Braveは6月4日、提供中のブラウザ「Brave」における有料版バリアントとして、「Brave Origin」を発売した。59.99ドルで購入することで、既存のBraveをアップグレードして使うことも可能だ。

  • 有料ブラウザ「Brave Origin」発売。59.99ドルのミニマル版、Linuxでは無料

    有料ブラウザ「Brave Origin」発売。59.99ドルのミニマル版、Linuxでは無料

Braveは、標準で広告の除去やトラッキングを拒否できるWebブラウザ。通常版ではプレミアム、AI、検索、VPNなどのオプトイン機能に加え、Rewards、Wallet、Web3ドメイン、サブスクリプション、パートナーシップ、プライバシー優先広告を通じて収益化が図られており、開発に役立てられている。しかし一部のユーザーからブラウザを有料化してでも収益化機能を削減したバージョンを開発してほしいという声が寄せられたことから、今回有料版となる「Brave Origin」が提供されることになったという。

Brave OriginではBraveが搭載するプライバシー機能をすべて備えつつ、ブラウザ単体で収益化を行ったことで既存の収益化機能がすべて除去されている点が特徴。Leo AIやニュース、リワードなどの機能が完全に取り除かれており、通常版のBraveからアップグレードした場合は自動的に消去される。実行ファイルはよりミニマルなものになり、WindowsのほかにmacOS、Android、iOSでも利用可能。ちなみにLinux版は無料で公開されている。

なお、BraveではBrave Originを利用しなくてもほとんどのBrave機能を非表示・無効化することが可能。またBrave Originの提供後もBraveの強固なユーザーファーストポリシーが変更されることはなく、通常版の機能追加やアップデートが打ち切られることはないとのこと。Brave Originは通常版Braveをリプレースせず、開発を買い切り価格でサポートする手段として提供される。