ライナフは1月20日、インターホンの呼出をスマートフォンで受けられる集合住宅向けシステム「ライナフGate インターホン」の提供を開始した。

  • ライナフGate インターホン

    ライナフGate インターホン

ライナフは、AIやIoTを活用した不動産向けのデジタルシステムを開発・提供している企業。提供中の主なサービスとしては、顔認証を用いたキーレスエントリーのオートロックシステム「ライナフGate」がある。

今回発表された「ライナフGate インターホン」は、入居者のスマートフォンを使ってどこからでも来客応対ができるシステム。専用アプリでカメラ映像を見ながら、会話やエントランスの解錠ができる。

外出中でも対応できることはもちろん、テレワークのWeb会議中など、自宅には居てもインターホンに出られない場面で活用できる。また、ボイスチェンジャー機能を搭載しており、女性の単身世帯などの防犯・プライバシーにも配慮する。

  • 専用アプリで応答可能

    専用アプリで応答可能

導入予定の物件としては、NTT都市開発の賃貸タワーマンション「ウエリスアーバン品川タワー」(東京都港区/305戸)がある。同物件は2003年に建てられ、大規模なリノベーションを終えて2022年2月以降の新たな入居者を募集している。ライナフGate、ライナフGate インターホンのIoTサービスが揃って導入される。

  • ウエリスアーバン品川タワー

    ウエリスアーバン品川タワー