ASRockブースで面白かったのは、ついに「Taichi」シリーズから登場するオールインワン水冷CPUクーラーである。ハイエンドとしての高い性能はもちろん備えつつ、テイストが全く異なるユニークな2モデルが用意されており、注目度は高い。同社の簡易水冷はまだ歴史が浅いものの、それだけに、攻めに徹した製品に仕上がっている。
1つめの製品は「Taichi 360 Holo」である。デザイン上の大きな特徴は、水冷ブロックのところに、まるでホログラムのように映像が浮かび上がっていること。水冷ブロック上に、LEDが1列に並んだブレードを搭載しており、これが高速回転することで、目の残像によって映像が見える、という仕組みだ。
<動画>シャッタースピードの都合でやや分かりにくいが、肉眼だと、もっとハッキリ見える
じつはこのLEDブレードは、水冷ブロックに内蔵したファン上についており、それで回転している。製品の検討段階では当初、流行の液晶画面を搭載するアイデアもあったが、ユーザーからの意見で、より性能重視のファンを採用することになったそうだ。こちらは年内の発売を目指しているとのこと。
もう1つは「Taichi Aqua 360 LCD」だ。この製品の特徴は、簡易水冷ながら、本格水冷っぽさを取り入れていることである。チューブの途中には、フローインジケータを配置。透明な水冷ブロックも採用しており、好みに応じて、その上に液晶ディスプレイを重ねることも可能だ。
さらに、デュアルポンプを搭載。片方が故障で止まったらアラートを出すので、もう片方が頑張っている間に、システムを安全にシャットダウンさせれば良い。故障でいきなり落ちることがないので、信頼性を重視する場合に良いだろう。こちらの製品については、夏の終わりくらいに出せれば、ということだ。







