減らすことといった方針を示しつつも、Liquid Glass対応は義務ではなく努力目標というニュアンスでした。
性急なUIの変更が招くトラブルを防ぐためか、Appleは一時的にLiquid Glassを無効化し従来の外観(フラットデザイン)をある程度保つ一種の互換モードも用意していました。つまり、iOS 26はフラットデザインからLiquid Glassへの過渡期なのです。
しかし、iOS 27ではLiquid Glassが義務化されます。アプリを制作するとき、開発者は互換モードを選択できなくなり、Liquid Glassの流儀に従いUIをデザインしなければならなくなりました。iOS 27が公開される秋以降、アプリのデザインは基本的にLiquid Glassへと切り替わることになるでしょう。
今後はLiquid Glassのデザインにも変更が加えられます。WWDC 2026で発表されたところによると、iOS 27ではガラスのような表示効果(透明度)をきめ細かく調整できる透明度スライダーが追加され、一部からは見づらいとの声もある部分を微調整できるようになるそうです。
